ペテロの葬列 (2014年7月期・TBS・月曜20時枠) 原作:宮部みゆき 脚本:神山由美子 プロデューサー;鈴木早苗、橘康仁 演出;金子文紀、岡本伸吾、竹村謙太郎、山�ｱ銃司 主題歌:近藤晃央「心情呼吸」 http://www.tbs.co.jp/petero2014/ 第4話 ３０年前の真実…明かされる悪の歴史…動き出した後継者争い -------------------------------------------------------- 亡くなったハズのバスジャック犯・暮木から約束通りの金額 とまでは行かないものの、慰謝料としてそれぞれに300万から 500万円が送られてくる。誰が送ったのか調べようということに なり警察に知らせるのは一端保留になる。杉村は完全に危ない 橋を渡っていると考え、辞表も用意していた。 8人の人質の中で園田がもっともダメージが大きかった。 1984年、園田は会社研修の一貫としてトレーナーから色々と 聞かれていた。男性経験とか私生活にまで言及する質問を されどうしてあんたに話さなければならないのかとして拒否 し続ける。 園田は未だに休職していた。彼女の休職には私にも責任がある という今多嘉親の本に杉村は会いに行っていた。そこで辞職願 を提出する。杉村は現在に至るまでのバスジャック事件のその 後の対応について今多嘉親に話す。特に慰謝料が送られてきた こと。自分はどんな金が分からなければ受け取りたくはない という。杉村は本来ならば園田に相談しているハズだと語る が今多嘉親から今の彼女は話せない状況に有ることを聞かされる。 今多嘉親は暮木だが本名とは限らない事を語る。 暮木は恐らくトレーナーなのだろうとし、ST(センシティビ ティトレーニング)・・つまり自己啓発セミナーのことだと いう。高度成長時代の60〜70年代にはどの企業でもそういう のを取り上げる企業が多かったたこと。優秀な企業戦士を 詰まることを目的に社員研修の形で受けさせたのだという。 トレーナーには絶対に逆らえない状況の中何件も事件が 起きたのだという。参加者達の自殺。園田はそのセミナー を受けている最中に独房の中で壁に頭をぶちつけて自殺しよ うとしたことがあることを聞かされるのだった。 -------------------------------------------------------- バスジャック被害者の元に予告したとおり謝罪金として金が 送られてくる。それぞれに事情を抱えており、この金が必要だ というものも多い中、8人の人質たちは金の件を警察に話すべき かどうかの討論となり、とりあえず送った人物が分かるまでは 金を使用せず、警察にも知られないようにしようとして約束 することになる。 園田が未だに出社しないことや、杉村が危険なことをしようと していることで、会社に迷惑をかけまいとして杉村は退職届けを 嘉親に提出するが・・・ 自己啓発セミナーなど、今でも名前はよく聞くものがあるけど、 高度経済成長時代の頃とは違うものがあるのだろうか。 そんなトレーナーが現在になって「オレオレ詐欺」に見るリーダ ー格となっているであろうことも想像出来るけれど、ここまで来て しまうとイチ広報室副編集長のやるべき案件なのかという感じは 否めない。 この調査に於いて何者かが尾行しているのではないかとする疑惑。 意外な形で詐欺事件の被害を訴えていた足立則生と他界している 探偵の北見との繋がりが発覚し、その流れから杉村とも顔を合わせる ことになるけど、殺害されてしまう流れも有って、トレーナーとの 関連性がどのような組織図として存在しているのか気になるところ。 そして人の殺害が関わっているようであれば、やはり杉村の関与は これ以上危険だと思うので、関与すべきなのかは気になる。 疑い始めると色んな人が疑いの範疇に入ってくる。 後継者争いの話なんかも加味されて、以前に前振りされている 今多家の本家と分家の問題なども関与してくるのだろうし、 杉村自身の生き甲斐と、家族を守る長としての存在の間で 揺れ動く状況は今後辛い決断へと導かれていくところも有るのか も知れない。 井出のゲスっぷりがなんとも言えないけど、間野京子の過去という のもまた同時にミステリアスさを生んでいるね。 地味だけどレンタルされているという睡蓮の絵が変わっていくところとか、 政財界のスキャンダルは銀座のホステスに聞けという言葉があるように 睡蓮のマスターが色んな件で耳にしているであろう辺りの流れも ちょっと気になる。お盆を落とすタイミングがまた憎たらしいほど良かった りするし(笑) 杉村三郎 …… 小泉孝太郎 (広報室副編集長兼記者) 間野京子 …… 長谷川京子 (エステティシン) 杉村菜穂子 …… 国仲涼子 (嘉親の娘、三郎の妻、心臓が弱い) 園田瑛子 …… 室井滋 (広報室室長兼編集長) 手島雄一郎 …… ムロツヨシ (広報室編集) 椎名遥 …… 岡本玲 (広報室編集) 井手正男 …… 千葉哲也 (広報室) 野本敦弘 …… 犬飼貴丈 (広報室) 今多嘉親 …… 平幹二朗 (今多コンツェルン会長) 森信宏 …… 柴俊夫 (元今多コンツェルン常務取締役) 橋本真佐彦 …… 高橋一生 (広報部会長秘書室付) 今多小夜子 …… 安蘭けい (社長夫人・菜穂子の義姉) 高野千夏 …… 映美くらら (会長秘書室秘書) 佐々木 …… 桃香 (社長付秘書) 水田大造 …… 本田博太郎 (喫茶「睡蓮」マスター) 杉村桃子 …… 小林星蘭 (娘) 遠山美緒子 …… 佐藤直子 (会長秘書室長兼第一秘書) 暮木一光 …… 長塚京三 (69歳、バスジャック事件犯人) 田中雄一郎 …… 峰竜太 (バスジャック事件・金属加工業) 迫田とよ子 …… 島かおり (バスジャック事件・老女) 柴野和子 …… 青山倫子 (バスジャック事件・運転手) 坂本啓 …… 細田善彦 (バスジャック事件・大学中退) 前野メイ …… 清水富美加 (バスジャック事件・「クラステ海風」バイト) 山藤 …… 金山一彦 (刑事) 今内 …… 西村元貴 (刑事) 早川多恵 …… 冨士眞奈美 () 足立 則生 …… 渋川清彦 (新聞配達) 高越 勝巳 …… 水橋研二 (足立が恨んでいる?) 井村 絵里子 …… 入山法子 (妊婦) 森 弥生 …… 山口果林 (妻・認知症) 老婦人 …… 中尾ミエ 男性講師 …… 信太昌之 中島葵、田村勝彦、兎本有紀、土井敏之(アナ) 解世雄、メイコ