ヒガンバナ 〜警視庁捜査七課〜
(2016年1月期・日TV・水曜22時枠)

脚本 - 徳永富彦、池上純哉、松本美弥子、荒井修子
チーフプロデューサー - 伊藤響
プロデューサー - 鈴間広枝、尾上貴洋、湯浅典子
演出 - 大谷太郎ほか

http://www.ntv.co.jp/higanbana/





第6話 殺人犯の息子と父殺された娘出会った2人の宿命
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H28/2/15、家の火災が起きて、中から身元不明の男性の焼死体が
発見され、さらにもう一人意識不明の重体の女性が発見される。
その家から見つかった手帳に挟まった少年の写真を見て、渚は
シンクロしてパニックを起こす。「ママの所に行かせて・・」と
すみれの胸の内で語る渚は意識を雨ナウ。
目が覚めると渚は霞ヶ関警視庁病院が勤務する河井百合子医師
の病室にいた。いつも以上にショック状態が強かったとして、
すみれは渚に捜査からは外れるよう告げる。
20年前の事件のことをすみれは口にする。シンクロ能力はあの
事件をきっかけに生まれていること。その現場に居合わせた貴方
は父さんの同僚の私と偶然鉢合わせたのだというすみれ。
その時、「ママの所に行かせて」と言ったが、先ほどの現場でも
あなたは同じ言葉を口走っていたのだという。
何か心当たりがあるのかと問うと、医師の百合子は何かのきっかけ
でフラッシュバックすることはよくあるとし、そうなら暫く
休んだ方が良いと言われる。

一方警視庁では捜査会議が開かれる。
意識不明の重体で見つかったのは家主の荒木夏子(40歳)。半年前
に母を亡くして一人暮らしだったこと。睡眠薬を服用し、灯油
タンクによって火が付けられているという。放火ではなく自殺目的
の可能性が高く、指紋もいずれも夏子のものが付着していたと
いう。
そんな中渚がやってくる。

更に被害者男性の身元が判明したとして捜査官が飛び込んでくる。
前科のある男・狩野勇次(58歳)、20年前大森南書に所属の
来宮悟巡査部長を殺害している人物だという。
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変な能力を使わない方がある意味では面白いな。
今回はそんな能力がほぼ封印されていたのでドラマとしても
面白くなったという・・実に皮肉感じ。
ただ20年前の渚に起きた事件を掘り下げたエピソードなので、
ここで面白くならないようならばドラマとしては終わりだ。

何と言っても菊池の正体が分かったことが今回は大きかった。
邪魔くさい役所で人気に便乗して登場してきたDAIGOさんという
印象しかなかったけど、ようやくDAIGOさんではなく菊池という
キャラクターで彼を見ることが出来るようになったところが
大きい。

今回の事件に於ける奇妙な組み合わせのカップルの事件。
そして20年前の事件に改めて目を向けた際に、新たに見つけた
不可解な死の状況。

ただこう言っては何だけど、当時の捜査官がそんな単純な矛盾点
を取りこぼしていたという時点で相当いい加減な捜査をしていた
のか、何らかの不祥事でもない限りは見落とさないようなところが
有りそうだけど・・・


来宮渚 …… 堀北真希 (捜査第七課、巡査部長)
峰岸雪乃 …… 檀れい (捜査一課の刑事、左遷巡査部長)
長見薫子 …… 知英 (東京監察医務院監察医)
伊東凛 …… 高梨臨 (元鑑識課所属、巡査)
柳幸子 …… YOU (プロファイラー、警部補)
瀬川すみれ …… 大地真央 (捜査七課・課長、警視)
神藤勇蔵 …… 佐野史郎 (刑事部部長・警視長)
東野和也 …… 市川知宏 (捜査第一課・警部、係長)
黒田吾朗 …… 木本武宏 (捜査第一課・)
北条光佑 …… 平山浩行 (捜査一課・課長、警視正)
河井百合子 …… 高橋惠子 (霞ヶ関警視庁病院・心療内科)
菊池謙人 …… DAIGO (フリージャーナリスト)
幼少期の渚 …… 阪口雫 (20年前)
幼少期の菊池 …… 小林喜日 (20年前)

矢野 …… 佐野元哉 (捜査官・逆探知・IT)
斉藤洋文 …… 武藤賢人 (捜査官)
竹本 …… 松本勝 (捜査官・IT、防犯カメラチェック)
谷 …… 大谷幸広 (捜査官)
平田 …… 平髏l
来宮悟 …… 杉浦文紀 (渚の父・警察官)

狩野勇次 …… 浅野和之 (58歳、バイト、来宮悟を20年前殺害)
荒木夏子 …… 酒井美紀 (40歳、独身)
火村英生 …… 斎藤工 (ゲスト)
有栖川有栖 …… 窪田正孝 (ゲスト)

本間剛、弘中麻紀、山本裕子



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