TEAM -警視庁特別犯罪捜査本部-
(2014年4月期・テレ朝・水曜21時枠)

脚本 - 吉本昌弘
監督 - 猪崎宣昭
ゼネラルプロデューサー - 松本基弘
プロデューサー - 藤本一彦、金丸哲也、和佐野健一
主題歌 - 加藤ミリヤ×清水翔太 「ESCAPE」





第1話 座らされた毒殺死体の謎
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丸の内西署管内東京ステーションガーデン内で男の遺体が発見
される。事件性のない服毒自殺だとして所轄は処理しようと
していた。しかし被害者が中日本興商の社員だと知り何処か
引っかかりを覚える。そんな中佐久は谷中に呼び出されると
事件の概要を説明されるが先日まで世田谷の連続殺人事件を
担当していたばかりなので無理して担当しなくても良いという。
しかし佐久は現場へと向かう。谷中も断らない事を知って
敢えて事件の事を話したようだった。
捜査一課13係も佐久の命令で出動を命じられる。
加藤と小菅は佐久は、"策士"というアダナがついている事を
語る。現場に行こうとする佐久に対して運転手だとする屋敷
が表玄関で待っていた。

現場に着くと古川達郎から事件性はないと所長からの判断が
有ったことを語る。更には本庁の捜査官など要請していない
として所轄はクレームを告げる。
その頃丸の内西署の署長・恩田浩は本庁の刑事部長の谷中と
食事をする中で本庁には事件性はないと言ったはずなのに
何故動いているのかとするクレームが入る。佐久が単独で
動いていることで、発見後すぐに自殺だと判断したことを
気にしているようだと語る。しかし中日本興商は警察OBの
定年後の再就職先として警察OBも多く所属している為に
あまり探られたくない様子だった。

捜査本部に人は集まるが佐久は遅刻してくる。
遅れてやってくると佐久は自己紹介など不要なので早速事件
に取りかかろうと語る。被害者は岡本泰之(32歳)。経営戦略部
に所属している社員だという。午前2時15分、自宅のコーヒー
を持って現場にいきトリカブト入りの成分が胃液から検出された
という。吐瀉物やポットから検出されたこと。もしポットの
指紋は岡本以外の指紋が出ない事を見て自殺ではないか
とする中で、佐久は他殺だと語る。遺書が無く携帯も所持して
いないこと。携帯は本人が迷惑をかけないように処分した
のではないかという。死にあの場所を選んだことも気になり
あの場所は防犯カメラの死角である事を語る。更にトリカブト
の毒で服毒自殺したのであれば座った状態では決していられない
苦しみがある事を語る。
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オフィスビルを目の前にして服毒死した男性を巡り、所轄では
自殺で処理しようとしている中、警視庁の佐久を率いる刑事
たちは殺害の線で捜査しようとする。角が立たないようにして
谷中は我関していない風を装う中、佐久を利用して事件を解決
していこうとする。

既視感ありのドラマ。
キャラクターを見るとそれぞれの主張が強すぎて、見ていて
疲れる割りにまるで面白く感じ無いという。

警察組織のゴタゴタ感はチームとしての方向性が定まるまでは仕方
が無いと思うのだけど、政治的駆け引きと現場でのゴタゴタ感が
解決した後にも爽快感を生んでいないところが有るので、ちょっと
苦しいものがある。

そもそも男臭すぎて、何の色っぽさもない(笑)

人を駒扱いする人物の下で働きたくないなと思いつつ、主人公に
今後どれだけ味のある役割りを持たせられるのかにもかかって
いるのかも。

TBSの前期のドラマ「隠蔽捜査」も当初はこんな形で進行していく
ドラマで、思いっきりつまらなく感じた事も有り、その後上手く
チームが纏まるウチに面白味を感じてきたパターンも有るので
暫く様子見しようかなと思うけど、正直陰謀とか政治的掛け引き
ネタとしては相当飽きた感じがする。
西田敏行さんの役柄を見ているとまたそのポジションなのか・・・
みたいな感じだし、小澤征悦さんもまたいつも通りの役柄じゃない
かって感じでまるで役者としての目新しさもない。


佐久晋吾 …… 小澤征悦 (警視庁管理官)
島野誠 …… 田辺誠一 (警視庁捜査一課13係係長)
太田文平 …… 神尾佑 (警視庁捜査一課13係刑事)
小菅光晴 …… 渡辺いっけい (警視庁捜査一課13係刑事)
屋敷大地 …… 塚本高史 (警視庁捜査一課管理官付運転手)
谷中寿也 …… 西田敏行 (警視庁刑事部長)
加藤 善治 …… 田中隆三
中藤 卓 …… 猪野学
風間 輝樹 …… 篠田光亮

新津東二 …… 古谷一行
若月健太郎 …… 浜田晃

潟山セイキ、徳原桂作、飛弾信也、西山啓介、大岩匡
岩松一隼、谷口公一、眞田規史、西村正明、山田康平
富井久貴、植田有希子


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