花咲舞が黙ってない
(2015年7月期・日テレ・22時枠)

原作 - 池井戸潤
脚本 - 松田裕子、梅田みか、横田理恵
演出 - 南雲聖一、佐久間紀佳、鈴木勇馬
主題歌 - 福山雅治「I am a HERO」





第6話 臨店班vs悪徳検査官許されざる不正行為を暴け!!
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舞は朝早く出勤した為に運動していると相馬と芝崎が来る。
今日は臨店ではなく検査部の応援をしてもらうという。与信
検査と呼ばれるもので深川支店を担当するという。舞の実家の
地元だった。主任は氷室瑛一。支店荒らしと呼ばれる厳格な
人手不正を正しい正義を守る事を豪語していた。主任に対して
余計なことは言うなとしてたったの2日だという。ただし
相手は真藤派の人物だった。

深川支店へ。
田山支店長と北村融資課長に対して氷室は融資対象の企業リスト
の資料を持ってくる様告げる。舞には雑用を命じるが、舞は
負けてたまるかと歯を食いしばる。
北村の手伝いを言い渡される中、舞は江藤と再会する。融資課
をしている彼は舞とは同期の人物だった。本店で働いているなん
て凄い出世だとされるが、実際には雑用ばかりだと語る舞。
江藤こそ2年前から融資課をしていて凄いという。

実は今回の与信検査では相馬は別のミッションを辛島たちから
言い渡されていた。与信検査で不正が行われていて支店の弱み
をネタに金をもっている人がいるとして、その対象者が氷室だ
った。ここ2、3年はブレがあるのだという。

一方鮎川は堂島がニューヨークの買収に成功した事例を受けて
お見事だという。頭取争いをしている真藤も今頃焦っているだろ
うと。
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ちょっぴり欲張りな内容になってしまいましたね。
ここ数話、真藤派という言葉がなかったけど久しぶりに復活。

本店の検査部が不正している流れと、支店長が顧客を利用して
自分の知り逢いの会社に迂回融資していて、何の罪もない夏目
木材が深川プリントの為に犠牲になるという。

偉そうなことを言っている人物が一番怪しかったりするんだよ
ねって感じで、犯罪を犯すならばもっと手の込んだことをすれば
良いのに、結局単純なトリックだった。
特に検査部に金が渡る流れなんてカメラの有無くらい確認して
も良さそうなもの。

江藤の上司がそんなことをしている為に、展開としても微妙な
感じに見えてしまうし怒りの矛先を何処に向けて良いのか
分からない。

児玉だけでなく、舞のリアクション劇場は楽しいし、杏さんは
完全に顔芸で魅せる女優さんって感じで求められるところが
大きい感じ。アニメっぽいキャラクター像を見ると、日本の
ドラマのファン層には求められていて合致しているところなのか
なと。

正直真藤と堂島の対決の構図は入れる必要はない気がする。


花咲舞 …… 杏 (東京第一銀行本部・支店統括部臨店班)
相馬健 …… 上川隆也 (舞の上司)
芝崎太一 …… 塚地武雅 (支店統括部・次長)
辛島伸二朗 …… 榎木孝明 (支店統括部・部長)
真藤毅 …… 生瀬勝久 (本部長から常務取締役へ)
児玉直樹 …… 甲本雅裕 (経営企画部次長から秘書室次長へ)
花咲幸三 …… 大杉漣 (舞の父・花咲店主)
堂島 正吾 …… 石橋凌 (専務取締役、N.Y帰り、真藤のライバル)
松木 啓介 …… 成宮寛貴 (五反田支店・融資課員)

江藤尚人 …… 笠原秀幸 (深川支店・融資課、舞の同期)
田山勝治 …… 石橋保 (深川支店・支店長)
氷室瑛一 …… 東幹久 (検査部主任)
北村由紀彦 …… 土屋裕一 (深川支店・融資課長)

佐藤誓、筒井巧
高木トモユキ、大塚ヒロタ、佐藤まんごろう、宇賀神亮介
岩美宏典、辻川慶治、龍輝


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