恋仲
(2015年7月期・フジ・月曜21時枠)

脚本:桑村さや香
主題歌:家入レオ「君がくれた夏」
音楽:世武裕子
プロデュース:藤野良太
演出:金井紘、宮木正悟

http://www.fujitv.co.jp/koinaka/index.html





第6話 決意
--------------------------------------------------------
翔太があかりに父親・寛利のことを言わなかった理由の中には
彼が新しい家庭を持っていた為に、それを知ればあかりが傷つ
く為だと思っていたからだった。
あかりと葵は館山の寛利の元に行った帰りに一緒に花火をしつつ
葵はあかりにキスをする。ホントはあの時の手紙の中には好き
だと書いていたこと。葵もまたあかりのことをずっと好きだった
と語る。
東京に戻ってくるとあかりは葵に色々とありがとうと告げる。
帰宅したあかりは恵里香にどれだけ心配したと思っているのか
として翔太との関係は大丈夫なのかと問われる。

葵に返したハズのマンガと、葵に書いたハズの手紙が翔太の部屋
の机の中に入って居たことに対してあかりは翔太に失望していた。

万里子と磯原は、八王子の水族館の件でみんなに話をする。
水族館側からの依頼はペンギンカフェを作ってくれということ
だという。万里子はペンギンが苦手だとするが、美玲は大好き
だとしてそんなカフェが作れることはステキだと語る。万里子
はイマイチ愛情が湧かずアイデアも浮かばないのでこの一件の
デザインは美玲に任せて葵にはアシスタントに入る様言われる。

一方心音はあかりに研修医(翔太)と何か有ったのかと問うと、
仲直りするか別れるかしてよと語るのだった。

翔太はそんなあかりに逢うと、あかりは父に逢ってきたことを
報告。翔太は勝手なことをしたとして謝罪する中、あかりは
借りた金は私が返すと語る。翔太は手紙の件でもお父さんの
ことでも本当に酷い事をしてしまったとして、俺には傍にいる
資格はないという。もうあかりの傍に居なくても大丈夫だろう
として教員採用試験は絶対に受かると語り、あかりは良い先生
になると告げる。
--------------------------------------------------------

取りあえずドラマとしては、別れた頃に時間を戻した格好で
一度リセットさせて新たに関係を築き上げるという構図を
作った感じ。
まかりなりにも苦しい時を助けてきたという翔太と、これから
困難が起きるかも知れない葵とあかりの対応の違いに、色々と
その差を見出して、今のあかりにはどちらが適した人物なのか
ということを示していきそうな感じ。

運命を変えた罪は消えないけど、そういうところを乗り越えて
しまうとまた翔太が同じ土俵に戻ってくる可能性というものは
有りそうだ。まだ高校時代だと若かりし頃の過ちで済まされそう
な時期だしね。

とにかく今が翔太にとっては最悪な状況の時だけど、最悪期は
脱したということが有るし、色んな意味でまだまだ社会人として
互いに自分というものの存在が確立されていない時期なので、
不安定な状況の中、あかりと葵が関係を繋げていけるのかどうか。

公平は名前からして公平なのかと思ったけど、翔太に同情している
姿が有り、確かに手紙を捨てた捨てないの話は捨てればわからない
ことだけど、捨てなかったところに翔太の良心は残っているところ
で公平が指摘する流れにも一理感じるところが有ったかな。

何よりも翔太の人間性を証明する患者もいるし、翔太は思っている
以上に援軍が多そう。

一緒に合格を祝おうとしていた二人に対して、早くも初回から
躓いてしまったことでの運命のすれ違いが起きている。
間違えてしまった健康祈願のお守りも、翔太が気に掛けている患者に
あかりが渡していくことで何か起きていきそうだね。


三浦葵 …… 福士蒼汰 (建築設計事務所)
芹沢あかり …… 本田翼 (葵の幼なじみ・教師を目指す)
蒼井翔太 …… 野村周平 (転校生、医者)
金沢公平 …… 太賀 (葵の富山時代・高校の友人)
三浦七海 …… 大原櫻子 (葵の妹、就活中)
山城心音 …… 大友花恋 (病気で入院、心筋症)
冴木瑠衣子 …… 市川由衣 (葵の元彼女)
富永美玲 …… 山本美月 (建築設計事務所)
高梨恵里香 …… 馬場園梓 (あかりと同居)
沢田一葉 …… 新川優愛 (医者)
小谷照吉 …… 前野朋哉 (建築設計事務所)
磯原新一 …… 永井大 (建築設計事務所)
丹羽万里子 …… 吉田羊 (建築設計事務所)
芹沢寛利 …… 小林薫 (あかりの父、造船鉄工所・2008年に倒産)
智美 …… 渡辺舞 (大学病院・看護師)

萩原利久、千綿勇平、山上綾加、佐倉星、城内武



inserted by FC2 system