IQ246 〜華麗なる事件簿〜 (2016年10月期・TBS・日曜21時枠) 脚本：泉澤陽子、栗本志津香、原涼子 プロデュース：植田博樹 演出：木村ひさし、坪井敏雄、韓哲 http://www.tbs.co.jp/IQ246/ 第4話 天空の密室に響く殺人協奏曲 -------------------------------------------------------- 土門賢治は助手の不知火真人が自分の患者を勝手に治療したこと に対して激怒する。オレの患者はオレの治療を受けたくて来て いるのだと。 駐車場に行くとピアニストの二本松由里が土門の元を尋ねる。 土門は由里に今までのカルテを渡すと彼はこれからニューヨーク に行って谷佐枚子と再婚するのだという。由里は院長に話すと いうが、医者はもう引退していくのだと。なんて勝手な男なのか として由里は憤る。 法門寺は瞳のピアノを聞く。そして法門寺は自分が作曲したもの が楽譜におこされ瞳がそれを弾くが兄さんに音楽的才能はない と言われてしまう。 国際パインダー音楽大学の講堂では、二本松由里の講義が行わ れていた。由里は新東京国際クラシックコンクールで受賞した ピアニスト。岩村加奈の演奏を褒める中、18時から1時間、 発表会のリハーサルをするという。由里はリハーサル室で聞いて いるので順番通りに弾いていってくれと語る。リハーサルが 始まる中由里は音楽を録音して出て行く。 土門のタワーマンションにいく由里。土門が住む最上階の ペントハウスは厳重なセキュリティが施されて居てパスワード を知らなければいけない仕様だった。土門に対して5分で良いから 話をさせてとし中に入れてくれと語る。土門が後ろを向いていた 際に由里は部屋の置物で彼の後頭部を殴り、そして部屋に有った 包丁を使って刺す。室内は強盗が入ったように偽造して逃げる。 なんとかリハーサルが終わる前に間に合った由里はさもその場 に居たように振る舞い、生徒達に7時半からは食事会だと語る。 種子と山田が捜査している中法門寺たちがやってくる。 日本医学会より頼まれて来たという法門寺。被害者は欧慶大学 総合医療センター・外科系統括部長の土門賢治(58歳)。置物で 殴られナイフで背中側から刺されているという。凶器に指紋は なく死亡推定時刻は18時30分から20時30分。妻とは半年前に 死別し独身で一人暮らしだったという。法門寺は目を見て コンタクトをしているのにメズネもしていること。グレープフ ルーツがテーブルに置かれていること。音楽をヘッドホンを かけて聞いていただろうが大音量だったこと。ジャズのCDの中 に一枚だけクラシックのCDがある事に気がつく。 -------------------------------------------------------- 公演中に抜け出して殺害するって「古畑」でも有ったトリック だったな。 ただ大学からタワーマンションまではどのくらいの距離が有った のか謎だけどちょっと遠すぎるのではないかという気がする。 距離が有ればそれだけ目撃者に見られる可能性は否定出来ない しね。 また防犯カメラ映像を入れ替えるという流れも少々強引過ぎた。 それに気がつくところは流石だと思わせるけど、結局誰が その映像をすり替えたのか。 何よりも服をわざわざ大学に隠したという意味が分からない。 コンタクトレンズをしていたのにメガネをかけていたという所に 気がついたり左効きだということで、CDを手渡す時に咄嗟にどちら の手を出すのかなと思って見て居たけど、静電気の方の流れを 優先してコンタクトレンズの流れに繋げてしまった。 服に付着して居るかも知れないと言われたからといっても普通なら 今でも付着して居るのではないかと考えるよりも、寧ろ何処かで 落ちているハズだと感じるだろう。 ジャケットの中のあなたを汚したくなくて封を開けてなかったと 言われても相当無理があるな。暗証番号の90211691が逆向きに 見れば母親の誕生日だと気がつかない由里もどうかしている。 先入観から父親を悪者なので母親のことは愛していなかったと 決めつけすぎていた為に盲目になってしまったのか。 脳腫瘍で耳が聞こえづらくなっていたのに会話は普通にしていた 感じだし、娘の為にアリバイを作った父親としての行動を考える と、服に血でも付いていない限りは現場に彼女が居たという立証 はなかなか難しかったようにも思える。 少し奏子の存在感が出て来たところは面白いかな。 法門寺沙羅駆 …… 織田裕二 (「学究派」の法門寺家IQ246) 和藤奏子 …… 土屋太鳳 (警視庁捜査一課の新人刑事。護衛役) 89代目賢正 …… ディーン・フジオカ (法門寺家に仕える執事の89代目) 森本朋美 …… 中谷美紀 (法医学専門医・監察医) 警視庁 山田次郎 …… 宮尾俊太郎 (警視庁捜査一課の刑事) 今市種子 …… 真飛聖 (警視庁捜査一課の刑事。山田とコンビ) 棚田文六 …… 篠井英介 (警視総監。88代目) 88代目賢丈 …… 寺島進 (法門寺家88代目執事) 法門寺瞳 …… 新川優愛 (沙羅駆の異母妹) 足利尊氏 …… 矢野聖人 (森本朋美のアシスタント) 豊臣英吉 …… 佐伯新 (課長) 淀 …… 佐藤弓子 (法門寺家のお手伝い) 寧々 …… 信江勇 (法門寺家のお手伝い) 二本松由里 …… 国仲涼子 (クラシック・ピアニスト) 土門賢治 …… 金田明夫 (欧慶大学総合医療センター・外科系統括部長) 岩村加奈 …… 丹野未結 (国際パイルダー音楽大学生徒) 音大生 …… 鳴神綾香 不知火真人 …… 板倉武志 (医者、土門の部下) 倉佐枚子 …… (土門の再婚) 杉尾真、伊藤隆佑(アナ)