ペテロの葬列 (2014年7月期・TBS・月曜20時枠) 原作:宮部みゆき 脚本:神山由美子 プロデューサー;鈴木早苗、橘康仁 演出;金子文紀、岡本伸吾、竹村謙太郎、山�ｱ銃司 主題歌:近藤晃央「心情呼吸」 http://www.tbs.co.jp/petero2014/ 第8話 衝撃の一夜！妻は…夫の決断全ての謎を知る意外な共犯者！ -------------------------------------------------------- 暮木は一体何者なのか・・・そして暮木が亡くなった後、バス ジャックの被害者に金を送ってきたのは誰なのか。 金を受け取ることで杉村は今多コンツェルンには迷惑は掛けら れないと考えて辞表を受理してもらう時だと考える。そして 妻の菜穂子に対して家を出ないかと語る。 亜子の開店パーティで菜穂子も手伝ったことも有って出席して いたが、杉村が間野と仲良くしていたのを受けて、菜穂子は 橋本と出かけてしまう。 杉村は菜穂子と連絡が取れず心配する中、彼女が帰宅。 足が痛くて靴を買いに行ってきたというが、赤い靴には砂が 付着していた。亜子も間野も心配していた事を告げ、連絡くらい は入れて欲しいと語る。 菜穂子はバスジャックの件で私もその場にいれば良かった として、一緒に働ける人や一緒にその話題を語り合える人たち が羨ましい事を語る。私はアナタの役に立ったことがないという 菜穂子は足を引っ張るだけの存在だという言葉を受ける。 杉村はいつからそんな馬鹿な考えを持つようになったのかと 問うと仕事を辞めさせて結婚をした時からだという。 私はずるい女だと落ち込む。杉村は今まで口に出さなくても分 かってくれていたと思っていたがこれからは口に出していう と語ると、俺は十分に幸せなのだと語る。 橋本と海岸で逢っていた菜穂子は高橋から暫くは逢えないと 言われていた。 一方間野のアパートにはストーカーの影があり、それを知った 間野はホテルで一時退避する。 今多会長は北米のシンポジウムに参加しようとしていた。 容体を気にして反対するものも多い中で、杉村はなんとか 北米行きが決まるまでに報告書の提出をしなければならないと 感じていた。 そんな中、メイからの連絡で杉村と手島は睡蓮で会うことに なる。メイによると暮木の知り合いを見つけたというものだった。 -------------------------------------------------------- 杉村は誰にでも優しく接する為に、菜穂子としては間野との 気持ちを共有している夫のことが気になっていた。 そんな中、ついにバスジャックの被害者の一人、メイが暮木一光 の知り合いを見つけたとして杉村たちに連絡を取ってくる。 閉店していたコンビニから送られてきたものだったが、実は 形を変えて今でも営業していることが判明する。 金によって人が変えられるということが色んなパターンによって 描かれていく感じ。 人間には二つのタイプが有って、やはり騙す人と騙される人の 構図と分けられてしまうのか。 菜穂子が杉村に対して罪悪感を持っていることは分かるにしても 橋本に気持ちを寄せていく事への違和感は存在しているし、 夫と間野との関係を心配する前にまずは自分の気持ちと向き合う べきではないかと思わせるものがあるな。 菜穂子の母が元々嘉親の愛人だったことも有って愛することに 対して普通の人とは違うものが有るのかもしれないけどね。 間野がただものではない人物であることも履歴を追う事 が出来ないというところからも分かるけど、本当にストーカー に遭っているのかどうか。それが本当ならば息子の父親なのかな と思うけど、意外と知っている人物だったりするのだろうか。 ストーカーが自作自演だとしたら相当なものだと思うけど、 井出の言う間野の嘘というのは本当のことのようにも感じるし、 杉村が間野に思いを寄せているという辺りも当たらずも遠からず という感じだろう。愛することには色んな意味があるので、 それをどう解釈していくのかにもよるけど、数々のウソと本音が 入り交じる展開の中で、一つでも本当が混じると意外とウソだと していたところも本当のことではないかとする心理的疑惑が 生まれることも確かだな。 暮木の過去は明らかにされたけど、まだまだ分からないこと だらけ。御厨がまた意外な人物である可能性が有るのだろうけど、 色々と問題多き流れが有るので、なかなか解決は難しそうだな。 そもそも警察は何をしているのか(笑) 暮木のこと、全然捜査している気配もないし。 野本の父が検察官だったという辺りは何かの伏線が張られたのか? 杉村三郎 …… 小泉孝太郎 (広報室副編集長兼記者) 間野京子 …… 長谷川京子 (エステティシン) 杉村菜穂子 …… 国仲涼子 (嘉親の娘、三郎の妻、心臓が弱い) 園田瑛子 …… 室井滋 (広報室室長兼編集長) 手島雄一郎 …… ムロツヨシ (広報室編集) 椎名遥 …… 岡本玲 (広報室編集) 井手正男 …… 千葉哲也 (広報室) 野本敦弘 …… 犬飼貴丈 (広報室) 今多嘉親 …… 平幹二朗 (今多コンツェルン会長) 森信宏 …… 柴俊夫 (元今多コンツェルン常務取締役) 橋本真佐彦 …… 高橋一生 (広報部会長秘書室付) 今多小夜子 …… 安蘭けい (社長夫人・菜穂子の義姉) 高野千夏 …… 映美くらら (会長秘書室秘書) 佐々木 …… 桃香 (社長付秘書) 水田大造 …… 本田博太郎 (喫茶「睡蓮」マスター) 杉村桃子 …… 小林星蘭 (娘) 遠山美緒子 …… 佐藤直子 (会長秘書室長兼第一秘書) 暮木一光 …… 長塚京三 (69歳、バスジャック事件犯人・羽田光昭) 田中雄一郎 …… 峰竜太 (バスジャック事件・金属加工業) 迫田とよ子 …… 島かおり (バスジャック事件・老女) 柴野和子 …… 青山倫子 (バスジャック事件・運転手) 坂本啓 …… 細田善彦 (バスジャック事件・大学中退) 前野メイ …… 清水富美加 (バスジャック事件・「クラステ海風」バイト) 山藤 …… 金山一彦 (刑事) 今内 …… 西村元貴 (刑事) 小羽雅次朗 …… 仲雅美 (日商フロンティア) 間野広太 …… 庵原匠悟 (息子) 迫田美和子 …… 安藤玉恵 (とよ子の娘) 佐竹 未紀 …… 曽川留三子 (クラステ海風施設長) 早川の息子 …… 下嶋兄 河合透真