ごめんね青春! (2014年10月期・TBS・日曜21時枠)
脚本 - 宮藤官九郎 音楽 - 真島昌利、羽毛田丈史 演出 - 山室大輔、金子文紀、福田亮介 主題歌
- 関ジャニ∞「言ったじゃないか」 プロデュース - 磯山晶
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第9話
今日大事な人にごめんねとさよならを言います
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蜂矢の姉の祐子が突然学校にやってくる。礼拝堂にいた女性 で火事を起こした女性だとするが、吉井は濡れ衣を着せられた
だけの彼女も被害者だという。祐子は高校を辞めた後に アルバイトをして通信高校を卒業後に東京の出版社に拾われた
という。蜂矢は話を聞いて「自分だけ悲劇のヒロインですか」 として不満を述べるが、それを一同止めると彼女は室内から
出て行ってしまう。今は東海ティーンでフリーライターをして いる事を語る。その際たまたま母校で合同文化祭の話を
聞いたのだとし、自分は学生時代に文化祭の実行委員だったと 語る。校長の三宮は平助に自分がDJのカバヤキであることを
バレている為に落ち着かない様子だった。しかもその場にいた 人物はみんな何かしらの「ごめんねグッズ」を身につけていた
のである。こんなにも身近にリスナーがいるなんて・・と 驚く。三宮は平助に校長就任した際にラジオは辞めようとした
がズルズルとそのままの状態で来てしまった事を語る。 平助は三宮に握手を求めるが、あまり感動しないとして
微妙な感じを語る。
みんなでバーにいく。 祐子が戻ってきたことで父・善人も呼ぶ。
善人は祐子を見ると寧ろ自分の方が信じて上げられなかった ことを謝罪。祐子はホテルにいた際にコロッケの広告を見て
注文したところでサトシと再会した事を語る。 祐子は何かの取材の中で非現住建造物の放火事件の時効を
聞いたことが有り10年だという。捜査は既に打ち切っており、 現場には花火の燃えかすが有ったのだという。14年前の火災
事件に自分たちは無関係である事を語る。
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祐子が戻ってくる中、校長室に集まる人たちは全て、自分たち が抱えている「ごめんね」エピソードを告白していることが
有り、告白できずにいる校長と平助は何処か似ているところが 有った。火事の件で時効を迎えているとはいえ、現場には
花火の燃えかすが落ちていたということを聞いて、平助は益々 罪悪感で押しつぶされそうになる。明日は文化祭の日・・・
何処かでゴメンネするタイミングを見計らっていこうとするが・・。
いよいよ残すところゴメンネする人が平助だけになったという 辺りの圧迫感も有る訳だけど、何よりも平助が犯人だとすることを
ある程度周りの人たちの中には知っていて、それでも尚告白するのを 待っている人がいるというところがまた泣ける感じがする。
そしてこれまでおちゃらけた性格でしかなかった住職が突然の ようにして「ラジオネーム住職」と称して、愛する人が現れた
際に改めて浮かび上がる当時の記憶ということを称して、 母親の思い出の流れと同時に平助に向けられる視線というのが
興味深く描かれている。
完璧な女性だと思っていた再婚相手のせつ子もその思い出には
叶わないとする流れをもって一話限りの存在感しか見せられなかった けれど、家事などを完璧にこなせる人が、その人にとっての
最良の相手とは言えないところがあるというところもまた 上手く出来ていたところ。
どんな人物であれ運命を信じているとする蜂矢の台詞がまた 自分の家族を壊した相手で有っても試練と称して乗り越えようと
語る辺り、妙なところが宗教観・信念が入って居るなとは思う。
ドラマを見ていると、同局で放送している「Nのために」の火事の 流れにも精通しているところがある気がするし、先日まで放送
していた、満島ひかりさん役の女性が殺人犯の妹だったとする ドラマ「それでも、生きてゆく」を踏襲しているような感じにも
思えてなかなか面白く盛り上がっているなと思う。
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原 平助 …… 錦戸亮 (31歳、聖三島女学院3年C組) 蜂矢 りさ …… 満島ひかり
(28歳、駒形大学付属三島高校3年3組、祐子妹) 蔦谷 サトシ …… 永山絢斗 (元・平助の親友) 蜂矢 祐子 ……
波瑠 (平助の初恋の人)
海老沢 ゆずる …… 重岡大毅 (あまりと隠れて交際)
山田・ビルケンシュトック・京子 …… トリンドル玲奈 (ドイツと山梨県の ハーフ) 神保 愛 …… 川栄李奈
(じんぼー) 昭島 司 …… 白洲迅 (三択の昭島) 中井 貴子 …… 黒島結菜 (三女生徒会長兼C組学級委員)
阿部 あまり …… 森川葵 (ゆずると隠れて交際中) 村井 守 …… 小関裕太 (コスメ) 半田 豪 …… 鈴木貴之
(東高生徒会長、剣道) 古井 豊 …… 矢本悠馬 (クローズ) 遠藤 いずみ …… 富山えり子
(食いしんぼうキャラ) 佐久間 りえ …… 久松郁実 (巨乳、セクハラされる) 成田 淳 …… 船崎良
(りさに顔面蹴り) 大木 隆 …… 竜星涼 (佐久間を狙う?) 吉井 良江 …… 斉藤由貴
(三女校長。敬虔なシスター) 原 みゆき …… 森下愛子 (平助の母。数年前に他界) 原 一平 …… えなりかずき
(平助の兄) 原 エレナ …… 中村静香 (24歳、一平の妻。元グラビアアイドル) 豪徳寺教頭 …… 緋田康人
(東高教頭。僧侶) 浜口教頭 …… 宍戸美和公 (三女教頭) ガールズバー・ママ …… 植木夏十 村井 晋太郎
…… 津田寛治 (東高理事長) 淡島 舞 …… 坂井真紀 (東高養護教諭) 三宮 大三郎 …… 生瀬勝久
(東高校長、3D) 原 平太 …… 風間杜夫 (平助の父、曹洞宗の永楽寺住職) 蜂矢善人 …… 平田満
(父、三島コロッケ)
梅田考也、大平峻也、山田知弘 櫻井保幸、土井裕斗、鶴見和也、笠松将、笹和貴、成瀬駿
雅健志郎、北尾貴次、杉村昇馬、山本耕大、平竜、齋藤大貴 米光隆翔
伊倉愛美、齋藤明里、吉田まどか、團遥香、絵理子、斎藤亜美 瑠衣夏、成木未菜、鹿倉樹麗、白石糸、市山京香、野村香奈
梶原みなみ、星名利華、喜多陽子、村上穂乃佳
若月せつこ …… 麻生祐未 刑事 …… 岩寺真志
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