第8話
ついに間男に成り上がったよ
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バレンタインデーに振られる為にチョコレートを贈ると共に 告白した爽太だが、突然彼女が涙したことに爽太は戸惑い、
どういう意図が有るのか分からないまま彼女とキスする。 しかしその後紗絵子からの反応はなく静かに立ち去られてしま う。
これはねつ造した記憶なのかそれとも白昼夢なのか。 気の無い男に対しても離そうとしない紗絵子の行動なのか、
それとも期待させておいて放置する作戦なのか。そもそも自分 からキスしただけで紗絵子からは何も涙以外のアクションが
なかったことがより爽太を苦しませる。色々と仮説を立てる が、振られたってことで良いのではないかとオリビエから
言われる。
紗絵子はバレンタインデーに贈られたチョコレートを見ていた。
いつも紗絵子の好きなものを考えてチョコレートを作ってきた という爽太からの告白に対して、贈られたチョコを見て確かに
自分の好きなチョコレートで溢れていることを知る。 紗絵子はお礼のメールを返信しようとするが、安易な返信は
出来ないと考え一度書いたメールも削除してしまう。
「結婚する前に告白されていたら何か変わっていたのかも・・
しかしそうなっていたのならばこのチョコレートは生まれてい なかったのかも知れない?」。
えれなに逢う中、えれなは爽太の質問が悪かったのではないか とする言葉を掛けられる。答えが必要ならば具体的な質問が必要
だろうと言われ確かにその通りだと感じる。ただ自分だけが 告白して言いたいことを言っただけでなく、相手にしたら
今更何で人妻に告白したのかと思われているかもしれないと 感じる。深刻に悩まなくてもホワイトデーには返事をくれるので
はないかとし、返事がなければ振られたと考えるのが妥当かも 知れないと語る。
そんな中紗絵子が大事にしている爽太からのチョコレートを 吉岡が何の気無しに食べてしまう。爽太くんが私のために
特別作ってくれたものなんだとするが、なんでお前の為に特別 に作るのだとして、彼は彼女の携帯をのぞき見ていることを
告げ浮気しているのかに言及する。そしていつものように 紗絵子に暴力を奮うのだった。
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