きょうは会社休みます。
(2014年10月期・日テレ・水曜22時枠)

原作 - 藤村真理『きょうは会社休みます。』
脚本 - 金子茂樹
音楽 - 得田真裕
演出 - 中島悟、狩山俊輔
主題歌 - 槇原敬之「Fall」
チーフプロデューサー - 神蔵克
プロデューサー - 櫨山裕子、秋元孝之

http://www.ntv.co.jp/yasumimasu/





第3話 こじらせ女のお泊まりデート
「初カレの家…甘いムードで大惨事!」

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青石花笑は30歳の誕生日に年下の男性・田之倉との初体験を
持つ。そんな彼から告白されるが、なかなか彼の言うことを
信じることは出来なかった。しかし花笑は思いきって付き合う
事を決める中、彼から土曜日に映画に誘われる。
更に付き合うと決まった直後に彼は下の名前で"花笑"と読んで
きたこと。敬語とタメ口が同居する中、映画館で感想を
言い合える人が居るのがこれまで羨ましく思っていたが、
ついにその相手が出来たのである。目覚ましで起きられない
のは何時以来のことなのか。
大城からは彼氏と上手くいっているであろうことを指摘され
る中で、田之倉が青石のことを花笑と呼んでいる事を知る。
しかし大城は鈍い性格故に花笑の彼氏が田之倉だということに
は気がつかなかった。花笑は彼氏と結婚したら田之倉花笑に
なると想像し、字面と響きは悪くはないと想像する。

朝尾とエレベーターホールで会う花笑はメガネを外したことを
受けて、女は男で変わるというけど、年下の彼氏と付き合う
場合には重たい女に変わらないように気をつけるよう言われる。

花笑はこれまで会社の重荷にならないように気を遣ってきて
いた。自分の理想を相手に押しつけて相手の負担にならない
ように気をつけなければならないと感じる。

自宅のソファーでうたた寝している際、愛の重さに耐えきれず
逃げ出す田之倉の夢を見る。
そんな中、田之倉からメールが届く。そこには土曜日の映画の
後にウチで鍋をしないかというものてで、もしよければ次の日
は休みなので泊まらないかという誘いだった。
しかし付き合い始めて最初のデートで泊まるというのはだいぶ
早い気がするとして違和感を覚えるが、マモルの姿を見て
恋愛に臆することなくチャレンジしていこうと決めるのだった。
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花笑は田之倉とつきあう事になり、花笑はメガネを外し、田之倉
は花笑のことを下の名前で呼ぶようになる。
そんな花笑の姿を見て朝尾は女は男性によって変わるものだが
年下の男性と付き合う際には、「重い女に変わらないように」と
忠告される。今まで誰にも迷惑をかけたことのなかった彼女として
は好きな彼に、そんな重さを感じさせないようにする為に、
気を使った行動を取っていく。

一話の段階から順調に田之倉と花笑の関係が進んでしまうと
この先どういうトラブルがあるのか気になるものがある。

年上の女性が年下の彼氏に心配する気持ちは分かるし、男性が
思っている以上に結婚適齢期を迎えている女性にとっては、
遊んでいるヒマはないけど、彼氏に結婚を迫ることで、重たい
女だと思われることに憶することになり、結局のところ、ズルズル
と時間ばかりが無駄に経過してしまうという事情が有るのだろう。

悲しいけど年齢に対するイニチアチブが、男女の間の駆け引きに
置いて、男性側有利に働くことと、年上としてのプライド感
からストレスとして存在してしまう中での恋愛事情故に、どれだけ
男性側がそんな事情を察して付き合っていくのかというところに
かかっているのかも知れない。

正直田之倉の行動を見てね信用出来るところを感じ無いのは
何故なのだろうか。

ただ初恋によって神経質にある姿というのは、男性であれ女性
であれ最初に経験するものには通過儀礼のようなものがあるので
その辺は仕方がないのかも。

性格や趣味の違いなど、大して互いの情報を知る事もなく、
フィーリングだけで付き合い始めた二人がこの先、なんのトラブル
もなく進んでいくのか。

やはり年相応に朝尾と付き合っていくのが良いのではないかと
思う所もあるけど、朝尾が全てを知っている的態度を見ると、
なんとなく踏み切れないところも有りそうだ。

「逢う度に変わっていく女。風向きとタイミングがある」
として、朝尾は花笑に轢かれていることを示唆している。

加々見が朝尾に対して「恋愛とは何か?」を問うシーンが有り、
「相手に関係無く結果が変わらないもの」だとしていたけど、
深いようでイマイチ難しい言葉なのかも。


青石 花笑 …… 綾瀬はるか (30歳、彼氏居ない歴30年、こじらせ女子)
田之倉 悠斗 …… 福士蒼汰 (21歳、アルバイト、現役大学生)
朝尾 侑 …… 玉木宏 (35歳、イタリア食品会社CEO)
大川 瞳 …… 仲里依紗 (25歳、花笑の後輩)
大城 壮 …… 田口淳之介 (29歳、花笑と同期)
加々見 龍生 …… 千葉雄大 (24歳、コネ入社)
鮫島 栄彦 …… 水上剣星 (社員)
勝浦 大知 …… 渡辺邦斗 (社員)
浅田哲也 …… 井川哲也
町田直隆 …… 神農直隆
高橋泰成 …… 金原泰成
羽生朋広 …… 中津川朋広
鈴木俊樹 …… 畑俊樹
笹野 一華 …… 平岩紙 (30歳、花笑の大学時代からの親友、2児の母)
武士沢 吉洋 …… 田口浩正 (寿司屋の店主)
立花 貴昭 …… 吹越満 (52歳、デザート原料課課長)
青石 巌 …… 浅野和之 (58歳、出版社・学術系新書の編集)
青石 光代 …… 高畑淳子 (56歳、元教師、花笑の母)
マモル …… ジェントル

鳴前ひろ乃 …… 古畑星夏

粕谷吉洋、竹井洋介、内田純

なんしぃ、今村裕次郎、比岡優子、伊藤悌智、岡崎歩美
和田幸太郎、齊藤麻利、森由佳、廣瀬裕一カ、平澤宏々路、
ジェイソン・ストラットマン、松原汐織、大塚まゆり、岩永達也
ラヌロ、ステファニー・ヨーステン、トーマス・オニール
アレッサンドロ・D



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