オトナ女子
(2015年10月期・フジ・木曜22時枠)

脚本 - 尾崎将也
演出 - 関野宗紀、田中亮
プロデューサー - 中野利幸
主題歌 - 中島美嘉「花束」
挿入歌 - Crystal Kay「何度でも」

http://www.fujitv.co.jp/otona_joshi/index.html





第6話 ついに反撃開始!!
--------------------------------------------------------
亜紀と文夫に思わずキスされる。
池田に説明すべきか悩む中で、池田はその頃仕事で忙しいと
してなかなか亜紀と約束してもキャンセルすることが続いて
いた。忙しいのはお互い様だから・・として亜紀は仕事を優先
するよう告げる。池田は今日は何か話が有るようだったけど
大丈夫かと問うが、大した話ではないとしてごまかす。

一方高山に協力してもらったアプリの件で彼はクレジットに
於いて、監修か協力扱いのどちらが良いのかとして亜紀に希望
を聞いてきて欲しいと頼まれる。玲子は雑誌の取材がある
としてこれは社長マターでカメラマンも同行してきているので
亜紀も協力して欲しいと頼まれる。そんな中カメラマンの里中
武司はオフィスで失礼な態度を繰り返す。作ったアプリについて
もガキっぽいとけなす。

そんな中高山から電話が鳴ると彼の方からちょっと話が有ると
して今日の3時の都合はどうかと聞かされ亜紀はokをだす。
しかし二人は互いに亜紀は喫茶店に行き、高山は亜紀のオフィス
に行ってしまう。
電話で行き違いがあったことを確認する。
亜紀はマスターに対して高山はいつから通っているのか尋ねる
といつの間にか常連になっていたという。満足出来る原稿が
出来ていないみたいだとしてこれだと思えるものが・・という。
一方高山はオフィスで恋愛に関する相談を受けていた。

萠子と純一はバーで飲んでいる中、今度海外向けのアプリを
作ることになったと報告。そんな中、先日純一を妬かせる目的
で雇った田代が現れる。萠子にもう一度会いたかったという彼。
ダメ人間として散々言われたけど楽しかったという田代。
ある映画にこんな台詞があるとして、「フォレストガンプ」の
台詞、「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで中身は分か
らない」ことを告げる。
--------------------------------------------------------

いよいよ自分の中の尾崎将也さん伝説も終演って感じで、
この人もつまらないドラマを作るようになってしまったな。
もうこのドラマでしつこく拘っているのは、映画の台詞の
引用を以て、それをシナリオに乗せて描いているという所かも。

それぞれの人たちがこの年でも結婚出来ない事情が何処となく
分かるものがあり、大抵40歳になっても結婚出来ない理由の
中に「ここまで結婚出来ないのは本人に何処か問題があるの
ではないか」として疑われるけど、まさに本人の意識の問題
だったり、そんな本人にまとわりつく身内の問題があるんだ
なというものを感じだ。

一番酷い描写は、亜紀に怪文書が送られて来ることだ。
栗田純一があれだけ遊び人でバカみたいな行動を繰り返している
のにそんな純一からコンプライアンスがどうとか口に出される
ことの滑稽さ。一体何のギャグ?って感じだった。

そして如何にもきな臭い男・前川泰之さん演じるカメラマン。
前川さんが出てきた時点で、ロクな男じゃないなという臭い
は感じていたけど、ホントロクな役に恵まれていない。

人には裏の顔があるとはいえ、今までの行動を全て否定するか
のようにして、その人の本質を見て居る人がまるで居ない
状況に追い込まれた亜紀の立場。

亜紀とは逆にこの年になっても母親離れが出来ていない萠子と
母親の関係に対して、これまで勇気のない男性の母親がデート
に付いてくるなんて事象が取り上げられることになったけど、
結婚は当人同士に留まらず、実家も巻き込んだ付き合いとは
いえ、この母親がいきなり核心から入ってくる流れは、流石に
相手の男性が引くと思う。
これが私の人生と言われれば言うこともない。

みどりと沢田先生の物語は一番遠い次元で廻っているので、
正直まるで分からず。でも息子との親子関係に於けるエピソード
に関しては母親の為に働こうとする男の子の流れを見ると萠子
と母親に見る関係みたいでちょっと微笑ましいところはあるかな。
最初は妊娠させた兄が出産の為に働いているのかなと思ったけど
この子は妊娠させた子ではないのね。

池田と亜紀のグダグタな関係は終わり、取りあえず障壁は無く
なったか。しかしまたズカズカっと温泉地まで乗り込んでいく
という辺りの不自然な描写はなんとかして欲しい。


中原亜紀 …… 篠原涼子 (40歳、恋愛アプリ開発部署)
高山文夫 …… 江口洋介 (脚本家、10年以上前に恋愛ドラマヒット)
大崎萠子 …… 吉瀬美智子 (フラワーショップオーナー)
坂田みどり …… 鈴木砂羽 (バツイチ、3人の息子、弁当屋パート)
栗田純一 …… 谷原章介 (亜紀の会社の社長)
工藤美和 …… 市川美和子 (亜紀の部下)
立花沙織 …… 平山あや (亜紀の部下)
前川亮介 …… 吉沢亮 (亜紀の部下)
柳田玲子 …… 東加奈子 (亜紀の部下)
川上圭子 …… 藤村聖子 (亜紀の部下)
遠藤玲奈 …… 堀口ひかる (亜紀の部下)
坂田昴 …… 平埜生成 (みどりの息子)
坂田碧 …… 矢部昌暉 (みどりの息子)
坂田陵 …… 浦上晟周 (みどりの息子・三男)
霜田賢三 …… 池田成志 (文夫が通うバー、茶店のオーナー)

池田優 …… 平山浩行 (出版社)
沢田健太 …… 千葉雄大 (陵の担任)
田代滉一 …… 丸山智己 ("レンタル彼女")
里中武司 …… 前川泰之 (カメラマン、凶悪)
大崎絹江 …… 朝加真由美 (萠子の母、口うるさい)
酔っぱらい …… 右近良之

藤井亜紀、佐藤裕、今村雪乃、土岐麻梨子、一双麻希
河内愛稀、江口亜衣子、小島みゆ、山本麻貴、白石有馬、
鳥山優利子、池田繁孝



inserted by FC2 system