信長協奏曲 (2014年10月期・フジTV・月曜21時枠) 原作 - 石井あゆみ『信長協奏曲』 脚本 - 西田征史 音楽 - ☆Taku Takahashi（m-flo / Tachytelic inc. / block.fm） 演出 - 松山博昭、金井紘、林徹 主題歌 - Mr.Children「足音〜Be Strong」 プロデュース - 村瀬健、羽鳥健一 第8話 命に代えても守るもの…信長様と見た夢 -------------------------------------------------------- サブローの元には先日現れた松永がやってくる。 撃たれたと聞いたが内臓とか大丈夫なのか?と問う。 サブローは松永の印象がすっかりイメチェンしていることを 指摘。先日来た時には"信長は終わりだ"と言っていたでしょ というが、それはそれだという。松永はサブローが5ヶ国の "総理"になったとして同盟の申し入れに来たと語る。 その頃森は領民達からの不満を一挙に浴びていた。 年貢を下げろという要求。 サブローは常々笑って暮らせる国を作りたいと考えていたが その方法が見つけられずにいた。 そんな中城下で領民達が不満の声をあげているということで サブローは自らその声を聞きに行くという。 その間にも森は領民たちの勢いを押さえつけようとして平謝り。 それを見ていた森の長男・勝蔵と次男の蘭丸は心配と不満の 顔で父の姿を見ていた。 信長はみんなの前に出るとみんなの言葉を聞きたい事を告げ、 とにかく良い国を作ろうと呼びかける。 その頃松永は子供が持っているのが"平成の歴史教科書"だと 知り子供から詠ませてもらうが自分の事が書かれていないので 不要だとして返す。 サブローは帰蝶を連れて町へと繰り出す。 領民たちの暮らしを調査するがそのついでに"でいと"しよう としていた。不満を述べる帰蝶に何でも買うと約束する。 そんな中サブローは思った以上に店の商品が高いことに 気がつく。話を聞くと「座がある」為でそれは商人たちの 組合だという。先ずはそこに入らなければならず、入っても 高い料金を払わねばならないとのこと。 一緒に付いてきた藤吉郎は商人頭に対して、饅頭を売るためには もう少し人の往来を多くしなければならないことを指摘。 この町に多くの人が往来すれば自然に金は集まると語る。 しかし往来には関所があることでもまた難問として残されていた。 それを聞いたサブローは座も関所も廃止しようと語る。 -------------------------------------------------------- サブローは数ある危機有る状況から回避することで気が付くと 5カ国を統治する大名へと成長していた。 そんなサプローの元には松永が同盟の申し入れにやってくる。 一方そんな中、尾張の国の中でも年貢を下げろとして領民たち の不満も募っていた。市民が求めているものとは一体何なのか。 森りんが領民の怒りを一心に受け取る中、サブローは領民達の 声に耳を傾けていく。そして実地調査とばかりに帰蝶とデートを カモフラージュにして町の状態を視察するが・・・ 森下能幸さんは長いこと色んな脇役として登場したけど、ここまで フューチャーされて描かれたことってあるのかな。 信長の生き方に共感しつつ、親としての威厳を保つ為に、息子の 手本になるべくして、力では叶わない武士としての役割を 町民を束ねて信長の重要な京への拠点となるべく場所である宇佐山 を守る為に奔走する。大河でもこういう死によって息子が親の跡目を 引き継ぐ流れは有るけど、やはり民法さんらしい盛り上げ方で 面白いものが有った。 今回は松永だけでなく徳川のキャラ変が描かれた。 サブロー/織田もまたキャラ変の一人であることを、この二人も 実はキャラクターの変更に際して同時に似たような顔をした人物 が何処かに存在していて、重要な場面ですり替わる可能性は 否定出来ない。このキャラ変によって、ある意味では時代の整合性 を図り、上手いこと最後は史実通りの流れを作る為の存在なの ではなかろうかと思っている。 それに対してアレほど大義を持っていた長政が実に憎たらしいまで のキャラクターに成長していること。 そして何よりも信長周りでうごめく間者の動きなり、周りを 取り巻く大名たちが、織田潰しに躍起になり始めたこと。 ちょっぴり戦乱の最中でのサブローと帰蝶の恋愛話も良い感じの 味付けだし、バランスよく描かれているね。 サブロー / 織田信長 …… 小栗旬 明智光秀 …… 小栗旬（二役） 帰蝶 …… 柴咲コウ (義龍の妹) 池田恒興 …… 向井理 (信長の家来) 田原伝次郎 …… 山田孝之 (浅井久政の間者/信長の家臣) 竹中半兵衛 …… 藤木直人 (信長の家臣) 前田犬千代 …… 藤ヶ谷太輔 (信長の家臣) ゆき …… 夏帆 (帰蝶の侍女) 徳川家康 …… 濱田岳 柴田勝家 …… 高嶋政宏 (信行の家臣) 森可成 …… 森下能幸 (信長の家臣) 丹羽長秀 …… 阪田マサノブ (信長の家臣) 佐々成政 …… 阿部進之介 (信長の家臣) お市 …… 水原希子 (信長の妹、長政に嫁ぐ、) 竹中重矩 …… 上山竜治 (半兵衛の弟) 浅井長政 …… 高橋一生 (近江の城主) 浅井久政 …… 村井國夫 (長政の父) 足利義昭 …… 堀部圭亮 (十三代将軍義輝の弟) 松永弾正久秀 …… 古田新太 (鬼、ヤクザ、入れ墨) 朝倉義景 …… 小市慢太郎 (越前の当主) 細川藤孝 …… 市川知宏 (義昭の家臣) 蜂須賀小六 …… 勝矢 商人頭 …… 池田鉄洋 森勝蔵 …… 北村匠海 (長男) 森蘭丸 …… 田中奏生 (次男) 加山到、横塚真之介、徳秀樹、村上和成、坪谷隆実、黒田浩二 橋本銀次、富田エル、黒岩桃子、 浦野博士 河野達郎、金子太郎、飯野泰功、巴山祐樹、鈴木誠克 助友智哉、志野リュウ、伊藤豊、北和輝、白神允 村田佑輔、桜井ハル、広瀬圭祐、村本明久、岡田賢太郎 佐藤五郎、 本城雄太、杉山裕右、黒瀬真理、木場允視、雲省大輔 田中良、坂本隆、菊地雄大、矢島一憲 赤星昇一�ｶ、コビヤマ洋一、岩田丸、菅登未男、山内ツトム 小川慶永、手塚涼太、込江大牙、高井雪乃介、来栖聖樹 出口正義、木場允視、雲省大輔、高野ひろき、坂本隆 帯金伸行、黒岩桃子、玉一禄大