ごめんね青春!
(2014年10月期・TBS・日曜21時枠)

脚本 - 宮藤官九郎
音楽 - 真島昌利、羽毛田丈史
演出 - 山室大輔、金子文紀、福田亮介
主題歌 - 関ジャニ∞「言ったじゃないか」
プロデュース - 磯山晶





第4話 恋の嵐!ガッついていこう!
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14年前三女の礼拝堂が放火され全焼し、三女の経営は悪化し、
東高との合併話が浮かび上がる。取りあえず一学期の期間、
一クラスずつ試しに交換の形で共学体制を取る。

バーでは蜂矢の父・善人がサトシに襲いかかろうとしていた。
そこにやってきた平太やりさ、平助などがそれを止めようとする。
祐子をそそのかしたことで如何にして蜂矢家が苦労したのか
を語る善人。蜂矢家は代々箱根の郊外で農業してきたが、自分
の代で無農薬野菜を売ったこと。殻を打ち破るしかなかったこと。
信頼を得て消防団団員にまで上り詰めたが、まさかの火事騒ぎ
で娘が男に唆されて放った火で火災になったと思われている事。
まるで八百屋のお七だなという平太に対して、ウンザリする程
これまで同様のことを言われたとして非難する。
火事から数週間後に祐子は家出してしまい捜索届も出さなかった
ので娘が犯人だと思われたままであるという。そのことで
一家は崩壊し、妻・広美とは離婚。りさをつれて私は再び
田舎に引っ越し、それでもりさを名門大を卒業するまで土地を
切り売りしつつ畑を耕し、馬鈴薯を育てて何となく作ったコロッケ
が三島コロッケだという。今ではロイヤリティで悠々自適に
暮らせているとはいうが・・このコロッケはどん底から這い上が
った男が作ったものだという。
そんな中突然責められ続けているサトシを見て平助は謝罪する。
しかし本当の謝罪の理由は言う事が出来ず、祐子さんが好きだ
った者でサトシの親友だとして名乗り出る。
そんな中何度も平助が送っていたメールを善人が返信していた
ことを知りショックを受ける。女に振られて親友に裏切られて
このサトシという男が憎くはないのか?と問われ、サトシからも
平助には殴る権利があることを言われるがとても殴れる状態で
はなかった。
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合併話に関してに関してどうなっていくのか不透明な状況の
中、文化祭実行委員たちは親睦を兼ねてシーパラに行こう
ということになる。しかし吉井は許さないだろうとしていた
ところで、許可撮りにいくと、なんと快くOKを出してくれる。
それどころか金曜日の放課後に教員達の間でも親睦会を行おうと
いうことになる。お互い歩み寄るのは良い事だとするが・・

異性との関係について、少しずつ歩み寄っていく様がなかなか
興味深く描かれている。
ここにいる人たちは生徒だけでなく教師の間でも、異性に対する
偏見はあるし、何よりも受け入れがたい思想・宗教の違いという
のもあるようだ。
宗教のことを軽く描いていることに嫌悪感をもたれているのか、
コントのような形で、邪道のドラマだということで視聴率が
伸びないのか、単純に人を選ぶ内容なのか。

なかなか本当のことが言えない平助の前に次々とサトシが責めら
れる姿が有り、それを目にして言えない事情というのが
苦々しくもあるけど、きっと火災の件ではまだまだ展開としては
裏が有りそうな気がするので反転するのを期待している。

「木更津キャッツアイ」じゃないけど、現実を提示した後に
過去に遡ってどんな展開故にそういう流れになったのかという
ことを面白く描いている。
小ネタも多くて、鈞ドンネタはよく分からなかったし、それでも
壁ドンネタもついて行けないところ世代(笑)だけど、それでも
なんとなく心地良く写る。

恋愛ネタが一気に吹き出した格好で、意外のようで意外ではない
組み合わせの中、ビルと古井の流れだけは最高のサプライズだった
のかも。

色んな形の壁ドンが見られた。
それが運命とされるものも居れば、単なる間違いということもある。
結婚しているのに、色んな倫理感を教える立場の人間なのに、
決して誉められない行動の中にも何処か人間らしさみたいなもの
を感じなくもない。
色んな青春の描写もまた心地良く写るものがあり、どの流れも憎めな
かった。
りさの最後の主張は強引かと思ったけど、なんとなく納得させられて
しまうというのもまた面白いね。
この人が本当に異性と付き合っていないのかと言われると、肉食系
っぽいのでなんだか言葉とは逆に態度では説得力はないんだけどね。


原 平助 …… 錦戸亮 (31歳、聖三島女学院3年C組)
蜂矢 りさ …… 満島ひかり (28歳、駒形大学付属三島高校3年3組、祐子妹)
蔦谷 サトシ …… 永山絢斗 (元・平助の親友)
蜂矢 祐子 …… 波瑠 (平助の初恋の人)

海老沢 ゆずる …… 重岡大毅 (あまりと隠れて交際)
山田・ビルケンシュトック・京子 …… トリンドル玲奈 (ドイツと山梨県の
ハーフ)
神保 愛 …… 川栄李奈 (じんぼー)
昭島 司 …… 白洲迅 (三択の昭島)
中井 貴子 …… 黒島結菜 (三女生徒会長兼C組学級委員)
阿部 あまり …… 森川葵 (ゆずると隠れて交際中)
村井 守 …… 小関裕太 (コスメ)
半田 豪 …… 鈴木貴之 (東高生徒会長、剣道)
古井 豊 …… 矢本悠馬 (クローズ)
遠藤 いずみ …… 富山えり子 (食いしんぼうキャラ)
佐久間 りえ …… 久松郁実 (巨乳、セクハラされる)
成田 淳 …… 船崎良 (りさに顔面蹴り)
大木 隆 …… 竜星涼 (佐久間を狙う?)
吉井 良江 …… 斉藤由貴 (三女校長。敬虔なシスター)
原 みゆき …… 森下愛子 (平助の母。数年前に他界)
原 一平 …… えなりかずき (平助の兄)
原 エレナ …… 中村静香 (24歳、一平の妻。元グラビアアイドル)
豪徳寺教頭 …… 緋田康人 (東高教頭。僧侶)
浜口教頭 …… 宍戸美和公 (三女教頭)
ガールズバー・ママ …… 植木夏十
村井 晋太郎 …… 津田寛治 (東高理事長)
淡島 舞 …… 坂井真紀 (東高養護教諭)
三宮 大三郎 …… 生瀬勝久 (東高校長、3D)
原 平太 …… 風間杜夫 (平助の父、曹洞宗の永楽寺住職)
蜂矢善人 …… 平田満 (父、三島コロッケ)

梅田考也、大平峻也、山田知弘
櫻井保幸、土井裕斗、鶴見和也、笠松将、笹和貴、成瀬駿
雅健志郎、北尾貴次、杉村昇馬、山本耕大、平竜、齋藤大貴
米光隆翔

伊倉愛美、齋藤明里、吉田まどか、團遥香、絵理子、斎藤亜美
瑠衣夏、成木未菜、鹿倉樹麗、白石糸、市山京香、野村香奈
梶原みなみ、星名利華、喜多陽子、村上穂乃佳

中学生のりえ …… 木村真那月

平間彰吾、本多明鈴日、池下ひまる、石井陽、富田豊心、今井馨之



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