家売るオンナ
(2016年7月期・日テレ・水曜22時枠)

脚本 - 大石静
音楽 - 得田真裕
主題歌 - GReeeeN「beautiful days」
チーフプロデューサー - 伊藤響
プロデューサー - 小田玲奈、柳内久仁子
演出 - 猪股隆一、佐久間紀佳、山田信義

http://www.ntv.co.jp/ieuru/





第7話 ダメ社員白洲美加vs三軒家家爆売りの乱でGO
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屋代はお得意さんである竹野内工業の社長・竹野内幸一に呼ば
れて尋ねる。屋代は新しい新築マンションがあるとしてセールス
するが、相手は今日呼んだのは別件で末娘の相手を探している
のだという。多くは望んでいないが仕事が出来て学歴が高く、
高身長の人が良いという。娘の名前は佑奈。クッキングスクール
の師範をしているがなかなか見合いさせているものの相手が
見つからないとのこと。縁談がまとまれば娘の新居にするので
マンションを購入すると約束する。

屋代が居ない為に朝礼は万智が発言する。
土日に10件以上アポが取れている人は居るのか?と問うが誰も
なく、足立が唯一5件以上取れていて、1件も取れていないのは
美加だけだった。万智はチラシのポスティングにGo!と告げ、
宅間に監視役を命じる。

そんな中美加の職場に母・貴美子が現れる。
家を売りたいのだとし、夫の保と離婚すると語る。どうして
そうなのかという美加に対して、父さんから昨日言われたこと。
父さんは女の所に出て行ったとしこれは浮気ではないと語る。
離婚届も置いて行ったと。美加は私の家でもあるので売らないで
欲しいというが、美加が売らないなら別の仲介者に頼むという。
すると万智がやってきて私が必ず売りますと語る。
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いよいよ美加にやる気を起こさせる為の行動・事象が起きた
事と、万智が家を売ることに拘る理由というものが詳細に
描かれたというところだろうか。まぁ以前にもホームレスになった
ことは描かれていたのでそうサプライズ的なものでもなかった
けど、それでも過去との決別に於ける人生の先輩として美加
にアドバイスしていく姿は印象的。

キャラクターの造形がどうしてもマンガっぽ過ぎるのでなかなか
ドラマの中の万智に対する感情が移入出来なかったけど、
ここにきて繰り返し唱えていた「GO」の使い方のバリエーション
を提示したことで面白いものになったし、家族とは何かという
ことに対して「記憶」だとするものが居たりして、必ずしも生ま
れ育った「家」だけが家族の絆をつなぎ止めるものではないと
いうことが上手く描かれた。

なんとかして家を守りたい美加だけど、流石にそれを守るだけの
テクニックもない。今までサボってきたことへのツケが回って
来たし、布施を頼りにするも残念ながら空振りに終わり、その後
家付きの土地という名目で建造物だけは守ろうとする美加の姿が
有った。彼女が家を売りたいなんて希有なことだとして万智は
喜んでいるところも有ったのかな。

庭野の見合い話の件は、声の小さい社長令嬢の佑奈との面白エピソ
ード。
万智への気持ちを後押しするためのものなんだろうけどね。



三軒家 万智 …… 北川景子 (テーコー不動産新宿営業所)
屋代 大 …… 仲村トオル (テーコー不動産新宿営業所)
白州 美加 …… イモトアヤコ (テーコー不動産新宿営業所)
庭野 聖司 …… 工藤阿須加 (テーコー不動産新宿営業所)
足立 聡 …… 千葉雄大 (テーコー不動産新宿営業所)
布施 誠 …… 梶原善 (テーコー不動産新宿営業所)
八戸 大輔 …… 鈴木裕樹 (テーコー不動産新宿営業所)
宅間 剛太 …… 本多力 (テーコー不動産新宿営業所)
室田 まどか …… 新木優子 (テーコー不動産新宿営業所)

珠城 こころ …… 臼田あさ美

中村啓子(声)

白州貴美子 …… 原日出子 (美加の母)
白州保 …… モロ師岡 (美加の父)
竹野内幸一 …… 大河内浩 (竹野内工業の社長、屋代と付き合い)
竹野内佑奈 …… 華子 (三女、29歳、声が小さい)
大川 …… 桜井聖 (三つ子が生まれる)
理恵 …… 櫻井淳子 (屋代の元妻)
久保田 …… 佐伯大地 (住宅展示場販売員)

関幸治、中津川朋広、鈴木隆仁、ささき三枝、徳橋みのり



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