美しき罠〜残花繚乱〜 (2015年1月期・TBS・木曜21時枠) 原作 - 岡部えつ『残花繚乱』 脚本 - 浅野妙子 演出 - 光野道夫、岩田和行 主題歌 - 安田レイ「恋詩」 編成 - 永山由紀子、吉本香苗 プロデューサー - 栗原美和子、後藤庸介 第4話 婚約が招く嵐・仲人を受けた妻の怒り -------------------------------------------------------- 美羽は母親の大事にしているバッグをついに鍵を見つけて開ける。 リカは圭一に対してまた遭いたい旨のメールを出すが、圭一は その時バーで知り合った行きずりの女・麻紀とベッドで男女の 関係になっていた。 Hが終わると圭一はリカにメールで返信する。麻紀は自分の名刺 を手渡すと、こちらから連絡することはないのでいつでも寂しく なったら連絡してほしいと語る。 圭一は来週末にでもデートしようとリカに伝えていた。 一ヶ月後。 リカと圭一はデートする。これからは名字ではなく名前で呼んで 欲しいというリカ。 圭一はリカを家の近くまで送る中キスしようとするがリカは 思わず顔を背けてしまう。「私は何を怖がっているのだろうか」 とリカは呟く。それは誰かを信じて裏切られることなのか。 美羽は母のバッグを借りて友達の家に行くが叔母さん臭いと 言われたとして返す。その中に入っていた興信所の記録は別の所 に隠して有った。 一方リカの実家では縁側のリフォーム作業が行われていた。 圭一が縁側の板が抜けているのに気がついた為のモノで、 リカが気がついたら遠慮するので黙っていて欲しいと言われた のだという。更に母親の好きだったシクラメンをプレゼント に贈られたとのこと。正月明けに彼は尋ねてくれたのだとし、 その時将棋をしながら雑談したという。ああいう人が傍に いてくれると心強いなと言われるリカ。 リカはすぐに圭一に電話すると縁側のリフォームの件でお礼し 金は返すと言うがそのつもりで直ししたわけではないと言われ 受け取りは拒否される。お父さんが元気が無さそうだったから という圭一に、父は定年になってから鬱っぽくなっていたのだと いうが圭一のお陰で元気になったと語る。自分以外に親のこと を心配してくれる人が要るとホッとするという彼女。圭一は 今度兄の墓参りをするのでその時ウチの両親に遭って欲しい と言われると快諾するのだった。 -------------------------------------------------------- りかと圭一は結婚を前提に付き合ってはいたが、付き合うきっ かけが不倫相手の妻からの紹介であり、不純な目的から始まった 為にどうしても彼のことを信用していいのかどうか分からず にいた。しかも好きだという感情がまだ足りず、りかの中では 結婚という言葉にイマイチ実感が持てずにいる。しかしそんな 彼と接しているウチに少しずつ彼の人となりを知り、周りから のアドバイスも有ってプロポーズを受けていこうとする。 色々と邪魔する要素が散りばめられていることも有るし、ドラマ はまだ4話であることを考えると、早い段階でのプロポーズ云々 の話は幸せを感じる流れというよりも、寧ろ逆に働いていきそうな 言葉だね。 美津子としては今後父親の会社が娘婿によって乗っ取られて、 乗っ取られた後に捨てられるんじゃないかという流れも見え隠れ しているので、より圭一に固執する気持ちなり、りかに対する 逆恨みが強くなっていきそうだ。 美羽の流れは不確定要素として働きそうだけど、美津子が圭一が 結婚すると知った際に、美羽の反応を伺い利用しようとしている のではないかと思わせる流れも有った。 圭一自身も麻紀との繋がりによっていつでも幸せが壊されそうな 中、今回互いの両親・実家の人たちと接する中で、多少なりとも 問題が有ることが発覚する。圭一の中では兄の死が及ぼす影響力 もあるのだろうし、りかにしても母親の死のことや父親の健康問題 など、問題は山積。そして何よりもりかも圭一も柏木家の年上の ものたちと性的関係を持っていたという過去が有るので、それが いつ発覚するのかどうかで視聴者としても、それに怯え、悶々と しながら見守っていくことになりそうだ。 西田 りか …… 田中麗奈 (ショウズホールディグス参加のレストラン) 柏木 美津子 …… 若村麻由美 (47歳、ショウズホールディグス社長の娘) 落合 圭一 …… 青柳翔 (33歳、ウェブコンサルティング会社) 桐谷 麻紀 …… 三浦理恵子 (43歳、独身主義のキャリアレディ) 滝本 泉 …… 高橋かおり (36歳、外資"クラウドサックス証券") 柏木 美羽 …… 吉田里琴 (17歳、美津子と荘太の娘) 西田 俊夫 …… 平泉成 (りかの父、電機メーカーの技術職を定年退職) 江崎 龍子 …… 池畑慎之介 (60歳、書道の先生) 柏木 荘太 …… 村上弘明 (54歳、ショウズホールディグス・筆頭常務) 寺内巧巳 …… 丸山智己 (ショウズホールディグス・副社長) 田代江美 …… 三倉佳奈 (エステ) 滝本孝史 …… 六角慎司 (無職の夫) 小山 沙月 …… 田島ゆみか (Allegro) 羽場 …… 今井隆文 (Allegro) 美咲 …… 大沢ひかる (Allegro) 美容クリニックの看護師 …… ��坂ちか 吉岡 …… 飯田基祐 神崎 …… 山田明郷 内田尋子、野村信次、窪園純一、原岡賢一郎、加藤忠司