弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜
(2014年4月期・日テレ・土曜21時枠)

原作 - 高橋秀実『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』
脚本 - 倉持裕
プロデューサー - 河野英裕、大倉寛子
演出 - 菅原伸太郎、池田健司ほか
主題歌 - 嵐「GUTS !」





第10話
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初戦に勝利し、次はいよいよ本命校である堂学だった。
入部以来初めて選手たちがやる気を見せているということで
士気も高まっていく。
青志は堂学に普通の野球をやらせない為にどうしたらいいか
ということを生徒たちに問いかけていく。相手はイメージ通り
に全てのことを想定して行ってくるハズであり、何かしらの
相手の虚を突く方法論が必要だった。完璧など案外もろい物
だとすると、城徳の利点は下位打線の強力な打率にあることを
告げ、そして最後は白尾の力が必要になってくるというが・・
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いよいよ大本命の堂学との対決。
勝てるハズはないと思っているけど、どんな奇策を使って
苦しめることに至るのか。

結果的にはピンポイントで投手の光安の兄を本気にさせたという
ところで一定の成果を得たとする満足感を持って勝てるという
論理を持ち出した格好だった。
今まで相手から相手とも思われなかったものを気がつかせたという
面では成果としては十分だし、白尾との正面対決を嫌って牽制球
を使ってトドメを刺したという展開は、あだち先生のマンガ
「タッチ」に於いても南ちゃんの大ファンだった変化球投手の
西村が使って逃げの一手と同様のシーンではある。

ただこの流れに於いて、光安の兄の顔にクローズアップしなかった
し、峠監督にもカメラが振られなかったので、どう評価したのか
分からないところが有った。

青志はあくまで野球の専門家でも何でもないところを考えれば、
実験と称した練習法とその解決法を見出していくという流れは
奇抜そのものだし、みんなと関わる内にみんなと共に、そう
いった問題点に向き合い一つ一つの問題を解決していったところ
は良かったのだろうね。

正直来年も青志はこの街に居て欲しい気もするけど、やはり彼は
研究畑の人なので、居るべき場所にいるっていうのもまた
良いのではないかな。

走塁に於ける奇策がなんなのか岡留たちが企んでいたことが何か
気になっていたけど、ちょっと笑えた。
昔野球マンガで「わたるがぴゅん!」というなかいま強さんの
マンガが有ったけど、この中に出てくるキャラクターの一人
ガッパイが、似たような作戦を取ったことがある。
もの凄く恐い顔をしているので、わざと倒れて、タッチしようと
する相手に脅して塁を進めるという作戦だったけど、バタバタ
倒れてはそんな作戦を取るので笑えるところだった。


田茂 青志 …… 二宮和也 (3年B組の担任、野球部監督)
赤岩 公康 …… 福士蒼汰 (高校3年生の野球大好き球児)
樽見 柚子 …… 有村架純 (野球部マネージャー)
白尾 剛 …… 中島裕翔 (野球部唯一の実力者)
江波戸 光輝 …… 山ア賢人 (キャプテン)
亀沢 俊一 …… 本郷奏多 (元吹奏楽部)
岡留 圭 …… 間宮祥太朗 (元陸上部員)
志方 英介 …… 桜田通 (2年生、補欠要因)
樫山 正巳 …… 鈴木勝大 (2年生)
牛丸 夏彦 …… 蜿r太郎 (2年生)
光安 祐太 …… 平岡拓真 (1年生)
伊勢田 秀人 …… 阿久津愼太郎 (1年生・メガネ)
増本 信樹 …… 荒川良々 (地理担当教師)
三条 光茂 …… 笹野高史 (校長)

谷内田 健太郎 …… 市川海老蔵 (野球部OB)
利根 璃子 …… 麻生久美子 (スポーツ専門誌「Trophy」西湘地区)
赤石 晴敏 …… 光石研 (公康の父)
樽見 楓 …… 薬師丸ひろ子 (柚子の母。喫茶店「サザンウインド」)
6歳の柚子 …… 平澤宏々路

-- 小田原城徳高校・3年B組 --
中尾 和哉 …… 沖山翔也
土井 孝則 …… 高橋斗亜
松田 有紗 …… 中川可菜
秋風 優介 …… 中根大樹
三上 裕樹 …… 深瀬修人
田部 修一 …… 藤秀多
稲村 恭平 …… 嶺豪一
工藤 公一 …… 結木滉星
岡 将太 …… 吉田翔

-- 堂東学院・野球部 --
桐生 晋太郎 …… 瀬戸利樹
近江 聡希 …… 宮里駿 (光安の兄)
箕島 省吾 …… 斉田雅宏
秋山 祐輔 …… 葛西優大
宇都 義弘 …… 舟津大地
春日部 優也 …… 野沢大悟
西条 竜次 …… 島丈明
峠 直介 …… 川原和久 (監督)

国友 悟 …… 井手大稀 (武宮高校野球部)

片具樹、塚田帆南、若林健治、佐藤結美



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