はじめまして、愛しています。
(2016年7月期・テレ朝・木曜21時枠)

脚本 - 遊川和彦
監督 - 片山修、日暮謙
音楽 - 平井真美子
主題歌 - 槙原敬之「理由」
ゼネラルプロデューサー - 黒田徹也
プロデューサー - 山田兼司、太田雅晴

http://www.tv-asahi.co.jp/hajimemashite/





第6話 実母の影
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ハジメは幼稚園に行く事になる。全ての持ち物に名前を書いた
り縫い付けたりする美奈。現在はまだ特別養子縁組としてなれる
かどうかの6ヶ月の期間中。堂本が訪問にやってくると、幼稚園
に行かせることを語る。幼稚園に行かせることについて尋ねる
がそれは両親が決めることだとし、このままいけば確定すると
いう。今はハジメがやっていけるか心配だとして養子のことを
幼稚園側に話すべきかも分からないという。それは堂本にも
正解は分からないという。敢えて養子と言う必要もないという。

ハジメは美奈と信次が見守る中、初日は上手く行く。
しかし美奈は他の保育園のママたちから出産の時のことを聞か
れて思わず苦笑いして話を合わせるだけだった。
帰り道、ハジメから美奈に対してキモイって何かと問われる。
ハジメが誰かに言われたの?と問うと、他の子が言われていた
という。ハジメは言ってはダメよとし、言われた子は傷つく
ことだという。

そんな中梅田家には明日香が家出して来ていた。
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初めての子育て故にどうして良いのか分からない状況の中、
それでも子供は待った無しに成長していく。
取り返しの付かないことも有れば、そうなる前に修正していく
ことも出来る。
成長の過程で関わり、親の意見、子供の意思を上手く疎通させて
いけるのかどうか。
本物の親子が子育てに失敗している中、特別養子縁組に向けて
親子関係を築いている二人はその都度難しい対応に迫られる。

しかし堂本自身だって知らない事が多いという言葉を聞いて
少しは安心するところが有ったのではないかな。
ベテランで有っても正解を知るものなんて居ない。

ただ梅田家も追川家も親子関係は失敗している訳で、子供たちが
奮闘している姿を見て失敗したであろう自分たちの子育てに
今更ながら振り返るというのも哀しいけど、それでもまだ取り返
せない間柄ではない。

ちょっと子役のハジメくんとか、セリフや態度などが出来すぎ
ていてシラけるところも有る。優等生過ぎるんだけど、それまで
の反動ってことで良いのか。

子供っていうのはもっと子供らしくて良いと思うんだけどね。

ピアノを習ってきたことが決して無駄ではなかったとする流れを
作り上手いことハジメに受け継いでいくというのは面白い流れ。

巧の流れとか明日香の流れとかまぁ不必要な流れではないのだ
けど、やはり親子といえども言い合える関係、夫婦といえども
言い合える関係というのが理想なんだろうね。


梅田 美奈 …… 尾野真千子 (35歳、ピアニスト、父は指揮者)
梅田 信次 …… 江口洋介 (45歳、富士丸不動産屋に勤務)
梅田 巧 …… 速水もこみち (37歳、信次の弟)
不破 春代 …… 坂井真紀 (40歳、信次の妹)
堂本 真知 …… 余貴美子 (57歳、児童相談所)
追川 真美 …… 藤竜也 (70歳、美奈の父、世界的に有名な指揮者)
梅田 一(はじめ) …… 横山歩 (5歳)
梅田志乃 …… 浅茅陽子 (サニーロット南多摩、梅田家の母)
不破 太一 …… 夙川アトム (春代の夫)
片島 典子 …… 鈴木麻衣花 (児童相談所)
不破 明日香 …… 平澤宏々路 (春代の夫)
日陰蘭 …… 根本りつ子 (追川のアシスタント)
吉井巡査 …… 山崎樹範
新井加穂 …… 岡本玲 (介護士、サニーロット南多摩)

マリ …… 大西礼芳 (幼稚園の先生)

黒川月子 …… 富田靖子

高橋悠、恩田愛、増田怜雄、星琉、田野井健、杉堀佑依
神尾翠優、池田結南、井上拓也



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