デート〜恋とはどんなものかしら〜 (2015年1月期・フジ・月曜21時枠)
脚本 - 古沢良太 演出 - 武内英樹、石川淳一 オープニングソング - ザ・ピーナッツ「ふりむかないで」
主題歌 - chay「あなたに恋をしてみました」 企画 - 成河広明、狩野雄太 プロデュース - 山崎淳子
http://www.fujitv.co.jp/date/index.html
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第8話
ついに結納!!涙の真相告白〜本当の恋がしてみたい
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19年前、小夜子と依子はバレンタインデーにチョコレートを 買いに行く。小夜子は毎年決まったチョコレートを買い、店員
の女性もまた小夜子の注文を熟知していた。小夜子は10歳だっ た依子に対して、貴方はチョコレートを渡さなくても良いのか?
と問う。チョコレートを買うが結局渡すことはなく河川敷で 一人で食べる。
22年前、巧が13歳の頃、女生徒からチョコレートを受け取って いた巧だが、バレンタインデーはお菓子業社の作った策略だと
してくだらないと一蹴する。
現在。 依子と巧の結納の日(2月14日)が迫る。俊雄や留美、努もその
為の準備をする。巧は努が結納に出るのを快く思わなかったが・・ 結納は一生に一度のことなのでちゃんとするという依子。
結納3週間前。 鷲尾は依子に付き合って欲しいと告白。巧は破いた婚姻届を
持って依子の住む宿舎へと行き鉢合わせする。依子は巧が 持って来た婚姻届を見てこんなもので結婚出来るわけがない
という。鷲尾はやはり結婚に大事なものは愛情だとし、心の 底から依子が好きだという。しかし依子は"ごめんなさい"と
告げ断るという。どうして自分ではダメなのかという鷲尾に 対して、私はあなたのことをそれ程好きではないからだという。
私と巧は互いにそういう感情がないので等号関係に有り、あなた とは不等号だという。気持ちに答えることが出来ないと。
人を好きになってみたいと思ったことや恋をしたいと思った ことはないのか?と問うが、結婚は愛ではなく理念が合致するか
どうかだと相変わらず持論を展開し、恋愛至上主義的価値感を 押しつけないで欲しいと語る。
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いよいよ巧と依子の結納の時が決まる。 二人はケンカ別れするかに思われたが、巧は改めて婚姻届を
持って来ては結婚しようとして依子の元にいく。しかしそこに は同時に依子を愛しているという鷲尾の存在が有った。
依子は結婚に愛情は不必要だとして、巧との結婚を選んでいく が・・・
相変わらずマックイーンネタで拘っているね。
巧と依子が関わっていく内に、異性と関わることも悪くないと
思い始めているのだろうし、自分がもっともしたいこととは 何かということを、幼少期の思い出から派生し、そのチャンスが
有るにもかかわらず無視して、合理的な結婚の形を求めて行く べきかどうかを描いていく。
段々とこのドラマが持つ特異性を失ってきている感じで、普通の 恋愛ドラマ化してしまっているところが有るけど、これも
ソフトランディングさせる為には仕方がないのかな。
ドラマ的には巧と依子が結ばれるべきこれまでの時間の流れが
あるハズなんだけど、取りあえずアクセントを入れて最後にどちら の相手を選ぶのかというところに繋げていくのかな。
19年前に有ったチョコレート店が今も変わらず存在していること
の嬉しさと同時に変わらなすぎる流れにやや違和感も有るけど、 巧が自らの気持ちや事情だけを優先せずに、彼女のことを優先して
考えたところに、また成長の具合も見て取れる。
佳織と巧が結びつくという結論もなくはないけど、やはりドラマと
しては主人公同士がこれまで奇抜なことをして乗り越えてきた分、 結ばれて欲しい気がするね。
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藪下 依子 …… 杏 (29歳、東大出、国家公務員) 谷口 巧 …… 長谷川博己
(35歳、ニート、小説、アニメ、映画好き) 島田 佳織 …… 国仲涼子 (32歳、宗太郎の妹) 鷲尾 豊 ……
中島裕翔 (26歳、道場に通う) 島田 宗太郎 …… 松尾諭 (35歳、島田工務店、巧の幼なじみ) 藪下 小夜子
…… 和久井映見 (没年39歳、依子の母) 谷口 留美 …… 風吹ジュン (61歳、巧の母、美術教室) 藪下 俊雄
…… 松重豊 (59歳、依子の父)
高橋修、枝元萌
谷口努 …… 平田満 (父)
いしのようこ、菅登未男、桜井千寿、山崎竜太郎、高野友那 栗本有規、ハト 内田愛、落合萌
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