デスノート
(2015年7月期・日テレ・22時枠)

原作 - 大場つぐみ、小畑健
演出 - 猪股隆一、西村了
脚本 - いずみ吉紘
音楽 - 服部隆之
チーフプロデューサー - 神蔵克
プロデューサー - 鈴木亜希乃、大森美孝、茂山佳則





第11話 今夜最終回!驚愕の結末!最後の戦いを1秒も見逃すな!
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ライトはついに自分を守る為に総一郎さえも殺害する。
いつかこんな日が来ると思っていたという。平和で犯罪の無い
日は来てる。俺はもう戻るつもりはないという。
粧裕のことを叔母に托すと、改めて捜査に加わる。
総一郎殺害に関してはライトが警察に日村が殺害したことを告げ
る。その日村とメロが関わっていることを知るライト。
メロから連絡が有り、ライトに対してお前がノートで操ったの
だろうと語る。ライトに対してメロは俺の顔をあの魅上検事に
任せて殺そうとしたであろうことを告げる。そんな中、茂木が
ライトの元にやってくると、現在日村の携帯が使われた事を告
げ、すぐに相手先を特定するという。父さんの為に日村と
メロを捕まえようという。しかし日村の遺体が見つかり、近くに
別の血痕が見つかったことが分かる。恐らくメロのものだろう
と告げる。一昨日本来ならば水入らずで食事をしようとしていた
が日村が父の前に現れたのだという。直後に倒れたのだという。
ライトの元にメロからお前らが使っている屋上だろうとして
写真が送られてくる。そこには魅上やミサと一緒にいるところ
が写っていた。それを知ったライトはミサと魅上に連絡して
メロに正体がばれた事を告げ、狙われているので気を付ける様
連絡を入れる。
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結局父親を守る為に手にしたデスノートは、父親を殺害される
為に利用されてしまうという皮肉な状況を描いた感じ。

ドラマとしては総括的なものになるけど、基本的にはライトと
エルの心理戦の中にどれだけ説得力を持たせられるのかという
ところが有ったと思うので、その辺がやたらと微妙に写ってしまう
ところが有った感じは否めない。

特に二人が友人だなんだと言っているけど、対して親交が有った
訳でもなく、その辺が実に弱い。
また幾ら捜査官としての才能があるとか、エルの友達だとか言って
も捜査本部に入り込む大学生の姿という設定には相当無理な役割り
が有ったようにも思う。

エルがこれまでしてきたことを考えれば、あのシーンで死ななくも
決着がつけられたと思うし、そもそも裏の裏をかいてきた流れの
中であのシーンだけが何故かプランBが用意されておらず、これまで
の複雑な捜査に於けるロジックの流れからすると、そんな簡単な
場面で亡くなる姿には少々説得力が欠けた。
どのシーンでもノートへのライトの筆跡が必要みたいな流れを
形成しているけど、それ以外のところで既に犯罪は立証出来ている
ような感じがするし、あれだけ先を読んでビデオを用意している
のであれば、もっと色んなところにカメラを仕込んで真相を知らせる
シーンに繋げても良かったと思う。

ライトの見苦しさとかねじ曲がった信念が何処から来るのかなど、
興味深いところは有ったし、その信念は肉親や友人を犠牲にして
でも達成すべきものなのかというところで面白い葛藤は起こして
いたと思う。

ライトを疑っていたのであれば、ライトの携帯を監視していれば
良いのにね。

ミサミサ役の佐野ひなこさんが可愛かったですね。


夜神月 …… 窪田正孝 (杉並経済大学・ライト)
L(エル) …… 山崎賢人 (天才探偵)
N(ニア)/メロ …… 優希美青 (謎の人物)
弥海砂 …… 佐野ひなこ (イチゴBERRYに所属する「人気アイドル」)
夜神粧裕 …… 藤原令子 (月の妹)
夜神総一郎 …… 松重豊 (月の父親。警視庁捜査一課)
模木完造 …… 佐藤二朗 (捜査一課主任)
日村章子 …… 関めぐみ (刑事部捜査支援分析センター)
松田桃太 …… 前田公輝 (捜査一課)
相沢周市 …… 弓削智久 (模木・日村・松田・相沢は総一朗の部下)
ワタリ …… 半海一晃 (Lに仕える「忠実なる世話係」)
魅上照 …… 忍成修吾 (検事)
リューク …… 声 - 福島潤
レム …… 恒松あゆみ
工藤芹夏 …… 真凛 (イチゴBERRY)
北野マコ …… 橘希 (イチゴBERRY)



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