天使と悪魔 -未解決事件匿名交渉課- (2015年4月期・テレ朝・金曜23時枠) 脚本 - 高橋悠也、香坂隆史、徳永富彦、瀧本智行 演出 - 波多野貴文、植田尚、片山修 音楽 - 林ゆうき 主題歌 - ソナーポケット「Song for you 〜明日へ架ける光〜」 ゼネラルプロデューサー - 内山聖子 プロデューサー - 山田兼司、布施等・木曽貴美子 http://www.tv-asahi.co.jp/tenshitoakuma/ 第3話 エリート官僚怪死 -------------------------------------------------------- 5年前の2010年3月、橘裕規は妻・沙知絵と娘のミクに仕事に 行ってくると語る。ミクはまた仕事に行くのかとしてショック を受けるが夜には帰ってくると語る。 しかしそんな橘裕規は廃倉庫で殴られ、灯油をかけられて 焼死させられるのだった。 未解決事件資料室。 ヒカリは2010年3月6日に江東区・新木場の廃倉庫で殺害された 未解決事件について茶島に語る。遺体は歯形から厚生労働省の 職員・橘裕規(37歳)。殺害後に火をつけられて殺されたこと。 遺体発見の前日22時から24時に殺害されたこと。職場を7時に 出たことが確認され、その後の殺害現場までの足取りが掴めて いないという。遺体の手には付着していた謎のプラスチック片 が有ったという。これが何か特定出来ていないという。 ヒカリたちは、橘裕規の妻子・沙知絵の元に話を聞きに行く。 仕事柄出張が多く帰ってくると家族を大切にする優しい人だった という。3ヶ月の出張の後で、当時ミクがパパに何処にも行かない でと語っていたこと。なのにこんなことになってしまったと いう。私はどうしたら良いのか・・夫には何が有ったのかと。 犯人のことも事件のことも何も分かっていない事を告げ、解けた プラスチックについて何か心当たりは有るかと問う。遺体に火を つける行為は相当な悪意があること。恨まれているとは考えら れないかと問うが、沙知絵はそれを否定し慕ってくれる人が 多かったという。最近になって大学時代の後輩だとする人が来て くれているとのこと。 1年前、会社の立ち上げた頃に先輩に力を借りたとし、恩返しを 出来ていないと言って、これからも援助させて欲しいとして 金と名刺を置いて行ったとのこと。その人物は柴田安則という 人物だった。 ヒカリは早速電話してみるが電話が通じず、また会社にもいく が実在しない会社だった。一度ならばまだしも定期的に援助して いるというのは相当大変なことだと語る。 架空の会社に嘘の経歴・・・言えない理由が有るのだろうとし それが何なのか。 一課の捜査官に話を聞きに行くと、捜査資料には載っていない 情報があるという。彼はホームレスにタダ酒を飲ますという のでクラブに連れて行きドラッグを勧めたのだという。 麻薬を扱っていたであろうこと。しかし金のないヤツに売る売人 はいないので当時はその証言は却下されたというが・・・ -------------------------------------------------------- 5年前に殺害された厚生労働省の職員の橘裕規に関して、 再捜査を開始するヒカリたち。妻によると夫は職業柄出張が 多かったというが、それでも家庭思いでみんなから好かれていた ことを語る。最近でも大学の後輩だという人物が尋ねてきて 援助してくれている事を語る。 ヒカリたちが事件捜査するに辺り、どの事件を調べるのかどうか ということはどう決めているんでしょうかね。 完全にランダムに決めているのだろうか?それとも特任検事長 からの命があるのか? 今回の一件、検察が行う不法な司法取引と同時に厚生労働省 でも認められていない麻薬組織を追求する為に潜入捜査を させている現実が有り、それが公に出来ない為に、色々と 圧力のかかっているという案件だったようだ。 人の裏の顔など分からないとしたけど、ホントまさに裏の顔は 分からないなと思いつつ、それが性格的なものではなく職業と しての裏の顔だったこともあって、死への経緯が伝わることで 色々と家族としては安心するところが出てきたのかも。 ただこの場合、被害者遺族に対しても口外しないとするような 契約書が必要な感じがするのは気のせいなのか。 司法取引に関しては、なかなか微妙なものが有ったけど、 今回のヒカリは茶島に対してガツガツ文句を言う訳では無く、 寧ろ捜査対象者に向けた気骨感溢れる流れが有ったので、ドラマ としては見やすかった。 必要最低限の人数でドラマを回しているものがあるけど、それでも このドラマ、検察庁とか必要ないように感じるのは気のせいか。 蒔田 ヒカリ …… 剛力彩芽 (警視庁にある「未解決事件資料室」) 茶島 龍之介 …… 渡部篤郎 (茶島法律事務所所長) 宇田川 賢 …… 長谷川朝晴 (警視庁捜査一課主任) 阿野 忠臣 …… 荒川良々 (東京地方検察庁検事。茶島の元部下) 服部 乃絵美 …… 内藤理沙 (阿野の担当事務官) 恵庭 茜 …… 中村静香 (茶島法律事務所・茶島の秘書) 神楽坂 遼一 …… 宇崎竜童 (最高検察庁の特任検事長) 兒玉宣勝 橘沙知絵 …… 雛形あきこ (厚生労働省の職員・橘裕規の妻) 金森淳 …… 池内万作 (銀竜会) 柴田安則 …… ��橋洋 (橘裕規の大学時代の後輩) 橘裕規 …… 尾関伸嗣 (厚生労働省の職員) 岩田譲治 …… 若杉宏二 (銀竜会・クラブ) 渡辺火山、ふたむら幸則、篠川桃音 梅崎音羽、山田恵里、米田英梨奈、樽見貞幸、中村嘉人、富田博一 川田祐