HOPE 〜期待ゼロの新入社員〜
(2016年7月期・フジTV・月曜21時枠)

原作 - 尹胎鎬「ミセン」
脚本 - 徳永友一
演出 - 河野圭太、城宝秀則
音楽 - 真鍋昭大、MAYUKO
主題歌 - スピッツ「コメット」
プロデュース - 高丸雅隆

http://www.fujitv.co.jp/hope/index.html





第6話 踏ん張れ願いは必ず届けてやる新人の発想で大企業が動く30分拡大SP
--------------------------------------------------------
即戦力として働きたいと考えていた桐明は直属の上司の結城
から基本・雑用ばかりさせられることに嫌気が差し転職を考え
る。転職goingの佐伯と面接しているところを結城は見てしまう。
佐伯は桐明に対して一年目の転職は違った業種を選ぶ人が多い
のにまた同じ業種だと知ると、桐明は商社でやっていきたい
気持ちにはブレがないがキャリアアップをしたいのだという。
二菱以外の商社にして欲しいとし、父がそこで働いているのだ
という。ボクは自分の力だけでやりたいのだという。
歩は随分と営業3課での仕事に慣れてきていた。
しかし先日桐明からあかねが資源2課で立場が悪くなった責任
の一端は歩にあると言われる。あかねにそのことを謝罪するが、
彼女はそれは私が解決すべき問題だとして、これ以上そのこと
で謝罪などは決してしないで欲しいと言われる。

あかねが桧山から命じられた彼のボツになった企画書である
炭素排出権事業の企画が降りたということを受けて人見は
同期を集めてあかねの功績を称えると共に同期全員で企画を
出そうと言われる。行動力を見せることが大切だと。
歩も新規事業企画を出したいことを語ると織田も安芸もそんな
彼を後押ししてくれる。

そんな中あかねが通した企画は寺崎はボツにする。専務直々の
バイオマスの件があるので新規企画に手を回せないというのが
理由だが寺崎の態度から別の意図があるのは明らかだった。
あかねは桧山さんの企画だった事を告げると、それなら一人で
やるかと言われ我慢する他か無かった。

そんな中鉄鋼課では貨物船がフィリピン沖で亀裂が起きて
明日までに到着出来ないどころか出航した場所にも戻れず沈没
する恐れも有った。エレベーターで結城は安芸と歩がいる前で
営業課も貨物船が立ち往生した時にはどう対処したのかと問われる
と俺たちの時は引き返して積み直したという。しかしそれが
出来ない状態だというと、歩は亀裂を塞ぐことは出来ないのか
と冬。結城はそれが有ったかとして桐明に溶接に必要なスタッフ
をそろえて修復させるよう告げる。
--------------------------------------------------------

先輩が後輩を育てるやり方は人それぞれだけど、本当にその
やり方が正しいのかどうか。
戦う前から戦意を喪失させるようなやり方ならば意味がないし、
本人が気がつかないことに先輩が気がついて、成長させる意味で
必要なことをさせているのであれば一番良いこと。
三者三様でドラマでは4人の同期がいるけど2人が比較的前進し
始めているのに対して2人は現状に留まっていることに焦りを
感じている。

ドラマとして面白く出来ていたのは能力を証明出来たあかねが
少しずつだけど信頼感を得ていたこと。一番理解されるのが
難しいと思っていた桧山との関係に於いて信頼を勝ち得た所は
大きく、今後は彼を窓口にしてかなり期待出来る状態になった
のではないかな。

一方歩は少々上司の人が良すぎるところも有って拍子抜けするく
らい。そういうやり方もあるんだなと思うし、厳しいところは
ちゃんと厳しいのにそれ以上に優しさが見え隠れしているところ
や他の同期の不遇さをみて居るところからもかなり恵まれている
感が強い。

基本はもう全て熟知しているのでいきなり本番をさせろとばかり
がっついている桐明とは対照的に、彼が歩に対して言われない
怒りの感情をぶつけるところが有ったけど、二人で仕事をしたこと
でこれまた彼の内情にも触れて上手いこと苦労人であることを
提示出来たところは良かったのではないか。彼は父親に認められ
たくて焦っているのだろうけど、人の視線を気にしてばかりで
仕事をしているのであれば、これ程寂しいことはないのかなと。

完全にパワハラを受けているのは人見だった。
我慢にも限度があるだろうって感じだけど、手を出したら負けだし
出来れば周りが気がついてマギーの悪行を告発してくれると良いの
だけど、この辺は最後にバーンと逆転劇が有ったりしてネタを
寝かせているのかな。早く退職でも逮捕でもされろって感じ。

物を売ることの原点に立ち返ったこと。
新人と接することで改めてそういう物を売ることの楽しさって
常にベテランでも感じていくのではないのかな。
ドラマでは時間の延長だったけど、タオルの件で歩が全てを売った
という事実の流れを伝えて上司たちに驚かれなかったのは残念
だけど、その後のプレゼンの流れでそのときの経験から色々と主張
出来た所は良かったのかな。
また上述したように新人が入ることで今まで凝り固まっていた会社
の固定概念を打開することが出来たという点も大きい。

しかし山本美月さん可愛いですね。
当初の印象から変わった感じもするけど・・


総合商社・与一物産
一ノ瀬歩 …… 中島裕翔 (22歳、営業3課)
織田勇仁 …… 遠藤憲一 (48歳、営業3課長。歩の上司)
桐明真司 …… 瀬戸康史 (21歳、一ノ瀬の同期。成績優秀)
人見将吾 …… 桐山照史 (22歳、一ノ瀬の同期でムードメーカー)
香月あかね …… 山本美月 (22歳、鉄鋼2課、女性同期。才色兼備)
安芸公介 …… 山内圭哉 (36歳、営業3課主任。織田の部下)
結城雅治 …… 丸山智己 (鉄鋼2課主任。香月の上司)
鷹野義郎 …… 風間杜夫 (56歳、専務取締役)
一ノ瀬夕紀 …… 朝加真由美 (52歳、歩の母)
小早川昇 …… 遠山俊也 (営業2課長)
桧山誠 …… 松田賢二 (繊維2課長)
白石涼子 …… 中村ゆり (食品2課長、4歳の子持ち)
宇野道隆 …… 松澤一之 (営業部長)
寺崎京介 …… 矢柴俊博 (資源2課長)
鳴海亮太 …… マギー (資源1課長)

野田圭一(声)

戸口宏 …… 隈部洋平 (繊維2課)
松原章雄 …… 菅野久夫 (囲碁の人)
江部微 …… 宮川一朗太 (新しく3課へ)

内田滋、児玉頼信、牧村泉三郎、若杉宏二、川井つと、小林一英
古川慎、最所美咲、米本来輝、安藤瑠一、のーでぃ、松長ゆり子
君島光輝、水野智則、もういくや、川越たまき

浦野博士、渥美麗、見瀬智、今井一樹



inserted by FC2 system