美しき罠〜残花繚乱〜 (2015年1月期・TBS・木曜21時枠) 原作 - 岡部えつ『残花繚乱』 脚本 - 浅野妙子 演出 - 光野道夫、岩田和行 主題歌 - 安田レイ「恋詩」 編成 - 永山由紀子、吉本香苗 プロデューサー - 栗原美和子、後藤庸介 第1話 運命の出逢いは妻が仕掛けた復讐だった！魅惑ラブサスペンス -------------------------------------------------------- 2013年11月、ショウズホールディングス(株)ファミリーデイ パーティー。経営者家族を社員たちにお披露目するざっくばらん なパーティーだった。全てはもう始まっていた。始めて彼・荘太 の妻・美津子を見た愛人のりかは正妻がキラキラ輝く姿を 目にする。壁の花の惨めな私。荘太からりかはすれ違いざまに メモを手渡される。ホントに愛されているのは私と思っていたが 使用部はついていなかった。私と彼女の戦いの幕があの日に きって起こされた。 1年後、2014年11月。 りかはショウズホールディングス(株)が経営するオーガニック カフェチェーン「アレグロ」の店長をしていた。コックの羽場 やシェフの沙月たちに今日から冬野菜が入るのでまた気合いを 入れて頼むという。 一方ショウズホールディングス(株)の重役会議では、今年の 業績について話合っていた。全国に新店舗を作り8.5%の売り上げ を出していること。オーガニックフーズは成功していることを 強調する。CEOである寺内昭彦の息子・巧巳は筆頭常務で義理の 兄の柏木荘太の活躍が気に入らなかった。現場が好きなので 見て回っているだけだという。 荘太は愛人のりかの家にいく。 行く度に彼女は彼の好きなおでんを出すと、良い嫁になるな と荘太は呟くが、それならば私と結婚してくれるのかと問う と荘太は困ってしまう。りかはそんな彼の困った顔を意地悪 して見てみたいとしたイタズラ心だった。そんな二人は盛り上 がるとベッドで情事を楽しむ。 ベッドでりかは彼にもうすぐ私の誕生日だとすると彼も覚えて いた。しかし11月9日は日曜日で遭うことは出来なかった。 りかはお祝いはその日ではなくても良いと告げる。 愛人として、彼女は次はいつ遭えるのかは聞かず、彼の未来 を欲しいがらないようにしていた。「愛人は泥棒ネコと呼ぶ 妻がいるがウソだと思う。私が欲しいのは心だけ」だった。 荘太は帰宅すると娘・美羽が突然おねだりモードで近づいて くる。エルメスのバッグが欲しいというのである。母親には 断られたので父に頼みに来た格好だった。しかし荘太は妻・ 美津子が首を振っていた為に、美羽にはまだ早いとして断る。 -------------------------------------------------------- りかは上司の荘太と三年前の雨の日にカサを借りたこときっかけで 関係を持つようになる。しかし荘太には経営者の娘・美津子とい う妻がいた。りかは多くは望まず、彼が仕事と家庭で息つく暇も ない中で、自分の部屋が彼にとっての安らぎになれば良いと 感じて居た。 三者三様の価値感を盛り込んで、結婚・仕事・独身生活に於ける 利点と欠点みたいなものを提示していく感じのもの。 りかの友人を通して、それぞれにその役割を持たせて、どの形が 一番幸せなのかどうかということを感じさせていくところが 有るのだろう。 色々と愛人から見た幸せの形が何かを言及する意味では、悪くは 無い感じだけど、その事実を知らされた正妻にとっては良い気分がする ハズもなく、愛人に対して優越感を誇示する為に意地悪をしていく ようだ。 これまでにも仮面夫婦のような形で、夫は好き勝手に愛人を 作っているし、そもそも自分自身が不倫しているのだから どうしようもない。 ある程度金も有り地位もあり、日々の生活に困らないからこそ こういうくだらないゲームのようなことに興じることが出来る んだよな。 「昼顔」が相当つまらなかったので、多分私には合わないもの になるかも知れない。 りか程の人物ならば彼に拘らなくても相手は見つかると思う。 特に不倫に拘ることなく、新しい恋に向けて動いても良いのでは ないのか? 西田 りか …… 田中麗奈 (ショウズホールディグス参加のレストラン) 柏木 美津子 …… 若村麻由美 (47歳、ショウズホールディグス社長の娘) 落合 圭一 …… 青柳翔 (33歳、ウェブコンサルティング会社) 桐谷 麻紀 …… 三浦理恵子 (43歳、独身主義のキャリアレディ) 滝本 泉 …… 高橋かおり (36歳、外資"クラウドサックス証券") 柏木 美羽 …… 吉田里琴 (17歳、美津子と荘太の娘) 西田 俊夫 …… 平泉成 (りかの父、電機メーカーの技術職を定年退職) 江崎 龍子 …… 池畑慎之介 (60歳、書道の先生) 柏木 荘太 …… 村上弘明 (54歳、ショウズホールディグス・筆頭常務) 寺内巧巳 …… 丸山智己 (ショウズホールディグス・副社長) 江美 …… 三倉佳奈 (エステ) 滝本孝史 …… 六角慎司 (無職の夫) …… 田島ゆみか …… 今井隆文 大沢ひかる、八幡朋昭、��坂ちか、上野出浩