第9話
目覚めた仲間が語る真実と埋まりゆく記憶 禁断の研究と不可解な死の謎とは
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真紀は刑務所に収監される藤春と面会した直後に銃で撃たれ その銃はエミリを殺害したものと同じ銃から発せられたもの
だと分かる。藤春はエミリが所属していた一ノ瀬研究室の メンバーだと分かる中、藤春は意図的に強盗事件を起こして
刑務所に逃げ込んで身を守っていた事を知る。 警察が全力をかけて守ると説得する中、藤春は流田を呼べば
全てを話すと言われる。
藤春は料理を食べながら当時のことを話す。
天才が発明したある研究が元で事態がおかしくなったこと。 楠神多聞の名前を警察が知っていた事を知って藤春は驚く中、
彼は研究で画期的な小麦粉の種を生み出したというものだった。 成長スピードは従来の2倍、収穫量の絶対的多さからすれば
飛躍的に収穫量は増えるという。その種ヘブライ語を語源とした KH04と名付けられたもので、安全性の実証をしていたが、一ノ瀬
教授はF1種故に種には莫大な利権が生み出されるものだという。 しかし教授はその懸念を払拭し、共同研究事業社を受け入れた
のだという。しかしその後アデロホスニンと呼ばれる常習性が ある物質が種には含まれていることが分かり、その危険性を
調べる為の研究をしていたとのことだった。
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