昼顔 〜平日午後3時の恋人たち〜
(2014年7月期・フジテレビ・22時枠)

脚本 - 井上由美子
音楽 - 菅野祐悟
演出 - 西谷弘、高野舞、西坂瑞城
主題歌 - 一青窈「他人の関係 feat. SOIL&“PIMP”SESSIONS」
プロデュース - 三竿玲子、清水一幸





第10話 妻の逃避…試される愛の強さ
--------------------------------------------------------
慶子は俊介に対して紗和は何処に行ったのかと問う。家を出て
行ったのではないかと問うが、俊介はそれを否定する。
しかし俊介が会社を休んでいるのを見て異変を感じて居た。
紗和が不倫をするなんて・・と慶子をショックを受ける。

そんな中、乃里子から俊介に電話が鳴り、北野も昨日から帰宅
していないので一緒に居る可能性が高い事を告げる。乃里子は
俊介に責任が有るとし、ボンヤリしているから紗和を逃すの
だという。早く取り戻してくれという乃里子。

一方加藤はアートの仲介人である佐倉亜紀と共にスペインの
バイヤーの元にいく。
利佳子は15年ぶりに自分で働いた金で買った携帯を使い、
加藤の携帯に留守録を残す。
そんな利佳子の元に智也がやってくる。智也は紗和が職場に
来ていない事を告げ、スーパーの職員たちに客と不倫している
ことがバレて紗和が無断欠勤しているのだという。

紗和と北野は彼が大学時代に研究で使用していたロッジで
過ごしていた。

ささやかな時間・・宝物・・犠牲を払って手に入れたもの。
しかしまやかしであり一瞬の非日常的ことだと感じて居た。
--------------------------------------------------------

紗和も北野も追い出された格好で家を出るが、偶然にも居場所
を求めて歩いて行ったのは、二人が昆虫を見に行った自然公園
だった。二人は北野が大学時代に使ったことのある研究施設の
ロッジへと脚を運び一時の非日常を過ごしつつ、時は現実へと
引き戻していくことになる。
待っているものたちは浮気した相手を家で待つしかない中で、
それでも決して別れないことを語る。

よくよく考えれば、浮気している相手を切望するかのようにして
浮気された相手が自宅で待っているという辺りは不思議な感じ。
離婚もしないと言い張る姿が有るのだけど、元凶を作った
背景の中に愛情は存在しないからこそ、このような事態に陥っている
訳で、そこまでして今の形を拘る理由は一体なにが有るのか。

愛しているけど、その愛の形は様々で、表現の仕方だけが悪いもの
が遭ったり、生活リズムの中でその愛が伝わらないことへの
もどかしさというのを感じられればまだしも、なんだか生活その
ものの中に愛情そのものが欠落している感じ。

誰もが幸せになれないドラマで、禁断の恋だからこそ時々盛り上が
るけど、やはり現実が時折フとした瞬間に顔を覗かせると、
正直そんな恋の盛り上がりにも冷めるところがあるんだろうなと
思うと素直に楽しめないと思う。

また変な生徒が出てきて暴れていきました。
また変な社員が出しゃばり何を求めているのか分からない風な形
で関わってきました。元妻が気持ちを再燃させて邪魔するけど
加藤は独身なのでトライすること事態は悪くは無いと思うが、
携帯で連絡が付かない程度で別れるような関係でもないだろうし、
ちょっぴり登場のタイミングは今更感があるな。

全然面白く感じないけど、視聴率は高いので多分自分との感性が
合わないだけのような気がする。


笹本 紗和 …… 上戸彩 (俊介の妻)
滝川 利佳子 …… 吉瀬美智子 (徹の妻)
北野 裕一郎 …… 斎藤工 (晴鐘学園付属高校理科教師)
北野乃里子 …… 伊藤歩 (准教授、裕一郎の妻)
長谷川 美鈴 …… 木南晴夏 (俊介の部下)
滝川 徹 …… 木下ほうか (女性誌「BONITO」編集長)
滝川 真菜 …… 山口まゆ (娘)
滝川 陽菜 …… 豊嶋花 (娘)
萩原 智也 …… 淵上泰史 (利佳子の不倫相手)
笹本 俊介 …… 鈴木浩介 (紗和の夫)
笹本 慶子 …… 高畑淳子 (俊介の母)
加藤 修 …… 北村一輝 (雑誌などに挿絵を描く画家)

高橋茂子 …… りりィ (校長)
増沢雄二 …… 螢雪次朗 (教頭)
松田 峰子 …… 橘ユキコ (紗和のパート仲間)
清水 博美 …… 原田佳奈 (紗和のパート仲間・上司・主任)
水谷 京子 …… 今藤洋子 (女性誌「BONITO」編集者)

佐倉亜紀 …… 高橋かおり (加藤の元妻)

アベル、ダビド・ムノス、エリック・フェルマン



inserted by FC2 system