ゴーストライター
(2015年1月期・フジ・火曜21時枠)

脚本 - 橋部敦子
音楽 - 眞鍋昭大、笹野芽実、得田真裕、末廣健一郎
演出 - 土方政人、 佐藤源太、山内大典
主題歌 - androp(unBORDE / respire)
オープニングテーマ - 三浦大知「Unlock」
音楽プロデュース - 千葉篤史
編成企画 - 増本淳
プロデュース - 小林宙

http://www.fujitv.co.jp/ghostwriter/index.html





第3話 罠か、チャンスか、デビューの甘い誘惑
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リサは由樹に対してプロットを試しに書いてみるよう告げる。
それを見たリサは彼女の伸びしろが大きいことに驚く。
神崎はリサに対して彼女が骨組みを作りリサが肉付けして完成
させれば良いという。
「由樹には才能がある。私は彼女の才能のトビラを開いたハズ
なのに・・・」

--- 一ヶ月前 ---
小田はリサの元にやってくると最近のリサの作風が変わったと
して好評である事を語る。美鈴はそんな小田の言葉に敏感に
反応する。
リサはプロットを由樹が書いていることは私たちと神崎しか
知らないことだと告げると、由樹に対して少し付き合うよう語る。
アークレジデンス鎌倉という最高の立地のマンションにつれて
いかれ、ここで由樹はこれから書くのだと言われる。物を書く
のに環境は大切だという。新連載にはあなたが好きに書いて
見てくれという。大変だと思うが頑張ってとし、これからも
期待しているという。

リサはテレビ出演し、インタビューを受ける。
最近は繊細な描写から大胆に展開だとして絶賛される。
神崎は由樹の元にやってくると、リサはまだ来ていないことを
語る。神崎は由樹と話したかったとし、今どんな気分かと問う。
手応えを感じているのではないかと問うと、由樹が書いた小説
についてはどう思うかと問う。自分ならばこう書いたのにと思う
ことはないかとすると、勿論有りますという。
神崎はプロットが出来たならば、小説まで完成させたみたら
どうかという。作品として最後まで仕上げることが大事だという。
リサの了解を得る必要が有るというが話す必要はないと語る。

そんな中、テレビ局でリサは向井七恵と逢う。
10年ぶりに本を出すということで彼女はまた復帰してきたのである。
創峰社かせエッセー10万部出るそうだとのこと。しかもリサの
エッセー発売日と同じ日だとして、明らかにライバル同士を
通した商法だとするが・・・
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リサはなかなかスランプで小説・連載が書けず苦肉の策として
小説家志望でアシスタントを務める由樹にプロットを書かせた
ところ才能が有る事を知る。神崎からはプロットを由樹に
任せてリサが肉付けすれば良いと言われる。最初は戸惑う
両者だが互いに利害が一致すると考えて取りあえずその
関係を進めるが、徐々に足並みは崩れていく。

一度手にした権力を離したくないということで、リサも
ついにダークサイドに落ちてしまう訳だけど、
容易にそれを決断したわけでもなく、色々と苦悩し
周りからの度重なるプレッシャーの波によって手を出すに至る。
ただこういうのって一度手を出せば後は簡単に奥の手を使って
処理したくなるのが人間の弱さだと思うので、この人は
もう落ちるところまで落ちるしかないのだろうな。

つい最近まで山本未來さんはTBSのドラマで悲しいけど
怖い役を演じていたのでそのインパクトがまだまだ残っている。
菜々緒さんにしてもフジテレビのあのドラマの性格のような
ものを求められている感じだし、一度印象に残る役を
演じると暫くそういう役しか来ないんだろうな。

創作するというのは一番大変な訳で、編集者としてそんな
小説家の舵取りを行う神崎という男の憎らしさ。
双方に上手い事取り合い、餌を与えては都合良く利用していく
辺りがまた憎らしいところ。

小説家として大成するのが夢なのか。
それとも自分の描いた世界をみんなに味わって欲しいのか。
ネットでの反応を眺める両者の気持ちや立場の違い。

リサの私生活には抱えるものも多いけど、そんな苦労を
抱えているからこそ生み出すネタとかインスピレーション
に繋がっていかないのかな。まぁ忙しい時や精神的に
一杯一杯の時に何かを生み出すのは難しいのかも知れないが・・


遠野 理紗(リサ) …… 中谷美紀 (30代にして天才小説家)
川原 由樹 …… 水川あさみ (小説家志望)
小田 楓人 …… 三浦翔平 (大手出版社・駿峰社・編集)
塚田 真奈美 …… 菜々緒 (駿峰社・編集)
岡野 慎也 …… 羽場裕一 (編集長)
坪田 智行 …… 水橋研二 (大手出版社・駿峰社・副編集長)
尾崎 浩康 …… 小柳友 (由樹のフィアンセ、横田リース長野営業所社員)
石井 友里子 …… 未来 (由樹と浩康の共通の友人)
遠野 大樹 …… 高杉真宙 (リサの息子)
田浦 美鈴 …… キムラ緑子 (秘書)
遠野 元子 …… 江波杏子 (理紗の母・老人ホーム)
鳥飼 正義 …… 石橋凌 (駿峰社本社・常務)
神崎 雄司 …… 田中哲司 (駿峰社本社・敏腕編集長)

品川 譲 …… 坂口辰平 (小説駿峰新人賞を受賞)
向井七恵 …… 山本未來 (リサと同時期に創峰社の新人賞)

石河茉美、田辺岬、川口圭子、杉浦亜衣、梅津弥英子(アナ)
坂口辰平



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