ごめんね青春! (2014年10月期・TBS・日曜21時枠) 脚本 - 宮藤官九郎 音楽 - 真島昌利、羽毛田丈史 演出 - 山室大輔、金子文紀、福田亮介 主題歌 - 関ジャニ∞「言ったじゃないか」 プロデュース - 磯山晶 第10話 忘れない！青春ほど楽しい授業はなかった！ -------------------------------------------------------- 青春祭が始まる。 東高と三女が一緒になって共同作業している姿。 「青春とは神様からレンタルしている貴重な時間。いい年して しがみついていると痛い目に遭う」 蜂矢は平助の元にやってくると、主腰をかつで盛り上がってい た。平助はその件については文化祭が終わったときに全て話す と告げる。蜂矢は姉は文化祭が終わればもういなくなるのだ とすると、平助は祐子さんには今日告げると語る。 二日間有る青春祭初日は盛り上がっていた。 特に半田たちのお化け屋敷は半田のフランケンシュタインが 予想以上の怖さを表しみんなを脅かせる。 校長が倒れたとしてトミーは淡島先生の元に話しに来ると そこで校長は寝ていて全てを聞いていた。 初日は無事盛り上がりの中終了する。 平助は祐子に全てを話しに行こうとするが、サトシによって 止められる。サトシは平助のしたことの全てを知っていた。 平助はサトシに対して許して欲しいと謝罪する。サトシは 犯人扱いされたことよりも、親友に裏切られたことが許せない と語るも、お前が先に裏切ったのだとして反論する。俺は こんなやつだけど、べーやんは良い奴じゃないとダメなのだと いう。本当の事は言わなくて良い。祐子は平助のことが好きな のだというと夕べの三島FMのことを案の定平助は聞いていなか った。犯人だと言えば祐子は居なくなってしまうとし、祐子も べーやんも幸せになって欲しいのだと語る。 -------------------------------------------------------- ついに青春祭が始まる。 平助は自分が起こしたことの責任に関して、文化祭が終わった 時に話そうと考えていた。果たして文化祭が終わった後、平助 はみんなにどのようにして過去の火災の件を説明していくのか。 青春祭も一話だけでさらりと描かれてしまったけど、小道具さん たちの苦労が伺えるな。たった一話のエピソードの為に結構な ステージを用意しなければならない。まぁドラマでは往々にして 有るものだと思うけどね。 文化祭が盛り上がる分、告白する流れについても口に出しづらく なることは必死だし、冒頭でのナレーションからしても、 時間が立つほどにそこでの人間関係が形成されていいづらくなり そうだった。 過去がどんな人であれ、受け入れてくれるかどうかについては それまでの彼の行動にもよるところだろうけどね。 火災繋がりで「Nのために」とは妙に過去の因縁さ加減が被って しまったけど、誤解だったのかどうかについては曖昧。 「Nのために」では偶然はないとしていたけど、このドラマに於いて はある程度事情を察している人たちがいて、一緒に生きた心地の しない時を過ごしてきたのだろう。 みんながみんなあれは平助による火災が火元ではないと庇うシーン はなかなか面白くもあり説得力も有る。そもそもあの角度から してロケット花火で火災を起こすのは無理だよなぁ。 文化祭の最後を締めくくる教師のパフォーマンスに於いて 昭和vs平成の対決なんかもホッコリさせられるものがあり、 価値感のぶつかりが至る所で興味深く描かれたところもこのドラマ の憎めない部分だった。 クドカンのドラマの中でも1、2を争うほど好きなドラマになった 気がする。視聴率がついてこなかったことだけが残念。 原 平助 …… 錦戸亮 (31歳、聖三島女学院3年C組) 蜂矢 りさ …… 満島ひかり (28歳、駒形大学付属三島高校3年3組、祐子妹) 蔦谷 サトシ …… 永山絢斗 (元・平助の親友) 蜂矢 祐子 …… 波瑠 (平助の初恋の人) 海老沢 ゆずる …… 重岡大毅 (あまりと隠れて交際) 山田・ビルケンシュトック・京子 …… トリンドル玲奈 (ドイツと山梨県の ハーフ) 神保 愛 …… 川栄李奈 (じんぼー) 昭島 司 …… 白洲迅 (三択の昭島) 中井 貴子 …… 黒島結菜 (三女生徒会長兼C組学級委員) 阿部 あまり …… 森川葵 (ゆずると隠れて交際中) 村井 守 …… 小関裕太 (コスメ) 半田 豪 …… 鈴木貴之 (東高生徒会長、剣道) 古井 豊 …… 矢本悠馬 (クローズ) 遠藤 いずみ …… 富山えり子 (食いしんぼうキャラ) 佐久間 りえ …… 久松郁実 (巨乳、セクハラされる) 成田 淳 …… 船崎良 (りさに顔面蹴り) 大木 隆 …… 竜星涼 (佐久間を狙う?) 吉井 良江 …… 斉藤由貴 (三女校長。敬虔なシスター) 原 みゆき …… 森下愛子 (平助の母。数年前に他界) 原 一平 …… えなりかずき (平助の兄) 原 エレナ …… 中村静香 (24歳、一平の妻。元グラビアアイドル) 豪徳寺教頭 …… 緋田康人 (東高教頭。僧侶) 浜口教頭 …… 宍戸美和公 (三女教頭) ガールズバー・ママ …… 植木夏十 村井 晋太郎 …… 津田寛治 (東高理事長) 淡島 舞 …… 坂井真紀 (東高養護教諭) 三宮 大三郎 …… 生瀬勝久 (東高校長、3D) 原 平太 …… 風間杜夫 (平助の父、曹洞宗の永楽寺住職) 蜂矢善人 …… 平田満 (父、三島コロッケ) 梅田考也、大平峻也、山田知弘 櫻井保幸、土井裕斗、鶴見和也、笠松将、笹和貴、成瀬駿 雅健志郎、北尾貴次、杉村昇馬、山本耕大、平竜、齋藤大貴 米光隆翔 伊倉愛美、齋藤明里、吉田まどか、團遥香、絵理子、斎藤亜美 瑠衣夏、成木未菜、鹿倉樹麗、白石糸、市山京香、野村香奈 梶原みなみ、星名利華、喜多陽子、村上穂乃佳 刑事 …… 岩寺真志