いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう (2016年1月期・フジTV・月曜21時枠) 脚本：坂元裕二 プロデュース：村瀬健 演出：並木道子　石井祐介　��野舞 http://www.fujitv.co.jp/itsu_koi/index.html 第8話 好きです -------------------------------------------------------- 木穂子と音は一緒に会話していた。 恋愛とは衣食住だという木穂子。最初は自分を着飾る衣装で 次に恋愛は食べるものになるという。最後は住むものになると。 私の恋愛は今住むものだという。彼からのプロポーズを待って いるところとのこと。音もプロポーズをされたら受けないと ダメだとしてアイツにもいつか良い人が見つかるという。 音はその頃両親の葬式のことを思い出していた。火葬場に居た 際に一人でチョークを使って地面に落書きをしていたこと。 練は小夏のために弁当を作る。音もまたご飯を炊いて、残った ご飯はラップに詰めて冷蔵庫に入れておく。 音はバスに乗り遅れてしまう。 佐引と加持は練が5年ぶりに戻った為に体力が落ちたのではない かとしてからかう。 玲美と松川は介護している木口の話を聞く。 木口はパン屋をしていたこと。主人と2人で40年間、中学校の 前で店を開いていたので沢山の人が来たという。 練は嘉美に対してまた柿谷運送で働かせてくれたことに感謝 する。すると嘉美は積立金を練に渡す。以前そういって積み立 てていたでしょと語る。そんな中メンバー一同練が戻って来た ことを歓迎する。 一方春寿の杜でも丸山朋子は寿退社することでみんなから祝福 されていた。美織は先輩に指輪を見せてと語る。大輔はうらや ましがる。 -------------------------------------------------------- やはりドラマとしてのピークを過ぎてしまった感じもするけど、 冒頭では重くのしかかっていた5年の経過が、最後になって 5年の積み重ねが寧ろ一つの価値観の共有にも繋がっていて、 その価値観こそ大事なものだということが人間関係にとって大事 なものだとして描かれて行く。 練は5年の時を経て職場に戻るが、その時のまま仲間たちが受け入 れてくれたことも嬉しかっただろうし、何よりも練は音との 出会いの時のことを詳細に覚えていて、一見すると音は5年間が 過ぎたことを主張しては、次の恋愛へと確実に進もうとしていたが いざファイナルアンサーの段階になって、朝陽と共有したであろう 良い時の思い出を相手が忘れていて、練は覚えているということが 二人の運命を分けている。 人はなかなか変わるものではないので、恐らく朝陽もそう人間性は 変わってはいないのだろうけど、立場とか周りの環境で自分らしさ を見せられない辛さというのは有るのだろうね。 佐引さんだけが覚えていた練の誕生日。 不器用な人で当初はどうなるかと思ったけど、今でも引っ越し屋で 働いている辺り、意外と地に足がついている人なのかな。 気になるのは相変わらず晴太がどんな人物なのか分からないこと かな。小夏を支える役割みたいだけど、彼は何をしているのかな。 互いに好きなことを言い合って相性の良さを改めて実感させる。 "アルアル"的な例をあげてのやりとりは、坂元さんらしいところ。 桃缶を見てまだ気持ちが残っていると感じて告白したのかな。 杉原音 …… 有村架純 (シングルの母を失い北海道へ、関西弁) 曽田練 …… 高良健吾 (運送会社"柿谷運送") 日向木穂子 …… 高畑充希 (広告代理店勤務、練の彼女?) 井吹朝陽 …… 西島隆弘 (リハビリ療法士) 市村小夏 …… 森川葵 (練の後輩、デザイナー目指して上京) 中條晴太 …… 坂口健太郎 (練の友達、流浪の旅) 神部正平 …… 浦井健治 (大手介護施設"春寿の杜") 井吹和馬 …… 福士誠治 ("春寿の杜") 加持登 …… 森岡龍 (運送会社"柿谷運送") 船川玲美 …… 永野芽郁 ("春寿の杜"、彼氏がいる) 丸山朋子 …… 桜井ユキ ("春寿の杜"、音の先輩) 源大輔 …… 我善導 ("春寿の杜") 西野美織 …… 林田岬優 ("春寿の杜") 佐引穣次 …… 高橋一生 (運送会社"柿谷運送"、金髪) 神谷嘉美 …… 松田美由紀 (運送会社"柿谷運送"社長) 井吹征二郎 …… 小日向文世 (介護事業、富豪) 仙道静恵 …… 八千草薫 (練の良き理解者) 木口 …… 草村礼子 (元パン屋、認知症) 松川 …… 松本穂香 ("春寿の杜"、新人) 幼少期の音 …… 平澤宏々路 中内 …… 森喜行 (東桜工業、再建案を提出するが・・) 高木眞之介、横田美紀 ラリソン彩華、滝沢めぐみ、新川晃啓、大谷麻衣