HEAT
(2015年7月期・フジ・22時枠)

プロジェクト原作 - 「ファイアマンの遺言」秦建日子
演出 - 小林義則、佐藤源太
脚本 - 丑尾健太郎、大浦光太、坪田文
音楽 - 菅野祐悟
主題歌 - EXILE ATSUSHI + AI「Be Brave」





第2話 大パニックに響く魂の叫び
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タツヤが幸多市に目を付けたことで社長の日比野の楽しみだと
し、ライバルにある濱田も南臨海市でのプロジェクトを進め
つつも気にしていた。
土地を取得し、大型の開発を認めてもらう為には、その町のこと
を知る為だと考え、住民と近づく為に消防団に入ったタツヤ。
そこでタツヤの人生を変える大きな事件を経験する。
合田からは消防団失格だと言われて悔しい思いをするが・・

そんな中、今年も町の防災教室が行われることになる。
しかし役場の曽根は本当に今年もやるのかとして昨年のイベント
での失態を持ち出す。しかし防災について考え頂きたいのだと
して恭子たちは説得。しかし毎年参加人数も減っていて、
税金のムダとのクレームが入って来ている現状も有った。

幸多市のシャッター街になっているパール商店街の空き店舗は
3軒を調べると買い取ったのては業社ではなく幸多市であること
から公共事業の可能性がある事を知る。行政相手とは大変な
ことになるかも知れない。市長は星乃周一郎という町人に絶対
の信頼を寄せられている人物だった。
そんな中、タツヤの元には防災団のメンバーから次々とメール
が届く。今すぐに来て欲しいとのこと。
仕方なく足を運ぶとそこでは、防災教室のキャッチコピーに
ついて何が良いのかを選んでいた。何とか多くの人にPRしたいと
して色々と案を出していた。今年は恭子とタツヤで訓練用のAED
を担当して欲しいとし、一度体験しておけば落ち着いて使用する
ことが出来ると言われるが・・・
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幸多市を開発の候補地として押したいタツヤとしては、その為
の地ならしの為に地元住民と密着していく。
そんな中、この街の再開発に行政も関与している疑惑が有り、
それを調べる中、市長である星乃周一郎となんとか接触しようと
するが・・・

前回に比べると随分とドラマがよくなったと感じるけれど、
地域活性というのを大規模な企業が画策しているのでは
なく、もう少し小規模な流れの中でのこじんまりとした流れ
の中で提示出来れば、とても感情移入もしやすくて、スッと
ドラマの世界観の中にも入れ込めたのかも。

地域特性を知る為に色々と街の人たちとふれ合うのは良いけど、
消防との絡みは正直あんまり必然性を感じない。
ただ誰もが無関心にしている街のことを考えるべきだとする主張
を防災の流れに引っかけて描いたと見るととても上手い流れでは
有ると思う。

市長と接近することが今回の実質的ミッションだったのか。
タツヤにしても消防団の仲間と接していく内に感情移入していく
けれど、彼らと一緒にいる時間に心地良さを覚える中で、この
街の特性を変えたくないとする思いを芽生えさせるのかどうか。

佐藤隆太さんのセリフとかとても心に染みいるし、上手いタイミング
で助けに入るようにしてフォローする流れが有るので、役的には
面白いんだけどね。


池上 タツヤ …… AKIRA (クローバー都市開発)
日比野 仁 …… 稲垣吾郎 (クローバー都市開発、社長)
濱田 直紀 …… 田中圭 (クローバー都市開発、タツヤのライバル)
榊 明弘 …… 井出卓也 (クローバー都市開発、タツヤの部下)

安住 咲良 …… 栗山千明 (よこかわ幼稚園)
石沢 聡 …… 菅原大吉 (靴屋)
神戸 恭子 …… 堀内敬子 (ゴシップ好き主婦)
鳴海 雅彦 …… 正名僕蔵 (サラリーマン)
等々力 秀一 …… 鈴木伸之 (自転車修理工)
松山 航平 …… 吉沢亮 (就職活動中の大学生)

合田 篤志 …… 佐藤隆太 (消防士隊長)
白石 徹 …… 工藤阿須加 (消防士で合田の部下)
結城 エリ …… 菜々緒 (経営コンサルタント)
渡会 いずみ …… 小芝風花 (幼稚園の教諭補助)

山田親太朗、高橋秀行、上松大輔、金井成大

志村美空、佐藤智美、熊倉一美、松浦理仁、大山蓮斗、阿由葉さち紗
内藤咲愛

星乃周一郎 …… 国広富之 (幸多市・市長)
曽根 …… 小松利昌 (幸多市・役場)

加藤裕
田尾きよみ、唐沢民賢、軍司眞人、水野智則、飯田まさと
金井良信、大草理乙子、橘水稀、石川香織、高田和加子
小出ミカ、大和海音、増田怜雄、吉田騎士、筧礼、高坂ちか




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