弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜 (2014年4月期・日テレ・土曜21時枠) 原作 - 高橋秀実『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』 脚本 - 倉持裕 プロデューサー - 河野英裕、大倉寛子 演出 - 菅原伸太郎、池田健司ほか 主題歌 - 嵐「GUTS !」 第4話 実話原作ドラマ化！ついに発見！秀才弱小野球部が弱いまま勝つセオリー -------------------------------------------------------- 記者の璃子は城徳高校のグラウンドがゴーストタウン化してい ることを知り彼らが何処に行ったのかと探る。荒野に生命体を 発見した!と告げ部員たちに声を掛けようとするが逃走する。 話を聞くと試験期間中に一切の部活動の練習は禁止されるという のが進学校らしい城徳高校の校則だった。2週間も何もせずに いるなんて一体どういうことなのかとするが、青志たちも練習 したくても出来ないもどかしさと試験の大切さを説き、ジャー ナリストは出て行けと告げる。璃子のことを好きな牛丸は屋上 からなんとか助けたいと考える。白尾は密かに練習禁止を無視 して練習する中、柚子は赤岩のことを探す。一緒に帰ることを 約束したとして白尾に居場所を聞くが彼も知らないという。 柚子が立ち去った後、物陰から出てくる赤岩の行動を白尾は 理解出来なかった。 青志は部員たちに対して、自分たちでも出来るだけ自主練を 勧める。俺たちは"あの"城徳高校だと告げ、勉強しなくても 学力は落ちないことを告げ、東大は決して逃げないという。 しかし部員は東大だって逃げると告げ、そんなことを言う 監督は鬼だと非難する。 試験までは8日だった。 晴敏は息子が戻ってきたことを喜びつつも、親としては恥ずかしい 事を語る。家出するくらいならば一生戻らない覚悟をしろと 言った事を告げる。元々家出したのは俺と楓さんの関係を求め なかったからで、ようやく認めてくれたのだろうという。 そんな中会話を聞いていた青志は、楓が作るカレーライスの 量が少なくなっている事を指摘。練習していないのだから そのくらいがちょうど良いとするが、練習をしているのは生徒た ちで僕には関係ないという。晴敏は青志に対して野球で足りない ものはあるかと問う。 青志は授業に於いて、生まれつき備わっているとする動物の 生得的行動について講義する。本能行動、定性がその主なもの だという。青志は野球に例え、俺たちの幼い頃には野球を している子が大勢いてモノを投げるという行動が自然だった こと。今では当たり前のことではなくなっており、モノを取る ことや掴むことは練習しないと上達しないのだと語る。 -------------------------------------------------------- 試験期間中に練習の出来ない青志はただでさえ練習量が劣る にもかかわらずそれが出来ない事に苛立ちを覚える。 取材ネタに困った璃子は、堂学の監督との対談をセッティング する。城徳高校の練習相手が見つからないのは、堂学が一回 コールドで滅茶苦茶にしたという理由で強引に取り付けた格好 だったが、対談に来たのは谷内田だった。相変わらず主張が かみ合わない中で、谷内田は青志の野球には決意ばかりで 戦略がないと言われる。そこで青志が考えた戦略とは・・・ 相変わらず処々に面白いネタがあるのだけど、野球に於ける 実践を絡めようとするとこのドラマは相当違和感のあるところ に繋がってしまう。ただ実際に有った物語がベースとなって いると言われると、それも否定出来ないものがあるし、それ以上 に言及できない。ただ本当にそんな展開があり得るのかという 形そのものがあまりに見えなさすぎて、なんとも言えないモヤモヤ 感はある。 「決意ばかりで戦略がない」とする谷内田の主張通りのドラマ 内容って感じ。 とにかくダラダラっとした生徒たちのやりとりを見ている分には ホント楽しいんだけどね。 守備を無視して攻撃だけを練習する。 解決すべきは時間だという主張のやりとりの中に、時間と集中力 の話なり、守備は文系で攻撃は理系だとする辺りは面白い 主張なんだけど、総合的に見て打撃力に特筆すべきものがある わけでもないし、無駄に自信を持っている赤岩のエピソードも 普通になりたい主張が、悩み以上に嫌みとしてしか写らず、 それに追い打ちを掛けるようにして、青志が俺も3年間成績トップ だったという辺りが、なんとも鼻につく内容だった。 守備を無視して攻撃に掛けるというのは、サッカー界に於ける 元ガンバ大阪の西野朗監督的理論だね。元々は守備的サッカー の人だったけど、その戦術が機能せず、ガンバでは上手くポゼッション サッカーを確立してアジアNO.1を掴んだのだから大したものだ。 田茂 青志 …… 二宮和也 (3年B組の担任、野球部監督) 赤岩 公康 …… 福士蒼汰 (高校3年生の野球大好き球児) 樽見 柚子 …… 有村架純 (野球部マネージャー) 白尾 剛 …… 中島裕翔 (野球部唯一の実力者) 江波戸 光輝 …… 山�ｱ賢人 (キャプテン) 亀沢 俊一 …… 本郷奏多 (元吹奏楽部) 岡留 圭 …… 間宮祥太朗 (元陸上部員) 志方 英介 …… 桜田通 (2年生、補欠要因) 樫山 正巳 …… 鈴木勝大 (2年生) 牛丸 夏彦 …… �蜿r太郎 (2年生) 光安 祐太 …… 平岡拓真 (1年生) 伊勢田 秀人 …… 阿久津愼太郎 (1年生・メガネ) 増本 信樹 …… 荒川良々 (地理担当教師) 三条 光茂 …… 笹野高史 (校長) 谷内田 健太郎 …… 市川海老蔵 (野球部OB) 利根 璃子 …… 麻生久美子 (スポーツ専門誌「Trophy」西湘地区) 赤石 晴敏 …… 光石研 (公康の父) 樽見 楓 …… 薬師丸ひろ子 (柚子の母。喫茶店「サザンウインド」) 6歳の柚子 …… 平澤宏々路 -- 小田原城徳高校・3年B組 -- 中尾 和哉 …… 沖山翔也 土井 孝則 …… 高橋斗亜 松田 有紗 …… 中川可菜 秋風 優介 …… 中根大樹 三上 裕樹 …… 深瀬修人 田部 修一 …… 藤秀多 稲村 恭平 …… 嶺豪一 工藤 公一 …… 結木滉星 岡 将太 …… 吉田翔 -- 堂東学院・野球部 -- 桐生 晋太郎 …… 瀬戸利樹 近江 聡希 …… 宮里駿 箕島 省吾 …… 斉田雅宏 秋山 祐輔 …… 葛西優大 宇都 義弘 …… 舟津大地 春日部 優也 …… 野沢大悟 西条 竜次 …… 島丈明 峠 直介 …… 川原和久 (監督) 池本啓太、泉惠介、大倉裕貴、沖山翔也、柿本光太郎 笠松将、加藤雄飛、齊藤教兵、高橋斗亜、寺田真珠 中川可菜、中根大樹、花塚廉太郎、深瀬修人、藤秀多、嶺豪一 三村和敬、結木滉星、吉田翔、芳村宗次郎 瀬戸利樹、宮里駿、斉田雅宏、葛西優大、舟津大地、野沢大悟 島丈明 田村泰二郎、兒玉宣勝、平澤宏々路、高橋立、斧口智彦 山科亨、毛呂恭久 森山米次、藤原令子