HEAT
(2015年7月期・フジ・22時枠)

プロジェクト原作 - 「ファイアマンの遺言」秦建日子
演出 - 小林義則、佐藤源太
脚本 - 丑尾健太郎、大浦光太、坪田文
音楽 - 菅野祐悟
主題歌 - EXILE ATSUSHI + AI「Be Brave」





第9話 大火災の中、決死の救出!最後の無線と涙の敬礼
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幸多市再開発計画の総会で、タツヤはこの幸多市再開発計画には
不透明な金の流れが有るとして堂島建設から市長に月に100万円
単位で流れていることを指摘。そんな中で別館で火災が発生して
いる事を知る。タツヤは順番に後方の出口から避難するよう
誘導する中、市長は我先に市民を出し抜いて出て行こうとする。
一方社長も別ルートで外に出ようとしていく。
濱田は社長の姿が見えないとしてタツヤに報告。タツヤは煙が
立ちこめる階段の方から逃げようとして立ちいかなくなってい
る姿を見つけて対決。今のあなたは要救助者だとして、松山に
社長を安全な場所に退避させるよう頼む。作業長が別館に
まだいるという情報を聞いてタツヤは別館へと向かう。
ようやく作業長を見つける中、倒れて居る彼を支えようとする
がタツヤは腹部を刺された傷跡が開いてどうしても上手く
運ぶことが出来ずにいた。合田ら消防士たちも到着して、タツヤ
たちが別館にいることを告げると、大隊長の若松指揮の下、
中隊長の合田はチームと共に内部へと要救助者を捜して煙りを
かき分けていくが・・・
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どうしても誰もが考えつく結論へと導かれる流れが有り、よく
も悪くも安定し過ぎてサプライズ的流れはなかった。

寧ろ火災になるという無理矢理なシチュエーションをねじ込んで
歩いても助かりそうな流れに対して、難しい状況へと陥らせる
ところなど安っぽさと、如何にもドラマ的見せ場を作った印象
しかない。

タツヤと合田、二人の物語に集中すれば面白いドラマになった
だろうね。タツヤのライバル関係として濱田を添えてしまった
けど、ヤスっぽい敵キャラって感じで最後は大団円。

結局防災に強い町作りに関しても全体像としてはまるで見えてくる
ものがなく、その中で働いている影の主役たちがいるってこと
で、その存在はあなどれないものとして町中の人たちにもっと
認知されると良かったんだけど、どうも一部の人だけで回っていたな。

恋愛ネタは感情だけで処理した辺りは好感の持てるところかな。

少し前ならばこういうドラマも受けたんだろうけどね。
ちょっと食傷感が有るところは否めないところだった。



池上 タツヤ …… AKIRA (クローバー都市開発)
日比野 仁 …… 稲垣吾郎 (クローバー都市開発、社長)
濱田 直紀 …… 田中圭 (クローバー都市開発、タツヤのライバル)
榊 明弘 …… 井出卓也 (クローバー都市開発、タツヤの部下)

安住 咲良 …… 栗山千明 (よこかわ幼稚園)
石沢 聡 …… 菅原大吉 (靴屋)
神戸 恭子 …… 堀内敬子 (ゴシップ好き主婦)
鳴海 雅彦 …… 正名僕蔵 (サラリーマン)
等々力 秀一 …… 鈴木伸之 (自転車修理工)
松山 航平 …… 吉沢亮 (就職活動中の大学生)

合田 篤志 …… 佐藤隆太 (消防士隊長)
白石 徹 …… 工藤阿須加 (消防士で合田の部下)
結城 エリ …… 菜々緒 (経営コンサルタント)
渡会 いずみ …… 小芝風花 (幼稚園の教諭補助)

山田親太朗、高橋秀行、上松大輔、金井成大

佐藤智美、熊倉一美、松浦理仁、大山蓮斗
阿由葉さち紗、内藤咲愛

合田未来 …… 志村美空 (娘)
星野周一郎 …… 国広富之 (幸多市長)

中野剛、仲義代、植村恵、宮川浩明、藤本悠輔、坂本充広、
恵有一、あづみ昌宏、城野マサト



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