オトナ女子
(2015年10月期・フジ・木曜22時枠)

脚本 - 尾崎将也
演出 - 関野宗紀、田中亮
プロデューサー - 中野利幸
主題歌 - 中島美嘉「花束」
挿入歌 - Crystal Kay「何度でも」

http://www.fujitv.co.jp/otona_joshi/index.html





第5話 大人のキス
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高山から恋愛に波乱が足りないことを言われた亜紀。
池田と待ち合わせしていたが、なかなか来ず諦めかけたところ
に池田はやってくるとどうしても今日逢いたかったとして駆け
つけた事を語る。二人はキスする中、高山も見て居た。

中原は企画が無事通っていることを語る。
一方沙織は亮介が恋愛で悩んでいることを知り、なんで年上の
相手なのかと問う。

高山は原稿を池田に見せると面白いとするが、まだ冒頭部分
しか出来ていない事を語る。池田は高山に先日のキスの件を
見て居たのでしょというと、これで二人の関係は軌道に乗った
のではないかと言われる。しかし普通ならば幸せな時期のハズ
なのに何故か不安になることを語る。ボクには女性に向ける
べき愛情が足りないような気がするという。
「愛とは決して後悔しないこと」だとして映画「ある愛の詩」
を引用すると、前を向くしかないと語り、池田を後押しする。
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今回はほぼ亜紀の方から高山に構ってくれとばかりの展開が
用意された感じ。

しかし純一は相手にする価値もない気がするけど、この人、
金に群がる女性のことを嫌ってふるい落としている格好なのか
田代滉一というキャラクターが出てきた時にはこのドラマの
恋愛ネタ、シチュエーション作り方が末期的状況過ぎると思った
のだけど、取りあえず駆け引きだけだったという設定に留まって
いたので良かった。
あまりにもあからさますぎる展開なので、相当萎えるし。

亜紀の苦悩は確かに面白く出来ているのだけど、優しいだけの
男では物足りないというキャラクター像を池田は演じているかな。
あまりにサッパリしすぎて、草食的過ぎて、この人と恋愛して
いくのはまるで楽しさがない。親戚の前とか友達に紹介する
には良い人で理想なんだろうけど、無味乾燥過ぎて生活が楽しい
のかな。

みどりと沢田の関係は相変わらず無いなと思いつつ、ちょっと
展開が別の方向に触れてきた。昴の妊娠ネタ。
男女平等が叫ばれる中、なんでこういう時って男性側の親
だけが責められるんだろうか。無理矢理関係に至ったのであれ
ば分かるのだけど、どうもなんでも男性に責任を押しつけるみたい
な風潮は男女不平等な印象はある。

いじめを受けている件ではどう処理していくのか。
取りあえずみどりが沢田と関わる理由・名目は出来た感じだけ
どね。

また大人にもいじめはあるとばかりに、なんだか良い感じの
亜紀の職場の雰囲気も、何故かノリの悪さが目立ち、こういう
ところも世代間ギャップなんですかね。
昔の上司ならばそういう部下たちにも何か出来たのだろうけど、
男性社会が叫ばれる中で、女性同士でつぶし合う様がちょっぴり
切ない感じの職場環境に萎えるね。


中原亜紀 …… 篠原涼子 (40歳、恋愛アプリ開発部署)
高山文夫 …… 江口洋介 (脚本家、10年以上前に恋愛ドラマヒット)
大崎萠子 …… 吉瀬美智子 (フラワーショップオーナー)
坂田みどり …… 鈴木砂羽 (バツイチ、3人の息子、弁当屋パート)
栗田純一 …… 谷原章介 (亜紀の会社の社長)
工藤美和 …… 市川美和子 (亜紀の部下)
立花沙織 …… 平山あや (亜紀の部下)
前川亮介 …… 吉沢亮 (亜紀の部下)
柳田玲子 …… 東加奈子 (亜紀の部下)
川上圭子 …… 藤村聖子 (亜紀の部下)
遠藤玲奈 …… 堀口ひかる (亜紀の部下)
坂田昴 …… 平埜生成 (みどりの息子)
坂田碧 …… 矢部昌暉 (みどりの息子)
坂田陵 …… 浦上晟周 (みどりの息子・三男)
霜田賢三 …… 池田成志 (文夫が通うバー、茶店のオーナー)

山岡伸治 …… 斎藤工 (売れないミュージシャン、裏切り)
池田優 …… 平山浩行 (出版社)
沢田健太 …… 千葉雄大 (陵の担任)
田代滉一 …… 丸山智己 ("レンタル彼女")

株元英彰、本田清澄、鈴木ひろみ、ミク、あすか、
黒木晴香、片岡春香、坂井友秋、コガケースケ、戸田登々
保谷早亜羅、内田めぐみ



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