神の舌を持つ男
(2016年7月期・TBS・金曜22時枠)

演出 - 堤幸彦、伊藤雄介、加藤新
脚本 - 櫻井武晴
音楽 - 荻野清子
主題歌 - 坂本冬美「女は抱かれて鮎になる」
プロデュース - 植田博樹、楠千亜紀

http://www.tbs.co.jp/ranmaru_tbs/





第2話 湯煙に霞む親子の情、間欠泉のトリックを暴け
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3人はミヤビが居るとされる鐵友温泉にやってくる。
寂れた温泉街だという光。蘭丸はホントにミヤビさんはここに
居るのかと不安になる。そんな中、バンはガス欠のランプが
ついて停まる。ヒバゴンが居そうな場所だ。
蘭丸は目の前に日本のパイプが通っていることを知り、寛治と
光に触ってもらう。寛治が触れた方は高温でヤケド。光が触れ
た方は冷たかった。そこに重吉がやってくると源泉管に触って
はいけないと語る。その風貌に寛治はつげ義春かと呟く。
源泉の水圧は不安定で、源泉と水道管を混ぜて適度な水温に
調節しているのだという。

温泉旅館、南出田楼に行くと女将の順子が対応に出る。
ミヤビは夕べお座敷を終えると今朝出て行ったという。今日は
ここに一泊するしかないが金がないという。番頭の芳井が階段
から転げ落ちるようにしてやってくる。金がないが寛治は、
大津のヘースケのことを引き合いにだし、ここに蘭丸は孫であり
弟子だと語る。ウチには客一人しかいないのでそれも必要が
ないというが・・・そんな中一人息子の天童が帰宅する。
客が居ないのなら泊めてあげればいいんじゃないかと語る。
天童は10年ぶりに帰郷していた。今まで一体何処に居たのかと
順子は語る。デザイヤー(ウェブデザイナー)になったのかと
すると仕事はここでも出来るので戻ったという。駅前の山菜
ソバ店で三人の女性客を連れて来たと語る。仲居頭の悦子に
対して三人を従業員扱いで泊めるよう告げる。三助の指名が入った
ら来るという。そんな中、湯守をしている温泉宿の主の重吉が
戻ってくる。先ほど源泉管のところで有った男性だった。
息子さんが戻って良かったですねと語ると、初耳だとして息子の
元にすっ飛んでいく。
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鐵友温泉の間欠泉の前で男性の遺体が発見され、女性の悲鳴で
気がつく。逃げる姿からその女性はミヤビだと思われたが
走って逃げられてしまう。警察はミヤビを容疑者とした為に
蘭丸が真実を解き明かして彼女の無実を晴らそうと考える。
この界隈の源泉の成分は酸性、含硫黄、炭酸水素塩泉。
死因は硫化水素だとし、1000ppmの濃度をかければ即死するが
ここの間欠泉は0.1%だと語る。そこに目黒町長が現れると間欠泉
での事故ではないと告げ、2サスマニアの光は後頭部に傷が有る
ことを指摘する。しかし倒れている場所には頭をぶつける障害物
など無かった。

2話目にして飽きてしまった(笑)
果たしてこれを10話分も見られるかどうか。
一番笑った小ネタは、容疑者として重吉が任意同行を求められる際
にそれを拒んだ重吉が警察官に引っ張られる際に次朗さんが
「大カブか」と突っ込んだところかな。
昔確かそんな絵本が有ったよな。

正直重吉が遺体が偽装する必要なんてまるで感じないものが有ったし
早朝で人が居ないとはいえ徳井優さんが屋良学さんの遺体をあの場所
から運べるとも思えなかった。

蘭丸の舌が何故神がかっているのかの一端が描かれたのかな。
5歳の時の描写が描かれていた。
こんな能力よりも社交性が欲しかった。
父の教え、父の残してくれるものに関して、温泉旅館との親子関係
との違いがちょっぴり切なくも感じる話だったかな。


朝永蘭丸 …… 向井理 (京都大学薬学部在学中の大学院生)
甕棺墓光 …… 木村文乃 (カメンボ、古物商)
宮沢寛治 …… 佐藤二朗 (蘭丸と光の旅に同行する男)
朝永平助 …… 火野正平 (伝説の三助)

津村重吉 …… 徳井優 (温泉旅館、南出田楼)
順子 …… 山村紅葉 (女将)
天童 …… 中尾明慶 (息子、ウェブデザイナー)
悦子 …… 江口のり子 (仲居)
芳井 …… 志賀廣太郎 (番頭)
目黒町長 …… 斉木しげる (群馬県、町長)
朝永竜助 …… 宅麻伸 (京大薬学部、蘭丸の父、滋賀県伊吹山の研究所)
茶城 …… 松澤一之 (刑事)
若井 …… 森岡龍 (若い刑事)
牧野 …… 越村友一 (泉質分析マニア)
嶋村 …… 屋良学 (被害者、泉質分析マニア)

大蔵愛、船橋聖子、睦奥なつ芽、比佐仁、櫻井優輝
テツandトモ(写真)



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