神の舌を持つ男
(2016年7月期・TBS・金曜22時枠)

演出 - 堤幸彦、伊藤雄介、加藤新
脚本 - 櫻井武晴
音楽 - 荻野清子
主題歌 - 坂本冬美「女は抱かれて鮎になる」
プロデュース - 植田博樹、楠千亜紀

http://www.tbs.co.jp/ranmaru_tbs/





第5話 今夜も横溝系完結編!呪い唄に隠された秘密!!
--------------------------------------------------------
毛増村にやってきた三人だが土砂崩れで道がふさがれ戻れなく
なる。光の持ち込んだ骨董の刀はこの街では祟りを持ち込む
ものだとする住職とそれを止める町長で意見が割れるが、結局
村人はよそ者が来た事で、駐在が死に、そして宿泊客の夫・久
が亡くなったことで、三人は追われることになる。
捕まりそうになるところを町子はそれを止め、寛治は私の命の
恩人である事を語る。赤池のところで預かるということになる
中、辰也が漫画家を目指していることをそこで初めて知る。
そして町子からこの街の祟りのことについて改めて尋ねる。
この街によそ者から来た夫婦が住むようになった昭和10年に
夫は仕事の間に妻が夫の不在の間に次々と村人と寝た為に
それを知った夫は寝た男たちを次々と殺害したもので11人が
殺されたという。夫も殺されるが、この恨みは晴らさずにして
おくかとして亡くなっていったとのこと。発見された白骨体は
その時のものだろうと。2サス好きの光は横溝系ねとし、子守
歌の中にヒントが隠されているハズだという。老婆たちは11番
まで歌えること。11番ということは元々は鎮魂歌として作られた
ものだろうとするが、その内容はあまりに下品な歌詞だった。
老婆は我々は闇っ子だとし、殺した男たちの娘であることを
告げる。村長に助けられた雷神寺の住職の先祖は祟りを恐れて
最後まで御婆たちを殺そうとしていた事を聞く。
そんな中辰也が居なかった。町子と二人でよく遭っているの
で遭いに行ったのではないかとするが、そんな中住職が恐れて
いたことが起きたとの知らせが入る。辰也が木に吊されて殺さ
れていたのだという。その殺され方は歌の歌詞の3番目だという
事を知る。早速蘭丸は色々と舐めまくって真相を解き明かそうと
する。
--------------------------------------------------------

結局今回は蘭丸が舐めまくって点と点を結ぶ作業をした感じ。
死体の手を舐めるとか、色々と不潔そうなところを舐めるという
行動は異性とキスが出来ずに、恋人が出来ないとされている
蘭丸にとってはかなり違和感は有るんだよな。

今回はミヤビさんと常に同行しているようなスキンヘッドのオヤジ
が誰なのかが判明。彼自身もストーカー状態で追いかけているって
辺りは違和感があるけど仕方が無いのかな。
ミヤビさんが何の菌も持たない唾液をしているというのは病気
だからなのかな。それにしては凄い勢いで移動しているけど。

前回から続いていた毛増村での事件。
当然ながら過去の事件に便乗した格好で、祟りなど存在せず。
事件というよりも事故死させてしまったものを隠す行動に出た人と、
たまたま人の死が多い現場で殺害することになった痴情の縺れたカッ
プルの物語が重なった感じ。

ただあながち祟りとも否定出来ないくらいに人が死んだよな。
しかもあの骨董の刀を巡る争いで人が死んでいるので、寧ろあの刀は
かなりヤバい(笑)

また今回は蘭丸との旅に出発する頃のエピソードまで披露されたので
終わりが近そうな気がする。五輪の影響で早く終わらせたりする
のかな。


朝永蘭丸 …… 向井理 (京都大学薬学部在学中の大学院生)
甕棺墓光 …… 木村文乃 (カメンボ、古物商)
宮沢寛治 …… 佐藤二朗 (蘭丸と光の旅に同行する男)
朝永平助 …… 火野正平 (伝説の三助)
藪 …… 赤星昇一郎 (医者)
朝永竜助 …… 宅麻伸 (父)
幼少期の蘭丸 …… 櫻井優輝

雅 …… 広末涼子 (ダルマ芸者じゃないよ)
神村町子 …… 臼田あさ美 (次女、結婚の相手が居る??)
神村都 …… 徳永えり (三女)
神村里子 …… 松岡恵望子 (長女、生まれ付き身体が弱い)
赤池 …… きたろう (毛増村・温泉郷、ちぎりの里、波外ノ湯)
神村精進 …… 石橋蓮司 (住職)
木村 …… 野添義弘 (駐在、殺される)
赤池辰也 …… 柄本時生 (息子)
栄子 …… 真飛聖 (波外ノ湯)
春代 …… 村岡希美 (被害者妻)
久 …… 多田木亮佑 (被害者)
老婆 …… 松金よね子
老婆 …… 田岡美也子

龍坐、柴山聖、清野佳津美、竹井洋介、仲野元子、谷川哲也
富永研司、テツandトモ、玉木きよし、前田ふみこ、今井正徳
青柳緑、柴田堂隆、栗原茂、橘あずさ、岩ゲント



inserted by FC2 system