はじめまして、愛しています。
(2016年7月期・テレ朝・木曜21時枠)

脚本 - 遊川和彦
監督 - 片山修、日暮謙
音楽 - 平井真美子
主題歌 - 槙原敬之「理由」
ゼネラルプロデューサー - 黒田徹也
プロデューサー - 山田兼司、太田雅晴

http://www.tv-asahi.co.jp/hajimemashite/





第4話 5才の産声初めてしゃべった日
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少し前まで特別養子縁組も知らなかったのに、本当の親になろ
うと決心。ハジメに対して二度と手を話さないと誓う。でも
この瞬間新たな試練が訪れる。
ハジメは朝から美奈のベッドにやってきてくっついたまま離れ
なくなってしまう。まるでカンガルーの母。
信次は真知に電話して話を聞くと、それは「赤ちゃん返り」の
状態だという。ハジメのことを赤ちゃんのように扱い満足する
までやらせるようにと言われる。美奈はそんなことを言われて
も困るというが、信次は早く帰ってくるからと語る。
美奈はトイレに行きたいので離れてくれというが、それでも離
れようとせず、仕方なく一緒に入る。臭くても文句言わないで
よと。このままだとピアノ教室も休まなければならないという。
そんな中ハジメは美奈のオッパイを吸い始める。
一秒も離れてくれないとする中、信次は春代に来てもらうと
語る。おんぶヒモも持って来てもらうという。
春代はホントに朝からそうなのかと驚く。明日香は猿の親子
みたいだと笑う。春代は母親としての先輩として、子供は甘やか
してはダメだと語り、児童相談所の人の言うことは本当なのか
と語る。その子で本当にやっていけるのかと問う。
おんぶヒモで背負う姿はコアラの親子みたいだった。背負ったまま
スーパーで買い物に行くと吉井に会う。吉井も子連れだが5ヶ月
の赤ちゃんだった。
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ドラマとしては面白いとは思うのだけど、虐待された子のその後
の習性を描き、特別養子縁組になるまでの過程の紹介ビデオみたいに
なっている感じを受ける。

どうしても一話完結の内容としているので、一話で一つの問題を
起こし、一話で解決という形の形式を取っているので、そう
描いているようにしか見えなんだよなぁ。

美奈が親になると決心しつつも今回信次の行動を見て、親になる
本当の決心をしていなかったと改めて感じるもの。
ただ彼女が言うように一緒にいる時間が長いのは女性の親の
方なのでどうしても子育てに関して苦労を背負うのは母という
ことになるけど、なんとかしようとしている気持ちは父親側も
決して負けていない。寧ろ信次の方が本気だったという辺りは
このドラマの入口からして仕方が無いのかも。

親からの愛情を受けなかったもの。
親との接し方が分からないのと同様に子供との接し方も分から
ないというのは梅田家も追川家も同じ。

巧がいい加減に態度をしているのも親の責任には出来るけど、
子供が絡んでくるとなるとシャレにならない。

結局春代の家なんかもシングルになったりしていきそう。
ダンナさんとの絡みが妙に簡素だからなぁ。

今になって母親とか父親が孫の子育てにヒントを与えていくって
ことになるのかな。それとも当時不器用だったけど、実際には
愛情を持っていたみたいなところが描かれるのだろうか。


梅田 美奈 …… 尾野真千子 (35歳、ピアニスト、父は指揮者)
梅田 信次 …… 江口洋介 (45歳、富士丸不動産屋に勤務)
梅田 巧 …… 速水もこみち (37歳、信次の弟)
不破 春代 …… 坂井真紀 (40歳、信次の妹)
堂本 真知 …… 余貴美子 (57歳、児童相談所)
追川 真美 …… 藤竜也 (70歳、美奈の父、世界的に有名な指揮者)
梅田 一(はじめ) …… 横山歩 (5歳)
梅田志乃 …… 浅茅陽子 (サニーロット南多摩、梅田家の母)
不破 太一 …… 夙川アトム (春代の夫)
片島 典子 …… 鈴木麻衣花 (児童相談所)
不破 明日香 …… 平澤宏々路 (春代の夫)
日陰蘭 …… 根本りつ子 (追川のアシスタント)
吉井巡査 …… 山崎樹範

岡本玲

にわつとむ、松島志歩、高田和加子、野澤しおり



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