オトナ女子
(2015年10月期・フジ・木曜22時枠)

脚本 - 尾崎将也
演出 - 関野宗紀、田中亮
プロデューサー - 中野利幸
主題歌 - 中島美嘉「花束」
挿入歌 - Crystal Kay「何度でも」

http://www.fujitv.co.jp/otona_joshi/index.html





第8話 二人きりの夜
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文夫から40歳の女を女子とは言わないと言われ女子にも年齢制
限が有るのか問うとせいぜい25歳までだという。文夫と亜紀は
ドラマにあるような典型的な最初はケンカばかりしてやがて恋人
関係になる展開だという。言葉だけの男ではないことを示した
かったとして文夫は亜紀に思わずキスしてしまう。肝心なこと
は外観ではなく生き様だとしてまずは自分が向き合うしかない
という。あなたのスッピンはそこそこ見られるのか。背けたく
なるようなものかと問われる。純一は高山からの要請でまた
担当として経理部からMC部(モバイルコンテンツ)に戻すことを
告げられる。亜紀の行動は予想の付かない方向にアイデアを
広げられるのだという。
亜紀は文夫の元に行くと思わず抱きしめる。

翌朝、亜紀は化粧をしていざ職場へ。
MC部での気まずさを一蹴して亜紀の方からみんなに今日から
また一緒に頑張りましょうと。沙織は自分が亜紀が淫乱である
ような怪文書を社内にメールしたものの不問にされたことで
ちょっぴり恐縮した態度をみせる。亜紀不在の間に企画を出し
たものをまとめたので見て欲しいとして資料を渡す。
玲奈と圭子は亜紀に対して亮介は社長に何度も復帰させるよう
要望書を出し続けていたのだという。
そんな中、美和は亜紀に相談したいことがあるという。
仕事を辞めようかと思っている事。自分は中原さんのように
仕事に生きられないとし結婚したい気持ちがありどっちつかず
だという。仕事を辞めてどうするのかと問うと、35歳になるし
田舎で見合いでもしようかと思っているという。あなたの人生
なのでその決断は誰にも止められないが、でも何か別に理由が
ないかと問う。美和らしくないとし、ゆっくりと考えるべきだ
と語る。いつでも相談に乗るという亜紀だった。

店では、文夫が文章を執筆していた。しかし喜んでいる描写が
どうしても思い浮かばないとして悩んでいた。マスターからは
実際に見てみたらどうかと言われ文夫はあることを思いつく。
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今回亜紀が萠子とみどりと逢うシーンって無かったよな。

40歳は結果の出る年だということで、改めて現状に立ち返った
際に自分にあるものとは一体何なのかを考察していく。

みんな自虐的にはなっていたけど、それぞれに必要とするものは
持ち合わせているのではないか。
パートの立場、経営者の立場、そして正社員の立場として三人
の女性の生き様を描いた格好で、少しずつ
恋愛関係に於いては機能し始めた感じは受けるけれど、
フジテレビの恋愛ドラマは全て出来レースのようで最初から結論
在りしモノが見えてくるんだよな。

仕事的では今回誰もが不利な状況に追い込まれようとしている。
女性のプライドとは何かを試される40歳という年齢。
一番最初に答えを出せるのは誰なのかって感じだけど、まぁ
結局その人の幸せとは何かということはそれぞれ違うものが
あるのでなかなか他人の価値観でははかれない。

驚くのは亜紀が職場に戻ったのは良いけど、部下達はホント
悪口・陰口をいう嫌な性格をしているのに対して、どうその
関係性がイマイチ希薄すぎて感情移入が出来ない。
昔のように上司の一方的な誘いに付き合えとは言わないけど、
あれだけ悪口を言ってた人が、相談を持ちかけるとかあり得ない
し、年下の子が亜紀のことで奔走している"みたい"だけど、
彼女の為に何をしているようにも感じずまるで魅力がない。

陵の件ではいじめは金で解決されそうだ。
いじめていたのは自治会長の山岸という人物の息子なのか。
結構な札束が入っていたけど、金をもらってそれでも尚責任
を追求していくくらいのことをしても良いのかも(笑)
「学校が守らないのであれば私が守る。」
亜紀は我慢してしまい消化不良な流れがあるので、みどりさんは
ここは思い切って裁判で訴えてしまえ!と小一時間なところだ。


中原亜紀 …… 篠原涼子 (40歳、恋愛アプリ開発部署)
高山文夫 …… 江口洋介 (脚本家、10年以上前に恋愛ドラマヒット)
大崎萠子 …… 吉瀬美智子 (フラワーショップオーナー)
坂田みどり …… 鈴木砂羽 (バツイチ、3人の息子、弁当屋パート)
栗田純一 …… 谷原章介 (亜紀の会社の社長)
工藤美和 …… 市川美和子 (亜紀の部下)
立花沙織 …… 平山あや (亜紀の部下)
前川亮介 …… 吉沢亮 (亜紀の部下)
柳田玲子 …… 東加奈子 (亜紀の部下)
川上圭子 …… 藤村聖子 (亜紀の部下)
遠藤玲奈 …… 堀口ひかる (亜紀の部下)
坂田昴 …… 平埜生成 (みどりの息子)
坂田碧 …… 矢部昌暉 (みどりの息子)
坂田陵 …… 浦上晟周 (みどりの息子・三男)
霜田賢三 …… 池田成志 (文夫が通うバー、茶店のオーナー)

池田優 …… 平山浩行 (出版社)
沢田健太 …… 千葉雄大 (陵の担任)
田代滉一 …… 丸山智己 ("レンタル彼女")
大崎絹江 …… 朝加真由美 (萠子の母)
西尾 …… 児玉頼信 (教頭)
鰐淵 …… 西村直人 (チケットをゲッツ)

今村雪乃、一双麻希、江口亜衣子、黒木晴香、片岡春香
土岐麻梨子、河内愛稀、内田めぐみ、白石有馬、坂井友秋

沢井美優、田上ひろし



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