神の舌を持つ男
(2016年7月期・TBS・金曜22時枠)

演出 - 堤幸彦、伊藤雄介、加藤新
脚本 - 櫻井武晴
音楽 - 荻野清子
主題歌 - 坂本冬美「女は抱かれて鮎になる」
プロデュース - 植田博樹、楠千亜紀

http://www.tbs.co.jp/ranmaru_tbs/





第4話 天空の密室温泉殺人事件
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昭和10年、寒村のある村に女房を寝取られた勘違いの男が村人
を襲った。それから80年・・・

蘭丸たちはワゴン車で次にミヤビが訪れるとされている毛増村
温泉郷にやってくる。すると蘭丸たちはミヤビとすれ違い、
蘭丸は車を飛び降りて追いかけようとするが、突然崖崩れが
発生。ドンキで買い物帰りの町子はその土砂に巻き込まれそう
に成るが寛治が身を挺して助ける。
そんな中崩れた土砂の中から白骨遺体が発見される。
ちぎりの里ではみんな食材をちぎる光景が有った。この辺の
名物のちぎり鍋はそのお陰で味が染みこむのだという。
波外ノ湯に到着。20km四方に温泉はここだけしかないとのこと。
仲居は老婆2名、そして村長の赤池らがやってくる。
寛治たちは一泊したいが金が無い事を告げ、いつものように
大津のヘースケのことを話すと、仲居はその存在を知っていた。
しかし今はウチには宿泊客が1組しかいないとされるが、息子の
タツヤが助言して泊めてくれることに。そんな中、土砂崩れの
有った現場近くに駐めて有る車の中から刃物が有ったとして騒ぎ
になる。光はあの刀は豊臣時代の刀狩りのものだとするが、
村人は村に刃物を持ち込んだのかとして憤慨する。
すると都がやってきて突然歌を歌う。「人がいっぱい死ぬ、男が
いっぱい死ぬ」と。町子に都を連れて帰るよう告げる。
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横溝正史系のネタで攻めて来たエピソード。

一番のサプライズがミヤビの正体が分かったことなのかな。
まさかの広末涼子さん。滅茶苦茶カワイイ。

今回は早くも蘭丸と寛治の出会いも語られたけど、
こういうカンフル剤を入れないとダメだと踏んだのか。

正直小ネタだけで成立させられる程の内容ではない。
これが30分枠のドラマなら良いんだけど・・・

老婆が会う度に増えていくところとか面白いけど、シナリオ自体
はイマイチ。
刃物が使えないので料理はちぎるしかない。
ちぎる=契りということで、過去の事件に刃物が関係していて何らか
の村人達の示しあわせが有ったりするのかな。

出演している人はなにげに豪華で贅沢な使い方しているんだけどね。

松岡恵望子さん、幸薄そうだけど、風呂に入って三助のテクを受けて
居る時の美しさみたいなものを感じたな。

蘭丸の能力も舐めるのではなく、臭いだけでかぎ分けられるという設定
の方が良かったな。死体を舐める訳にもいかないしね。
最初の頃は粒子を感じるだけで分析していたけど、わざわざ舐めない
とやっぱりダメなのかな。


朝永蘭丸 …… 向井理 (京都大学薬学部在学中の大学院生)
甕棺墓光 …… 木村文乃 (カメンボ、古物商)
宮沢寛治 …… 佐藤二朗 (蘭丸と光の旅に同行する男)
朝永平助 …… 火野正平 (伝説の三助)
なぞの男 …… 赤星昇一郎
朝永竜助 …… 宅麻伸
幼少期の蘭丸 …… 櫻井優輝

雅 …… 広末涼子 (ダルマ芸者じゃないよ)
神村町子 …… 臼田あさ美 (次女、結婚の相手が居る??)
神村都 …… 徳永えり (三女)
神村里子 …… 松岡恵望子 (長女、生まれ付き身体が弱い)
赤池 …… きたろう (毛増村・温泉郷、ちぎりの里、波外ノ湯)
神村精進 …… 石橋蓮司 (住職)
駐在 …… 野添義弘 (殺される)
赤池たつや …… 柄本時生 (息子)
女将 …… 真飛聖 (波外ノ湯)
被害者妻 …… 村岡希美
被害者 …… 多田木亮佑
老婆 …… 松金よね子
老婆 …… 田岡美也子

龍坐、富永研司、清野佳津美、三輪江一、仲野元子、山下徳久
玉木きよし、前田ふみこ、今井正徳、青柳緑、柴田堂隆、栗原茂
橘あずさ、岩ゲント



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