MOZU Season1 〜百舌の叫ぶ夜〜
(2014年4月期・TBS・木曜21時枠)

監督 - 羽住英一郎
原作 - 逢坂剛『百舌の叫ぶ夜』『幻の翼』(集英社文庫刊)
脚本 - 仁志光佑
音楽 - 菅野祐悟





第10話 狙われた空港…止まらない爆弾倉木が辿り着く真実
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森原官房長官の元、警察庁と県警を統合して公安省を設立しよ
としている事が分かり、公安の室井に大統領来日に際して
テロリストによる大統領暗殺事件を起こして、それを世間にも
周知させようとする意図があることが分かる。
津城は不当に逮捕され、倉木も妻・千尋が爆弾事件の主犯だと
して監視対象だと言われる。
大杉は現在公安内で起きていることに対して上司の村瀬に
全てを話して、大統領の身が危険であることを唱えるが、証拠
がないと言われる。しかし大杉はここで動かなかったら刑事
になった意味がないとしてなんとかしてこの陰謀を止める
べきことを訴えていく。
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警察組織の弱体化を示唆して市民たちに公安省を認可させよう
とするものたちが居る中で、市民たちの知らない所で起きている
内部事情に関して、決して公開されることのない事実として
存在していることに違和感を唱えるものたち。
取りあえず室井たちがしようとしている大統領暗殺の件に関して
は阻止しようとして奮闘するが・・・

うーん。
やっぱりシーズン2を意識している為か中途半端な感じが否めない。
今回のエピソードもとにかく死んだと思ったものが何度も
生き返ってはゾンビのように襲いかかってくるという感じで
違和感しか感じなかった。

印象に残ったのは囚われてしまった倉木が車の中で暴れて
なんとか空港に戻る為に暴れ回ったシーンで、あの辺のカースタント
シーンが良かったのかなと思う。

テロを臭わす派手なパフォーンスならば、もっと効果的な場所が
あるハズなのに、何故空港なのかって感じもする。
しかも倉木も含めて全員関係者は容易に警備区域にズカズカっと
入り込んでは荒らし回る姿。セキュリティは簡単に破られ、
鳴宮があっさりと爆弾の在処を見つけているという辺りも違和感
は有るし、結局ダルマとかグラークαに関しては、シーズン2
に持ち越し。

室井役の生瀬勝久さんとかまるでアクションが出来なさそうな
人たちをそういう役として演じさせるというのは興味深かったのかな
と思うけどね。

「真実を知って得することになんて有るのか?」

真実を追究することを辞めれば人類はそこで進化が止まると思う
が・・・


倉木尚武 …… 西島秀俊 (警視庁公安部特務第一課)
大杉良太 …… 香川照之 (捜査一課)
明星美希 …… 真木よう子 (警視庁公安部)
津城俊輔 …… 小日向文世 (警視庁警務局の特別監察官)
鳴宮啓介 …… 伊藤淳史 (警視庁台東警察署入谷交番)
室井玄 …… 生瀬勝久 (警視庁公安部)
新谷和彦 …… 池松壮亮 (プロの殺し屋・宏美と双子)

東和夫 …… 長谷川博己 (アテナ・役員シニアアドバイザー)
倉木千尋 …… 石田ゆり子 (尚武の妻、元警視庁公安部捜査員)
倉木 雫 …… 小泉彩 (尚武・千尋の娘)
筧俊三 …… 田中要次 (フリーライター、「パラサイトネット」日本支部
幹部)
来栖利理 …… 奥貫薫 (千尋の友人。メンタルトレーナー)
若松忠久 …… 戸田昌宏 (公安第二課課長)
少年期の和彦・宏美 …… 佐藤瑠生亮

河村 …… 大鷹明良 (警察庁長官)
大和田 …… 津嘉山正種 (警察庁幹部)
森原 健吾 …… 瑳川哲朗 (内閣官房長官)
タラキー …… アハマッド・アリ (サルドニア共和国大統領)

佐藤一平、佐々木一平、鳥木元博
遠藤たつお、松永大輔、日下部千太郎、伊藤毅、寺本翔悟
長峰由紀(アナ)、山藤美智(アナ)



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