表参道高校合唱部 (2015年7月期・TBS・金曜22時枠) 脚本 - 櫻井剛 主題歌 - Little Glee Monster「好きだ。」 プロデュース - 高成麻畝子、大澤祐樹 演出 - 石井康晴、池田克彦、吉田秋生 http://www.tbs.co.jp/omosan-gassyobu/ 第10話 号泣…伝説の愛の歌で奇跡！家族の再生 -------------------------------------------------------- 真琴は両親を仲直りさせる為に愛の歌を発見するも、父・雄司 は妻の美奈代に接近する内田を殴って留置場へ。母との仲も 最悪だったが、内田が結婚詐欺師として捕まったことで一発逆転 する。ハッピーエンドのハズだったが、雄司の方からやっぱり 君を幸せには出来ないとして離婚届けを渡す。 真琴は父親にどういうことなのかと尋ねるが、これが一番良い 方法という。俺がまとわりついていたらダメだという。しかし 家族を守ってくれたでしょというと、父は真琴が探してくれた 愛の歌を一人出歌っていた気が付いたとし、俺はもう昔の俺では ないこと。美奈代が真琴を迎えに来る中、父と母は「サヨウナラ」 と思い言葉を交わす。 そんな中、学校では近年の少子化によって学校経営が維持出来ず 廃校が決定する。大曽根は創立110年の間、233618人が卒業した とし、ここで役目を終えても胸を張れることを告げる。 一方文化祭でのパフォーマンスによって合唱部への入部希望者 が増えていた。真琴が元気がないことに里奈たちは気が付く中、 風香は突然クラスに入ってくると、学校が潰れてしまうことを 告げる。瀬山がやってくると、その件で説明する事を語る。 廃校は生徒数の減少が原因であり、みんなが卒業するまでは 学校は通常通りだと語る。そんな中瀬山は生徒に進路希望の紙 を配る。 有明は練習しようと語る。こういう時こそ歌うのだとし、不安 でも悲しくても良いとし、今しか出せない声で歌うのだという。 しかし真琴は全部無くなるのだとして、両親を仲直りさせよう として東京に出てきて愛の歌も見つかったのに離婚するのだという。 練習にはならないとして真琴は出て行ってしまう。 -------------------------------------------------------- いよいよ最終話。 学校も両親も合唱部も無くなっていくことに失望を禁じ得ない 真琴は離婚して父が香川に戻るのであれば自分も香川について いく事を語る。 合唱部では真琴一人いないだけで随分と雰囲気が変わっていた。 里奈は今は辛いけど歌えば気分が変わることを訴えるが、しかし それでも現実は変わらないとして、真琴は歌に意味などないと 語る。有明は真琴の居ない合唱部に対して、何をすべきか考えろ と語る。 前回の文化祭パフォーマンスがかなり良かっただけに、 今回のパフォーマンスに於けるインパクトが無くなってしまった ところが残念だった。 両親が出会い、そしてこの歌が出来るまでに経験した父親の エピソードを歌に演劇にした格好だったけど、オープンな家庭 だとしてもなかなか両親の細かい高校時代の経緯とか知っている ものなのかと。 歌の語源は訴えるだとして、歌で伝えるべき主張はこれまでにも 唱えられていたけど、改めてそれを主張した格好で、毎回一人 ずつ歌で救ってきた流れに於いてラストに誰を助けるのかなと 思っていた。真琴を助けるのかなと思ったけど、結果として真琴 を助けることになるけど、メインは両親だった。 愛する資格がないのは変だ。二人の愛は今の私たちだとして幸せ な生活だったことを夫婦の問題としてだけでなく、子供を含めた 家族の問題として取り上げた辺りは良かったと思う。 そんなみんながこれまで真琴によって助けられたことを示唆する 為に、練習の際に自分たちが助けられた時の歌を歌って、それを 最終話としてのまとめの流れとして構成するところも良かったと 思う。 最後にネットに動画を投稿しただけで学校の生徒が増えるという のはちょっと外食店じゃないんだから無理があるんじゃないか って感じだったな。 香川 真琴 …… 芳根京子 (香川から表参道高校へ) 夏目 快人 …… 志尊淳 (病気持ち) 谷 優里亞 …… 吉本実憂 (芸能界) 引田 里奈 …… 森川葵 (1軍だったが、合唱部へ) 桜庭 大輔 …… 堀井新太 (野球部員) 宮崎 祐 …… 高杉真宙 (引きこもり) 佐々木 美子 …… 萩原みのり (合唱部) 相葉 廉太郎 …… 泉澤祐希 (合唱部) 竹内 風香 …… 小島梨里杏 (意地悪) 蓮見 杏子 …… 葵わかな (香川時代の友達) 桐星 成実 …… 柴田杏花 (合唱部、伴奏) 相原 ほのか …… 長谷川ニイナ (意地悪・長髪) 山田 アンドリュー …… 瑛 (合唱部) 天草 五郎 …… デビット伊東 (副校長) 瀬山 えみり …… 神田沙也加 (担任。合唱部の副顧問) 鈴木 有明 …… 城田優 (合唱部、H22年出席簿1-A、"人殺し"と書か れて) 大曽根 徳子 …… 高畑淳子 (校長) 香川 真弓 …… 松本来夢 (妹) 香川 雄司 …… 川平慈英 (夫、香川でうどん屋・閉店) 香川 美奈代 …… 堀内敬子 (雄司の妻) 原田 万歳 …… 平泉成 (美奈代の父、蕎麦屋"万歳庵") 原田 知世 …… 立石涼子 (万歳の妻) 生徒 石川翔 …… 赤楚衛二 佐藤大輝 …… 上野凱 遠藤陸 …… 沖津海友 工藤健太 …… 片桐悠輔 山崎拓海 …… 川合諒 阿部未来 …… 税所ひかり 前田涼太 …… ささの友間 木下舞 …… 柴葵ハナ 岡田智也 …… 高井佳佑 渡辺玲奈 …… 高田夏帆 藤井美咲 …… 高橋綾沙 橋本優花 …… 田中日南乃 野村綾乃 …… 本間千佳子 バスの運転手 …… モロ師岡 食堂の客 …… 木村翠 店員 …… 松本海希 教師 …… 森本のぶ 釣り人 …… 大前亮将、高道淳史 若い頃の雄司 …… 千葉一磨 若い頃の美奈代 …… 佐藤玲