東京ガードセンター

脚本/大石哲也
企画プロデューサー/松原浩
プロデューサー/北島和久、仲野尚之
演出/雨宮望





第11話 犯人はこの中にいる!
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守は監視員のことを監視するオールウェイズの司令室に設置
してあり防振カメラ映像を気にしていた。
先日安心ちゃんが休んでいた頃に守が、自分はセンター長の
ようになりたいとした発言について職場でも話題になっていた。
久保田はしつこく守を追求する。

そんな中大田区大森の小野寺邸で突然侵入者を知らせる通報が
入る。大森待機所にいる警備員に連絡を取り現場を調べて
欲しいという。更にレッドケースの信号がセンターに送られて
くるがまたしても大森管内だった。更に留まることを知らず、
13件連続して大森圏内で不法侵入を知らせる知らせを受ける。
守は13件という数字のことが気になっていた。単に不幸な数字
というだけでなく何かが有った気がするという。
そんな中、またしても侵入者を知らす警報が有り、なんとそこ
はALWAYSの大森待機所である事が分かる。全ての人物が外回り
の為に出払っている中、川越はあの防犯システムを突破するなん
てあり得ないことだという。川越は急いで大森待機所の防犯カメラ
映像を調べようとするが、ラインが切られており接続出来なか
った。麻里恵は隣接する警備待機所のメンバーに大森待機所
のことを調べてもらうという。
すると守は13人とは何かに気が付く。それは本日の大森待機所
に待機している警備員の人数であること。
更に安心の元にはキッズブザーを持つ神田美穂という目黒区大西
の子のブザーが鳴る。美穂に連絡を取るが、電源が切られてし
まう。連絡先の父・トシコヒに連絡するが、暫くして電話が
かかってくると、警備員を出動するのは辞めて欲しいとの要請を
受ける。ホントにもう大丈夫だという彼。しかし7才の子が
ブザーを解除し、公衆電話を使って父親の元に電話するだろうか
とする疑問が浮上する。麻里恵は安心に対して暫くしたら、
美穂の方にも連絡を入れて確認するよう告げる。

隣接する待機所から大森待機所に到着。
慎重に調べる様要求する中、これは計画的犯行ではないかとする
疑惑が持ち上がる。警報は鳴らしただけで、大森待機所を無人に
する為に警報を鳴らしたものだという。
センター長がやってくると、それに気が付いたのは守なのか?と
問う。現場の報告者から2名分の制服が盗まれていることを聞く。
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戸倉が如何にも仕掛けた罠であり、職員たちの能力を試す
意図があるのだろうけど、今回は一話での解決ではなく
二話またぎのエピソードだった。

ガードセンターといえどもやはり人件費の問題なのか、人数が
少なすぎるという事情があるようで、たった13人しか待機所に
いないところは心細いものが有ったりするところは、ちょっと
違和感はあった。

このチームのテストと言うよりも、戸倉の跡継ぎとして佐々岡が
どれだけリーダーとしての資質が有るのかを精査していた部分
も有るのかな。

ただ最後になって制服を使った事件も発生したのでどこから
どこまでがテストなのかどうかは何故。
取りあえず制服の重みと共に、警備会社としての信頼を求める
のであれば、被害者を出さずに解決させることが一番の目標だね。

記者会見で制服が盗まれたことを話すとしていたけど、この会見
がホントに行われるのであれば、また別の問題として浮上して
いきそうだ。


佐々岡守 …… 中村蒼 (ALWAYS東京城南ガードセンター)
戸倉真実 …… 柳葉敏郎 (センター長)
安藤心 …… 高梨臨 (キビキビした女性監視員)
川越瞬一 …… 窪塚俊介 (頭のキレる、論理派)
園麻里恵 …… 伊藤かずえ (クレーム対応のエキスパート)
新田玄一郎 …… 小野武彦 (古株の監視員)
久保田孝道 …… 堤下敦 (現場あがりの、監視員)

川渕良和、成松修、佐野和俊、内田文吾、宮崎稲穂
冨田佳孝、とむ畑中



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