第9話
ついに上條失脚へ!変人コンビがキャリア官僚の大罪を暴き出す!
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大森北署管内でひき逃げ事件と隣接する東大井署管内で殺人 事件が発生。いずれも外務省の職員に関与していたことが
分かる。捜査している中、戸高が麻薬の売人を逮捕するが、 麻薬取締局の矢島は自分たちが内偵している案件故に、売人を
すぐに釈放するよう求めてくる。 その頃公安の折口は警察庁の上篠の元を尋ねると、おとり捜査
に関与していたことが分かると不味いと感じ互いにもみ消そう としていた。
竜崎は外務省の内山に会うと、二つの事件がコロンビアの麻薬 組織・カルテルと繋がって居る事を語る。
内山に情報の提供を呼びかけ、このまま外務省職員である 若尾や八田を殺した犯人が逮捕されないままでも良いのかと 問う。
竜崎家では美紀が三村に逢う為にカザフスタンまで行こうと している事を知る。来月まで帰ってこないのだというと、
父・伸也は電話やメールでコンタクトを取るのではダメなのか と問う。冴子は夫に対して恋愛のことが分かっていないと告げ
美紀は確認したいのだと語る。弟の邦彦はそれならば行って くればと語り、それで気が済むのであれば・・という。伸也は
性急に結論を出そうとするなと落ち着かせる。
深夜に竜崎の元に電話が鳴る。
すぐに警察署にいくと、戸高は情報屋の一人がひき逃げ現場 を見たというものがいるとし、運転手の顔も見ているのだと
いう。隆東会の幹部・天本兼一であること。しかし幹部が何故 人を轢くのかと問うと、麻薬絡みなのではないかと告げる貝沼。
裏が取れ次第逮捕しようと告げ、麻薬取締局の矢島には自分の 方から話しておくと語る。
相変わらず野間崎捜査官からのクレームがやってくる中、伊丹 もやってくる。伊丹は俺の動きは公安によって見張られている
ので竜崎に対して、この二つの事件を統括しその捜査本部の 本部長になるよう告げる。これが合理的だと竜崎も思っている
だろうと。しかし竜崎はそうなと警視庁の刑事が所轄の部下 という形になると語ると、その辺は伊丹が調整するという。
東大井署にも顔が利く人物に補佐してもらいたいとして、 第二方面本部管理官の野間崎が適任だと感じる。
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