コウノドリ (2015年10月期・TBS・金曜22時枠) 原作 - 鈴ノ木ユウ『コウノドリ』 脚本 - 山本むつみ 企画 - 那須田淳、鈴木早苗 ピアノテーマ・監修 - 清塚信也 プロデューサー - 峠田浩 演出 - 土井裕泰、金子文紀 他 主題歌 - miwa「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」 http://www.tbs.co.jp/kounodori/ 第3話 風疹で…２つの手が繋ぐ奇跡 -------------------------------------------------------- サクラは店でピアノを弾く。Over the Rainbow。 滝は今日はオンコールはなさそうだという。 一方四宮は佐々木みのりから、赤ちゃんを助けてという手術室 での夢から目覚める。 病院では根岸夫婦が診察に来ていた。妻の若葉と夫の大輝は つわりが終わり安定期に入ったので今のウチにハワイに行き たいとサクラに相談する。赤ちゃんが生まれたら行けなくなる からだという。しかしサクラは海外はお勧めしない事を告げ、 日本とは医療体制が違うし何か問題があっても駆けつけること は出来ないと語る。22週目なので安定期ではないのかとすると、 安定期でも安全ではないとし、決して早産の危険が無くなった 訳ではないと語る。 下屋、真弓、小松はランチをとりながらそんな妊婦の話をする。 マタ旅が流行っていること。マタニティ旅行ブームだという。 妊娠すると何かとストレスがかかるしリフレッシュの為の旅行 だという。白川がやってくるとリフレッシュだなんて・・と語る。 小松は旅行策で出産なんてことになれば、医療費が一億円請求 された例もあるのだという。 一方今橋の元に瀬戸加奈子と10歳になる娘の遥香が診察に 来る。サクラは取り上げたこともあり遥香を見て大きくなった なと語る。遥香はサクラに握手を求めると先生の指は細くて長い と語る。心臓の検査に来たという加奈子。遥香がテレビに出演 するかもしれないので相談に来たという。「先天性風疹症候群」 の特集で母子感染のことを知ってもらい予防接種を受けること を啓蒙する番組だった。遥香も目が見えず、妊娠中に妻が 風疹にかかったのが原因だった。妊娠中の風疹は白内障、 難産、心臓疾患の症状が出ることが多く、死産も多いという。 一方木村法子は義母から出産に対して色々と電話で指示して 来ていた。 -------------------------------------------------------- 四宮医師の患者に対する冷たい態度やカイザー時に於ける 子宮に関して温存せずに取ろうと固執していることに違和感 を覚える。無事に赤ちゃんが生まれたのにまるで嬉しそうでは ない四宮を見た下屋はその疑問をぶつけるとサクラは5年前に 起きた件を話す。手術が無事で一番喜んでいるのは四宮だと 語る。 胎盤剥離の問題が結構多いね。 出産時の一番のリスクって胎盤剥離によるところが大きいのかな。 また妊娠時に母胎がどういう行動を取るのかによって、出産 のリスクが変わってくるし、また生まれてくるものたちに影響が あるということで、視聴者にも考えさせる機会をドラマを通して 描いたものだった。 ドラマとしてはやはりこの手のドラマらしき、視聴者への啓蒙 活動をビンビン感じる流れだし、今のご時世、妊娠に対する 誤解したり知識のなさから、助けられる命を助けられないと するケースが多いことから、ドラマを通して主張している感じ がしてくるところだった。 産科医が他の医療科と違って死を看取ることではなく、生を 助けるものだということで選んだことが描かれた。 医者としての楽な道を選んだというわけではないのだろう けど、その分だけ一人の命に対する重みというものも感じる という主張も悪くはなかった。 院長は新生児科医は訴訟がなければ黒字になることを語ってた こともあるけど、小さな命なので器用さが求められる中で、 一つのミスが死に直結することもあるところなんだろうね。 しかしもう四宮の謎をえがいたことと、サクラと今回の患者の一人 の少女がピアノで共演するという大胆なシナリオ構成だった ところは意外性を感じて良かった。生まれた後にも子供たちの様子 を見守ることが出来る医療体制が整っていて、理想と言えば理想だね。 鴻鳥サクラ …… 綾野剛 (産婦人科医) 下屋加江 …… 松岡茉優 (新米産婦人科医) 小松留美子 …… 吉田羊 (助産師) 白川領 …… 坂口健太郎 (新米新生児科医) 加瀬宏 …… 平山祐介 (救命救急医) 角田真弓 …… 清野菜名 (助産師) 船越拓也 …… 豊本明長 (麻酔科医) 大澤政信 …… 浅野和之 (ペルソナ総合医療センター・院長) 向井祥子 …… 江口のりこ (メディカルソーシャルワーカー) 新井恵美 …… 山口紗弥加 (新生児科医) 四宮春樹 …… 星野源 (産婦人科医) 今橋貴之 …… 大森南朋 (新生児科部長兼周産期センター長) 平井沙織 …… 白石糸 (看護師) 真田知香 …… 小林きな子 (看護師) 少年のサクラ …… 高村佳偉人 (ひまわり養育園) 小野田景子 …… 綾戸智恵 (ひまわり養育園) 山本みのり …… 梶原みなみ (助産師) 槌田幸 …… 國武綾 (助産師) …… 重城希美 (助産師) 林瑞希 …… 藤原希 (看護師) …… 菊池真琴 (助産師) 佐々木つぼみ …… 廣田優実 真鍋千里 …… 田辺愛美 (看護師) …… 櫻井はな (新生児科の看護師) 永谷真知子 …… 永井ちひろ (看護師) 森岡奈緒美 …… 福吉真璃奈 (看護師) 内田麻衣 …… 横内亜弓 (新生児科の看護師) 白井香歩 …… 亀井理那 (看護師) 北村絢椛、瑠衣夏、羽村純子 瀬戸加奈子 …… 石田ひかり (母親) 瀬戸遥香 …… 山田望叶 (10歳、娘、目が見えない) 瀬戸啓介 …… 音尾琢真 (父親、テレビ局関係者) 木村法子 …… 山田真歩 (妊婦、喫煙) 根岸若菜 …… 佐藤栞里 (妊婦、22週目) 根岸大輝 …… 渡辺裕太 (夫、ハワイに行きたがる) 田中淳 …… 和田正人 (夫) 田中陽子 …… 河井青葉 (妊婦、8週目) …… ふるかわいずみ (看護師役（オペ看）) 木村慎之助 …… 佐々木みのり …… 石丸奈菜美、川口圭子、太知快成 崔哲浩、海老原直匡、藍原結子、平田悠真、鈴木里莉 萬徳咲和