花咲舞が黙ってない
(2015年7月期・日テレ・22時枠)

原作 - 池井戸潤
脚本 - 松田裕子、梅田みか、横田理恵
演出 - 南雲聖一、佐久間紀佳、鈴木勇馬
主題歌 - 福山雅治「I am a HERO」





第9話 消えた一千万の手形…絶対に隠したかった関係!?
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神田支店での臨店を終えた舞と相馬。
帰り道に舞は思わず元カレを目にして相馬の影に隠れてしまう。
5月に別れたという2つ年上の公務員。舞がそんなことで隠れる
性格かとして相馬は茶化す。今日は舞の恋愛話をさかなに酒で
も飲もうという中で、舞は今日は予定があるという。
デスクの上に積み重なった資料の名から一枚のチケットを見つけ
出す。肩こりスッキリのマッサージ無料件だった。

そんな中芝崎次長がやってきて、今すぐに三鷹支店に行って
欲しいという。取引先から預かった約束手形を紛失したのだ
という。行員総出で現在探しているが手形は小切手と同じで
有価証券故に現金を無くしたのと同じだった。何よりも銀行の
信用に関わる大事な問題だという。幾ら無くしたのかと問うと
1000万円だという。

三鷹支店にいくと、確かに全員で行内を探し回っていた。
支店長・野口始は絶対に何処かに有るハズだとして探し出すよう
檄を飛ばす。融資課長の小泉洋一、融資課の堀田真吾などと
相馬と舞は面会する。
手形を無くしたという堀田真吾から詳細を聞いていくことになる。

その頃真藤にも情報は伝わっていた。堂島派閥のものが手形を
紛失したということ。これは派閥どころの騒ぎではないとすると
児玉は大局的な視点で見る真藤に感動する。

堀田によると午前中に取引先を周り11時半にカワバタ機械の
川端道和社長から手形を受け取り、集金袋に入れたという。
12時半頃会社を出てまっすぐ支店の方に戻ってきたというが・・
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西原香澄が出てきた瞬間に、「君犯人じゃないよね?」って
感じで、即効で犯人が分かる内容だった。
色んな所で問題に於ける様々なパーツが展開上に割り振られて
いて、シナリオを見ていると上手く裏打ちするような形で
内容・状況を示唆している。

正直、西原ほどの人物ならば不倫に拘る必要はない気がするし、
時間をムダに過ごしてしまった感じ。
結末は分かっているのに、愛情とはそんな酷な一面を持っている
というのかな。

どうも最近はどの流れに於いても舞絡みの人物が事件の当事者
となることが多いね。
自分の知り合いの間違いを指摘するというのは難しい状況だけど、
知り合いだからこそ厳しく接して欲しいところも有る。

銀行員ならば手形がなくなればどれだけ大事に至るか分かる
ハズだし、一時の感情によって気の迷いが人生を狂わせてしまう
ところなど、意外と人間社会ってシビアなところで生活して
いるんだよな。

最終的にはほぼ感情に訴えるような形で証拠を見つけ出した格好
で、堀田の苦悩なんかも見て取れる流れが有る。
西原は遊ばれていただけとか思っていた様だけど、ただの遊び
の関係ならばこれまでの付き合いの中でも気が付いているハズ
だろうと思う。


花咲舞 …… 杏 (東京第一銀行本部・支店統括部臨店班)
相馬健 …… 上川隆也 (舞の上司)
芝崎太一 …… 塚地武雅 (支店統括部・次長)
辛島伸二朗 …… 榎木孝明 (支店統括部・部長)
真藤毅 …… 生瀬勝久 (本部長から常務取締役へ)
児玉直樹 …… 甲本雅裕 (経営企画部次長から秘書室次長へ)
花咲幸三 …… 大杉漣 (舞の父・花咲店主)
堂島 正吾 …… 石橋凌 (専務取締役、N.Y帰り、真藤のライバル)
松木 啓介 …… 成宮寛貴 (五反田支店・融資課員)

堀田真吾 …… 和田正人 (三鷹支店・融資課)
西原香澄 …… 中村ゆり (三鷹支店・渉外課)
野口始 …… 佐戸井けん太 (三鷹支店・支店長)
小泉洋一 …… 右近良之
川端道和 ……

、吉満寛人、畠中正文、小橋宏美、大林学
松原永奈、義達祐未、宇賀神亮介



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