第6話
家政婦の三田山さんは見た!恋愛小説家殺人事件の全て
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桃子は朝から佃島の銘菓「つるや奇跡堂」の羊羹を手に入れた として健夫や千波と共に食する。なかなか手に入らないもの故
に味わい深いと語る。桃子は千波に、あるクイズを出す。 羊羹を切り分け有った二人がケンカせずに分け合う方法は有る
のかどうかということ。
越前は千波たちが遊園地で被疑者を逮捕したことで表彰する。 北里や大友もその席に同席。
越前は小早川の前に現れる、千波が評価されることがそんなに 不満かと問い、組織にとって彼女は必ず必要になると語る。
田淵は捜査一課18係の為に実家から送られて来たみかんをお裾分け
する。田淵の実家は何処なのか?と問われ、和歌山県だが、去年 にも同様のことを聞かれたのに誰も覚えていないことに憤怒する。
そんな中世田谷区・成城で変死体が発見されたとの通報を受ける。
自宅で死亡したのは、高村芳樹(53歳)。恋愛小説作家で、 第一発見者は家政婦をしていた三田山だという。死因は恐らく
一酸化炭素中毒による死で、旧型のストーブが使用されている ので換気を怠ったことが原因だとされる。
三田山によると、昨夜は7時頃、高村先生とマネージャーの玉置優 の夕食を作って8時には帰宅したという。先生はエアコンが
嫌いで古いストーブを使っていたので換気には気をつけていた という。
高村が小説を出版している談文社の編集・佐渡博雅から話を 聞くと、8年近く高村を担当し付き合っていたという。悩みが
有ったようには見えないとの事だった。 玉置によるとマネージャーの仕事はほぼ雑用のようなことを
していたという。昨夜高村邸で夕食を食べて、夜10時には帰った という。高村に家族は居るのかと問うと、5年前に別居した妻・
桜子がいて、中学生の子供がいるのだという。 私が家を離れた際には先生はライトノベル小説を読んでいた
事を告げ、指を怪我していたので、ページがめくりづらそうだった との事だった。
そんな中中西、被害者の体内から睡眠薬が検出されたことを告げる。
森山は高村の大ファンであり、最近3年間に5作品を出版している がその内の3冊はベストセラーであり、自殺の動機などあるはず
はないと熱く語る。
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