花咲舞が黙ってない
(2015年7月期・日テレ・22時枠)

原作 - 池井戸潤
脚本 - 松田裕子、梅田みか、横田理恵
演出 - 南雲聖一、佐久間紀佳、鈴木勇馬
主題歌 - 福山雅治「I am a HERO」





第5話 元妻と再会!疑惑の融資!!
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舞も相馬も急いで約束の現場に向かっていた。二人共ホテル
だった。
舞は亜紀と美優が誘ってくれた合コンに参加する為。相馬は
櫻東大学経済学部平成6年度卒の同窓会の為だった。
相馬は親友の青井省一と久しぶりに再会する。どうしていた
のかと互いに近況を語り合うと、青井は5年前に独立して
今ではデジタルブルーというIT企業の社長となっていた。
名刺をもらうと会社が大崎の高層ビルにあることを知り相馬
は凄いなと語る。相馬の方は相変わらず銀行マンをしているが
名刺を渡すと本部で働いている事を知り青井も驚く。
そんな中、石原由美もやってくる。
舞たちの合コンは失敗だった。年上だけど肩書き的には間違って
いないと言い聞かせるが・・・
帰宅する際に、相馬と由美が一緒に居るのを舞が目撃する。
相馬にも恋人が出来たのかとして舞は好奇の目で眺めると、
相馬の元妻だと聞かされ驚く。
舞と相馬と青井で、幸三の店にのみに行く。その席で相馬は
大学時代から由美一筋で卒業して10年後にやっとプロポーズ
したのだという。相馬にはロマンチストなところがあるとい
う。しかしあの頃は3人でよく飲んだなと懐かしむ。青井は妻
と3歳と2歳の子がいることを写真で見せる。今の時代仕事人間
だと肩身が狭いのでなるべく家に早く帰るようにしているのだ
という。相馬は何で離婚したのかと問うと、転勤をきっかけに
丸の上支店で融資課長の責任を押しつけられたことがきっかけ
だったことを聴く。そんな話をしている間に舞は思わず飲み過
ぎて二日酔いになるが・・・
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ここのところこのドラマも、一定の形を保ちながらもマンネル
化を防ぐ為に可能な範囲内で形を崩そうとして努力していますね。
相馬の過去を掘り下げたエピソードだけど、必要以上に掘り下
げた感じもなかったけど、かつての仲間がどうなっているのか
っていうのは知りたいようで、聞き出すのもなかなか難しかった
りするところはあるよな。自分の今もあんまり話したくないし(笑)

親友との関係、元妻との関係を通して、例え別れてもケンカして
も親友であり、過去に共有した時間というのは本人たちにだけ
しか分からないものがあるのだろう。

相馬のことを裏切った青井だけど、困った時には助け合うという
親友としての関係と、プライドとの間で揺れる気持ちが描かれた。
親友よりも家族を守ることを優先したという気持ちも分からない
でもないし、しかしそれを守る事で刑務所にいくことになれば
本末転倒だとは思うけどね。

銀行マンなんだから調べられたらすぐにバレてしまうような感じが
するのにそれでも必死になっているところがなんとも言えなかった。
相馬としては青井との関係もそうだし、自分が松木に紹介して
しまった手前、後輩にも頭が下がらない思いがして、もしかすると
相馬が融資課時代に上司から責任を押しつけられた流れというのは
こういうパターンだったのかなと想像させる。

相変わらず恋愛ネタもくすぶり続けているけど、舞が相馬を
選ぶのか、それとも松木を選ぶのか。恋愛よりも食い気ですかね。

杏さん、腸炎で入院だそうであまり酷くならないと良いですね。


花咲舞 …… 杏 (東京第一銀行本部・支店統括部臨店班)
相馬健 …… 上川隆也 (舞の上司)
芝崎太一 …… 塚地武雅 (支店統括部・次長)
辛島伸二朗 …… 榎木孝明 (支店統括部・部長)
真藤毅 …… 生瀬勝久 (本部長から常務取締役へ)
児玉直樹 …… 甲本雅裕 (経営企画部次長から秘書室次長へ)
花咲幸三 …… 大杉漣 (舞の父・花咲店主)
堂島 正吾 …… 石橋凌 (専務取締役、N.Y帰り、真藤のライバル)
松木 啓介 …… 成宮寛貴 (五反田支店・融資課員)

青井省一 …… 石黒賢 (デジタルブルー社長)
石原由美 …… 財前直美 (相馬の元妻)
佐藤 亜紀 …… 田中こなつ (中野支店テラー・舞の同期)
美優 …… 滝裕可里 (舞の合コン仲間)
中島 …… 工藤俊作 (白山ファイナンス)

増田雄二、幸将司
骨川道夫、飯田まこと、丘野裟稀、鈴木淳、牟田浩二
金時むすこ、岩寺真志、千葉誠樹、山田拓也、山本耕大
細谷レオ



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