ヒガンバナ 〜警視庁捜査七課〜
(2016年1月期・日TV・水曜22時枠)

脚本 - 徳永富彦、池上純哉、松本美弥子、荒井修子
チーフプロデューサー - 伊藤響
プロデューサー - 鈴間広枝、尾上貴洋、湯浅典子
演出 - 大谷太郎ほか

http://www.ntv.co.jp/higanbana/





第1話 豪華客船が爆破!?止める鍵はOL殺害犯のウソ
--------------------------------------------------------
1996年12月のクリスマス・・・殺された少女の両親。

東京五輪会場の視察の為に唐島英一衆議院議員は視察団長の
フランク・ホワイトらが来日することになり、警視庁では警護
の問題でピリピリしていた。

一方渚は歩道で突然花火が一斉に飛び上がり、それに驚く人た
ちの様子があることに気がつく。渚はヘッドフォンを外して
辺りの様子をうかがうと、そこで言い争いをしている姿が有った。
渚はすぐに犯人を突き止める。彼女は他人よりも共感能力に長けて
いて、他人の感情がノイズの様に入り込んでくるところが有った。
現場に残された人の声が彼女には聞こえてくるのである。

起工式に向けて、警視庁刑事部部長・警視長の神藤勇蔵が陣頭
指揮をとり警備のことについて話し合う。ネットでは500件の
犯行疑惑が報告されているとして、北条光佑・捜査一課課長・
警視正は国家の威信にかかることだとして一致団結して警備に
当たることを告げる。一課の係長・警部の黒田や相棒の東野
はグチる中、峰岸雪乃・捜査一課・警部補だけは突然私は所轄から
ストーカー事件に関して被害に遭っている長谷村千鶴のことを調査
したいという。要人も一般市民も区別なく守るべきだと。
しかし北条光佑は今日やるべきことは言ったとして、それは
明日からやってくださいという。
神藤勇蔵と北条光佑は峰岸雪乃の態度について語り合う。その
ウチヒガンバナに送れば良いとし、女性が絡む事件を解決する
七課のことだという。

七課のオフィスでは伊東凛、柳幸子、長見薫子、そして来宮渚
らが働いていた。投稿マニアを捕まえたとして来宮渚がやって
くる。

視察の船がやってくる様子がテレビ中継される中、七課もそれを
見て居た。上司の瀬川すみれの姿もその中には有った。その
中にはフリージャーナリストの菊池謙人の姿も有る。すみれが
ここに呼ばれたのは視察団のフランク・ホワイトが喜ぶかのでは
ないかとする思惑も有った。
そんな中一課の動きが慌ただしいことに気がつく。

一方そのテレビの様子を唐島珠美と唐島新之助夫婦も見て居た。
唐島英一議員の娘と娘婿の二人。珠美は臨月を迎えていたこと
も有り、秘書として同行せず新之助は妻の様子を見ていたので
有る。出産予定日の31日にはカレンダーに丸印が付けられていた。
--------------------------------------------------------
残念ながらスペシャルの単発版の方は見て居ない。
今時の捜査官の形を女性だけで構成した感じの設定のドラマ。

渚の持つ能力をどう効率よく見せるのか。
あんまり頻発させると最初からそれを使えってことにもなるし、
能力の見せ方が悪いと面白くなくなってしまう。

かつてフジテレビで描かれた「ヴォイス〜命なき者の声〜」とか
「絶対零度〜未解決事件特命捜査〜」に似ているドラマだけど、どう
してもそんなドラマよりも事件捜査を扱う上で安易に個性を出し過ぎ
て、捜査官たちの態度に鼻につくシーンが多いのも確か。

また複数の事件を結びつけるのも良いけど、少々人との繋がり
が適当に作られすぎている感じがして、イマイチピンと来るところ
のないところだった。

必要な流れだったとはいえ、議員や視察団の流れなんかは排除した
方が良かったと思う。

女性が絡む事件を扱う部署だということで、「七人の女弁護士」の
ように女性の味方になっていくような展開になるのか。

残された言葉を頼りにしてどのように解決に導いていくのか。
上手い形の死者の声をシナリオに活かして欲しいところだ。



来宮渚 …… 堀北真希 (捜査第七課、巡査部長)
峰岸雪乃 …… 檀れい (捜査一課の刑事、左遷巡査部長)
長見薫子 …… 知英 (東京監察医務院監察医)
伊東凛 …… 高梨臨 (元鑑識課所属、巡査)
柳幸子 …… YOU (プロファイラー、警部補)
瀬川すみれ …… 大地真央 (捜査七課・課長、警視)
神藤勇蔵 …… 佐野史郎 (刑事部部長・警視長)
東野和也 …… 市川知宏 (捜査第一課・警部、係長)
黒田吾朗 …… 木本武宏 (捜査第一課・)
北条光佑 …… 平山浩行 (捜査一課・課長、警視正)
河井百合子 …… 高橋惠子 (霞ヶ関警視庁病院・心療内科)
菊池謙人 …… DAIGO (フリージャーナリスト)
幼少期の渚 …… 阪口雫 ()

唐島珠美 …… ともさかりえ (38歳、英一の娘、臨月)
唐島新之助 …… 山中崇 (38歳、英一の秘書、遊び人)
長谷村千鶴 …… 関めぐみ (27歳、英明出版)
春川綾香 …… 小野ゆり子 (27歳、無職、妊婦)
大山正二 …… 矢本悠馬 (23歳、予告動画制作、船の元従業員)
唐島英一 …… 山田明郷 (衆議院議員)
フランク・ホワイト …… クリス・ドゥ・モンタルト (視察)

杉浦文紀、佐野元哉、平髏l、小林喜日、武藤賢人、松本勝
大谷幸広、鎌田英怜奈
小川あつし、佐伯新、小飯塚貴也江、坂本充広
鈴木淳、池浪玄八

遠山悠介、アフロ後藤、松村遼、福田フキラ、鬼頭真也、森日菜美
安藤広郎、東久美子、林本明久
藤井恒久(アナ)、菅谷大介(アナ)、葉山エレーヌ(アナ)



inserted by FC2 system