花咲舞が黙ってない (2015年7月期・日テレ・22時枠) 原作 - 池井戸潤 脚本 - 松田裕子、梅田みか、横田理恵 演出 - 南雲聖一、佐久間紀佳、鈴木勇馬 主題歌 - 福山雅治「I am a HERO」 第3話 女子行員が堕ちた恋の罠!!窓口から消えた三百万 -------------------------------------------------------- 舞は友人の亜紀と友梨とおしゃれな店で飲んで居た。 彼と別れた理由を飲みながら話そうと盛り上がる。 舞に対して上司と2人きりの職場でよく頑張れることを口にする が、寧ろ気を使わないで楽だという。長年連れ添った夫婦みたい ねとし、その人が相手でも良いのではないかという。しかし舞 は15歳上のおじさんだとするが、十分圏内だと言われる。 一方芝崎と相馬も給料日ということも有って豪華な夕食を食べ ようと考えていた。芝崎は色々と注文する中、辛島から電話が 鳴る。相馬は舞に電話し、今から緊急臨店だと告げる。六本木 支店で現金の紛失、その額300万円だという。 現在支店長の久保寺は不在なので営業課長の神田隆が仕切って いた。営業フロアに全員を残して居るという。テラーには 古川恭子、伊沢良子、枡野理江が対応していたという。計算が 合わないのが発覚したのは午後3時半で枡野窓口で合わなかった のだという。神田は手順通りに全てを調べた事を告げ、防犯カメラ もチェックしたという。それでも見つからなかったとのこと。 今日は給料日で繁忙期だったことも亜、現金管理が徹底できな かったことが問題の一端だという。テラー同士でオープン出納機 の暗証番号を教え合って現金を出していたという。それで金の 流れが掴みづらくなっているとのことだった。良子はだから 規則を破るのは辞めようと言ったのだという。過払いはないのか と問うが、100万を多く渡している姿はないという。舞は過払い はテラーのミスで100万円一束ならはあり得ないミスではないが 3束を間違えることはないと断言する。横領の可能性も考えて 対応しなければ成らない事を告げる。 -------------------------------------------------------- 仕事を終えて寛ぐ舞と相馬の元・臨店班に緊急の仕事が入る。 六本木支店で300万円の紛失事件が発生したというものだった。 行員が帰宅する前に何とかして目星をつけないとそのまま 分からなくなることも考えられる状況の中、舞と相馬は金の流れ を掴もうとして調べていく。 袴田吉彦さんが出た時点で相当な確率で犯行にかかわっている と見るのが自然となっているところが恐いところ。 ちょっとした父親との雑談の中からヒントを見出して、その流れ を金の横領に関する犯行手口のロジックへと結びつけて、 見つけ出していくというもの。 マジメに働いている人ほど陥りやすい罠。 でも実際にはマジメに働いている人以上に不真面目に働いている人 の方が引っかかっているんじゃないだろうかと思うところもあり、 マジメに働いている人だからこそ、陥った時に周りに与える衝撃が 大きいのだろうね。 そんなに難しい犯行手口ではなかったけれど、上手い事犯行を 確定するまでは対応を見誤らずに信じようとする気持ちが有って なんとも複雑だったね。 ターゲットにされた枡野理江役の大坪あきほさんが可愛かったですね。 イジメにあっているとかそういう伏線があるのかと思ったけど、 シンプルな流れで、いつもの決まり文句を舞に語らせた感じだった な。 花咲舞 …… 杏 (東京第一銀行本部・支店統括部臨店班) 相馬健 …… 上川隆也 (舞の上司) 芝崎太一 …… 塚地武雅 (支店統括部・次長) 辛島伸二朗 …… 榎木孝明 (支店統括部・部長) 真藤毅 …… 生瀬勝久 (本部長から常務取締役へ) 児玉直樹 …… 甲本雅裕 (経営企画部次長から秘書室次長へ) 花咲幸三 …… 大杉漣 (舞の父・花咲店主) 堂島 正吾 …… 石橋凌 (専務取締役、N.Y帰り、真藤のライバル) 松木 啓介 …… 成宮寛貴 (五反田支店・融資課員) 佐藤 亜紀 …… 田中こなつ (中野支店テラー・舞の同期) 高田 友梨 …… 梅舟惟永 (舞・奈津子・亜紀の同期で友人) 神田隆 …… 正名僕蔵 (六本木支店営業課長) 馬場浩一 …… 袴田吉彦 (輸入雑貨"ブランダージュ") 吉川恭子 …… 内山理名 (六本木支店・テラー) 伊沢良子 …… 宮地雅子 (六本木支店・テラー) 枡野理江 …… 大坪あきほ (六本木支店・テラー) 久保寺敏也 …… 遠山俊也 (六本木支店・支店長) 木山彰一 …… 伊藤裕一 (六本木支店・融資課) 岡田圭子 服部真奈美 宇野亜耶 田中貴裕、佐藤正浩、奥田圭悟、七海映子、いいぐちみほ