ゴーストライター
(2015年1月期・フジ・火曜21時枠)

脚本 - 橋部敦子
音楽 - 眞鍋昭大、笹野芽実、得田真裕、末廣健一郎
演出 - 土方政人、 佐藤源太、山内大典
主題歌 - androp(unBORDE / respire)
オープニングテーマ - 三浦大知「Unlock」
音楽プロデュース - 千葉篤史
編成企画 - 増本淳
プロデュース - 小林宙

http://www.fujitv.co.jp/ghostwriter/index.html





第2話 夢か結婚か、それとも嘘か…泥沼の決断
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人気小説家・遠野リサの仮のアシスタントをすることになった
川原由樹。由樹はリサに小説家であることをアピールしよう
として追悼文を彼女に渡す。由樹は下刷りをみてリサが由樹
の追悼文を利用した事を責めるが、実際には直前になって
差し替えられ、利用はされていなかった。由樹は謝罪する中
リサはその野心が気に入ったとして採用を決める。

「その時は気づいてなかった。いつでも引き返せると思ってい
た。罪の大きくなる前に引き返すつもりだった。」

--- 一ヶ月前 ---
尾崎の元に由樹は正式採用になったことを報告。

一方小説駿峰の連載について、リサは由樹に対して続きの
プロット(あらすじ)を書いてみるよう告げる。まずは自由に
書いてと告げる。

鳥飼から神崎に対してリサの小説の映画化の企画が正式採用に
なったとの知らせが入る。まだ出来ていない原稿の映画化。
20億円のプロジェクトが動いたのだという。

そんな中リサは慧陽出版の連載を〆切りに間に合わせ落として
しまう。これまでに初めてのことだった。つなぎで穴が埋める
小説家が必要だとし、小田や真奈美にそのことが告げられる。
真奈美は自分がそれを書いてくれる小説家を探してくるとの
ことだった。
真奈美は新人賞を受賞した品川に対して、いつ採用されるか
どうかは分からないがページ数が足りないときに使用される
という短編小説を書いてくれないかと告げ、新人がチャンス
を得る良い機会である事を語る。

リサは由樹が書き上げてきたプロットに対して、ちゃんと
物語を読んで理解したのかと問い、物語を進める為に無理に
キャラクターをねじ曲げないようつげ、書き直しだと語る。

リサは由樹を連れて神崎の元に向かう。
その途中でリサは由樹に対して、自分は車も人生も人にハンドル
を握らせるのが嫌なのだとして語る。
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リサは由樹に試しに自分が担当している短編の連載のプロット
を書かせてみる。正式採用になった手前由樹はリサにアシスタ
ントを辞めて結婚することをなかなか言えなかったが、
ある時ようやく次のアシスタントが見つかるまで責任をもって
働くが辞める事を語る。

なかなアイディアが出てこないリサ。
大きなプロジェクトが具現化されようとしているが、リサとの
足並みがずれ、ライバルの編集者に功績で先を越されて焦る
神崎の構図がそこには有る。

由樹にとってはきっぱりと夢を諦める為に区切りをつけたいと
思っていたものが、思わぬ形で小説家への道が僅かながらも
開けてきてしまうことで、このまま妥協する形で結婚すること
は後悔のない人生だと言えるのかということで、頭を悩ます
結果となった。

尾崎が早々に由樹と結婚したい気持ちも分からないでもないけど、
彼の心ない言葉を見ると、彼との人生を安易に選ぶとホントに
後悔しそうだ。

リサにとってなかなか集中出来ない家庭の事情なんかも抱えて
いるし、ゴーストライターを使う誘惑にかられる流れという
のも上手い事築き上げている。特にネットでの評判を気に
しているところがあるし、疲れている時にああいうコメントを
受け取ると、麻薬的感覚をもってなかなか抜け出せないところに
行きそうだ。


遠野 理紗(リサ) …… 中谷美紀 (30代にして天才小説家)
川原 由樹 …… 水川あさみ (小説家志望)
小田 楓人 …… 三浦翔平 (大手出版社・駿峰社・編集)
塚田 真奈美 …… 菜々緒 (駿峰社・編集)
岡野 慎也 …… 羽場裕一 (編集長)
坪田 智行 …… 水橋研二 (大手出版社・駿峰社・副編集長)
尾崎 浩康 …… 小柳友 (由樹のフィアンセ、横田リース長野営業所社員)
石井 友里子 …… 未来 (由樹と浩康の共通の友人)
遠野 大樹 …… 高杉真宙 (リサの息子)
田浦 美鈴 …… キムラ緑子 (秘書)
遠野 元子 …… 江波杏子 (理紗の母・老人ホーム)
鳥飼 正義 …… 石橋凌 (駿峰社本社・常務)
神崎 雄司 …… 田中哲司 (駿峰社本社・敏腕編集長)

品川 譲 …… 坂口辰平 (小説駿峰新人賞を受賞)

大石吾朗、桜井聖、佐藤みゆき、建みさと、境浩一朗



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