S -最後の警官- (2014年1月期・TBS・日曜21時枠) 原作 - 原作・小森陽一、作画・藤堂裕『S -最後の警官-』 脚本 - 古家和尚 プロデュース - 韓哲 演出 - 平野俊一、石井康晴 ほか 主題歌 - MISIA「僕はペガサス 君はポラリス」 第10話 全滅！さらばＮＰＳ…命をあきらめない *-------------------------------------------------------- 財界の有力者10名がテロリストたちによって誘拐される。 そんな中、正木は一號の携帯に電話し、"貸して置いてやる、 お前の大事な家族の命を・・・"と語り、一號の家族の前 にいることを臭わせ挑発する。 急いで帰宅する一號は正木の姿を見て殴りかかるが、パンチを 交わされ逆に殴り飛ばされてしまう。 気絶していた一號を介抱する棟方たちは、元ボクサーの一號を 一発で倒した正木がただものではない事を告げる中、通報を 受けてイルマが一號の元へと駆けつける。 そんな中誘拐テロの首謀者だと思われるMから警視庁への連絡 として、人質解放のリミットは明日一日。それまでに身代金を 求める。 花はそろそろ店を開けると告げる。 一號たちは危険だとするが、やるべきことをやるだけだとして 一號の仕事は犯人を捕まえることだと語る。一號が再びノック ダウンの相手と一戦交えることになると感じて、スパーリング をすることになる。 ゆづるはイルマの父が過去に自分たちの命を助けてくれたことに 感謝を示す。ゆづるはイルマが一號と同様に犯人であれ、生きた はは確保するということに信念を持っていることを知るが、 ゆづるはこれまではその意見を理解出来なかったが、イルマの 父親のように感じて傷ついている人もいるという事を知り、 命の重さというもの知る。 いざ一號がテロリストの元に繰り出そうとするとゆづるは彼に 対して、必ず生きて帰るという約束を守るよう告げ、私たちも ちゃんと生きて帰るのを待っている事を告げる。 そんな中、テロリストは檜原村の月菱山荘にいる事がSITの調査 で判明した事を告げ、SATの力を見せつける様、中丸は天城たち から言われるが・・・ *-------------------------------------------------------- 一號とは因縁の関係にある正木からの挑発を受ける中、テロリスト たちは奥多摩の山荘に人質を取って拠点にしている事を知る。 更にSATが奥多摩で交戦中にピアノコンサートが開かれる東京中央 フォーラムにもテロリストが現れて占拠することになる。NPSが 制圧に向かう事になるが・・・ 制圧と確保の是非を巡った組織としての対立。 制圧法を制定するが為に反乱を意図して起こすという、胡散臭い 元警視庁でイチ大学の客員教授率いる関係者たちの本末転倒な 行動の数々。 相手が爆撃機を使って攻撃しているのに、竹槍を使って対抗しよう とする一號を含めたNPSの理念そのものに最後までなかなか相容れる ことは難しく、わざわざその辺の意図を選り分けよう としすぎて現場での事件解決に於けるスピード感やら爽快感・達成感 を失ってしまった感じ。 正直SATにしてもNPSにしても訓練された捜査組織としての プロフェッショナルさみたいなものを感じ無かったので、妙味に も欠けてしまった気がする。 正木が何故協力者として霧山の理想に賛同しているのか、そう いうエピソードは劇場版に托すというところなのだろうけど、 なんとも歯切れが悪い。天城が最後にクセのある行動を取るも、 もう少し上手い形で内通者の存在なり霧山塾内での対立の構図 というのも描いて欲しかった。 制圧法によって命のハードルを下げることになるのか正直よく分か らないものが有ったけど、情報が錯綜して、天城たちによって 意図的に情報を握られて踊らされていたところを見ると 寧ろ求められているのは現場の職員に対する信念以上に、 情報分析課の整備が必要だと思わせるね。 結局最後はまたしても人間盾のような形で銃弾を持ちこたえた。 根性でどうにかなるものでもないと思うけど・・・。 神御蔵一號 …… 向井理 (26歳、警察庁刑事局捜査第一課NPSの隊員) 香椎秀樹 …… 大森南朋 (41歳、NPS隊長) 速田仁 …… 平山浩行 (35歳、NPS副官) 古橋誠二郎 …… 池内博之 (34歳、NPS小隊長) 梶尾竜一 …… 高橋努 (30歳、NPS隊員) 棟方ゆづる …… 吹石一恵 (看護師、両親を殺害される) 棟方耕三 …… 本田博太郎 (ボクシングジム) 神御蔵花 …… 朝加真由美 (料理店) 蘇我伊織 …… 綾野剛 (26歳、警視庁警備部警備第一課特殊部隊 (SAT) ) 中丸文夫 …… ��嶋政宏 (45歳、(SAT)) 天城光 …… 菅原大吉 (49歳、警察庁長官官房審議官) 横川秋 …… 土屋アンナ (34歳、警察庁科学警察研究所研究主任) 霧山六郎 …… 近藤正臣 (60歳、作家で、青田大学の客員教授) 嵐悟 …… 平山祐介 (SAT突入一班) 上野耕司 …… 淵上泰史 (SAT突入二班) 山中一郎 …… 本宮泰風 (SAT副官) 馬場カーロス弘樹 …… 夕輝壽太 (ボクシングジム) 田崎ホセ直也 …… 君沢ユウキ (ボクシングジム) 奥村麻美 …… 八木菜々花 (ゆづるの同僚・看護師) 中井 千里 …… 弥香 (ゆづるの同僚・看護師) 前島 美香 …… サントス・アンナ (ゆづるの同僚・看護師) 幼少期の一號 …… 馬渕誉 幼少期のゆづる …… 大宮千莉 藤堂静江 …… ふせえり (NPSのスタッフ) 矢島絵美 …… 朝倉えりか (NPSのスタッフ・メガネ) 阿久津昌也 …… 高尾勇次 (18年前の被疑者) 蘇我の姉・サオリ …… 杉本有美 田所十蔵 …… 堀内正美 (警視総監) 新見邦治 …… 三浦浩一 (警備課長) 原田裕章、甲斐まり恵 ナレーション …… 藤田淑子 正木 圭吾 …… オダギリジョー (国際テロリスト・Ｍ) SAT 小栗山晃市、小幡誠、城野マサト、熊澤洋幸、鹿野宗健 杉浦大介、中村尚輝、長谷川恒、藤本悠輔、丸山佑亮 三宅克治、山岸史卓、川崎誠一郎、高谷心也 林イルマ …… 新垣結衣 (NPSの狙撃手、元陸上自衛隊特殊作戦群隊員) 幼少期のイルマ …… 紺谷美友 アナウンサー …… 唐沢ユミ 岸田 航平 …… 窪園純一 (財界の著名人) 大井川 武敏 …… 辻つとむ (財界の著名人) 綿貫 博 …… 猪又太一 (財界の著名人) 林 啓太郎 …… 山中崇 (イルマの父、ゆづるや一號を助けた元警察官) 尾谷大三郎、中薗光博、松井功、藤岡大樹、長江恵祐 ほの花、鹿出峻之輔、中村哲也、大久保英一、あべかつのり 宗政心士、佐々木典子、田中敬三、澤口夏奈子、浅間伸一郎 新田結花、赤城海斗、BILLY、石井弘行、関川小飛、菰田望 横内宗隆、池原丈暁、五十嵐昇、渡邉今人