HEAT
(2015年7月期・フジ・22時枠)

プロジェクト原作 - 「ファイアマンの遺言」秦建日子
演出 - 小林義則、佐藤源太
脚本 - 丑尾健太郎、大浦光太、坪田文
音楽 - 菅野祐悟
主題歌 - EXILE ATSUSHI + AI「Be Brave」





第8話 最大の敵社長との全面対決!再開発止める秘策とは
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日比野から遊びではなく慈善事業のための仕事ではないと言わ
れたタツヤは非情になって、幸多市の再開発プランを開始する。
自分が練ったプランではなく地元民を無視した金持ち相手の
再開発プランだった。
そんな中タツヤは火遊びをしていた少年たちに声を掛けたところ
で少年の一人に刺されてしまう。
榊はタツヤを病院に連れて行き、濱田は社長に報告すると、
社長はタツヤは良い仕事をしたとして、これで反対派勢力が
刺したということになれば開発推進派が勢力を増すというので
ある。
咲良は病院に駆けつける中、手術は無事に終わる。エリは
咲良に対してどうしてあなたがいるのかとすると、タツヤはもう
消防団とは関係無いと一蹴する。
案の上町では反対派が腹いせにタツヤを刺したという噂が広まる。
等々力は自業自得だと呟く。
そんな中、等々力は上司からスクーターを直して欲しいとする
少年たちが来ているので直すよう命じられるが、彼らが会話して
いた内容を聞いてしまうのだった。
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タツヤが刺されたことで益々再開発推進派が勢いが増す。
しかしタツヤはこれは金を使ったただの暴力だとし、住民の意向
を取り入れるべきことを訴えるが、社長は話を聞こうとはしなか
った。来週の総会で全てが決まるということで、それまでに
何とかその流れを止めようとするが・・・

このドラマってツボをついた要素は幾つもあるのだけど、
何故か視聴率に繋がらないね。
社会人になっても学生のノリを求める要素が存在していたり、
仲間意識を持って会社や社会と対峙していく物語なんだけど、
やはり行っていることが横暴だし、強引過ぎるところも有って、
ハデにストーリーを設定し過ぎて現実離れしているところが有る
のかな。

社会人になっても学生の時のような繋がりを求めたいという
人は多いと思うし、そういう機会があることは恵まれていると思う。
学生時代には容易に人の繋がりが持てたけれど、社会人になると
どうしても限られた中で生活していくので、なかなか関係を
結ぶのが難しいんだよね。

ゴミ回収の流れって学園ドラマでも必ず有る。
シュレッダーにかけただけで安心する市長の妻。
再開発、町作りのためには業社と癒着する市長がいるところなど、
もっとやるべきことは多そうな町だよね。

時間的スパンが短いのでシュレッダーの辺りの展開は安っぽく感じる
けど、タツヤの本来の思いを伝えた榊のエピソードとか、タツヤが
刺された件で真相を突き止める流れなどを見るとやはり人との
繋がりを感じさせるもので、悪くない人間関係は築き上げられている
感じはする。


池上 タツヤ …… AKIRA (クローバー都市開発)
日比野 仁 …… 稲垣吾郎 (クローバー都市開発、社長)
濱田 直紀 …… 田中圭 (クローバー都市開発、タツヤのライバル)
榊 明弘 …… 井出卓也 (クローバー都市開発、タツヤの部下)

安住 咲良 …… 栗山千明 (よこかわ幼稚園)
石沢 聡 …… 菅原大吉 (靴屋)
神戸 恭子 …… 堀内敬子 (ゴシップ好き主婦)
鳴海 雅彦 …… 正名僕蔵 (サラリーマン)
等々力 秀一 …… 鈴木伸之 (自転車修理工)
松山 航平 …… 吉沢亮 (就職活動中の大学生)

合田 篤志 …… 佐藤隆太 (消防士隊長)
白石 徹 …… 工藤阿須加 (消防士で合田の部下)
結城 エリ …… 菜々緒 (経営コンサルタント)
渡会 いずみ …… 小芝風花 (幼稚園の教諭補助)

山田親太朗、高橋秀行、上松大輔、金井成大

佐藤智美、熊倉一美、松浦理仁、大山蓮斗
阿由葉さち紗、内藤咲愛

合田未来 …… 志村美空 (娘)
畠山和夫 …… 小林隆 (堂島建設)
畠山彩音 …… 長野里美 (和夫の妻、病弱)
星野公子 …… 小島慶子 (ブティック経営)
星野周一郎 …… 国広富之 (幸多市長)
泉秀典 …… 土屋裕一 (堂島建設)

浦上晟周、中野剛、石井テルユキ、恵有一、あづみ昌宏
坂本充広、内田純、鷲田詩音、高野漁



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