神の舌を持つ男
(2016年7月期・TBS・金曜22時枠)

演出 - 堤幸彦、伊藤雄介、加藤新
脚本 - 櫻井武晴
音楽 - 荻野清子
主題歌 - 坂本冬美「女は抱かれて鮎になる」
プロデュース - 植田博樹、楠千亜紀

http://www.tbs.co.jp/ranmaru_tbs/





第9話 ミヤビの正体見たり、天城越え!殺人は初恋味
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もう少しで九十九温泉郷にもう少しで到着するところでいつも
のようにガス欠になる。蘭丸と光はいつの間にかのペアルック
に寛治も突っ込まざるを得なかった。
トンネルを越えれば九十九温泉だという中、トンネルの先には
ミヤビが男性・高木から金を受け取っているのを目にする。
更にトンネルには少年・駿の姿が有った。蘭丸は少年が通った
後に温泉の味を感じる。
公民館の芸者のキチ、貞奴、豆羽、小太郎たちからミヤビの情報
を尋ねると、今日着物のコンパニオンが温泉ホテルの仇母巣亭
のお座敷に来るとのこと。

仇母巣亭に行くと女将の華子に対していつものように三助をする
ので変わりに一泊無料にして欲しいと頼む。主人の建造は三助
だけでなく蘭丸たちの噂を聞いて好意で泊めてくれる。

温泉で高木という東京で会社をしているという男と知り合う。
この街が故郷だという彼だが、風呂上がりにカツラを整えて
いる姿を見ると、ミヤビと一緒にいた人物だと分かる。
ミヤビの事を尋ねると私の婚約者だという。蘭丸は信じられずに
パニクるが、本人が来るので確認すれば良いと宥める。

ついにミヤビと対面する蘭丸。どうしてずっと私につきまとう
のかと問われ私には好かれる資格はないという。それって婚約者
が居るからなのかと問う。そうだとして私のことは諦めてと語る。
しかし蘭丸は嫌だとしてボクにはミヤビしかいないことを語る。
人の気持ちは変わるものだというがボクは変わらないという蘭丸。
私の事など何も知らないでしょというと、ボクはあなたの味を
好きになったという。
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ネタは「ひょうきん族」の島崎さんのアダモちゃんですか。

トンネルをくぐる描写とか何処かで見た感じがするし、まるで昭和の
少年っぽい思わせぶりの子供が出て来た。
TBSの「モニタリング」じゃないですけど、見える人にしか見えない
幽霊シリーズじゃないのかと一瞬思った。

初めてミヤビの芸者っぷりが見られて良い感じだけど、やはり
ミヤビは普段移動中のあの髪型の広末さんは年齢をまるで感じない
かわいさがあって改めて広末涼子パワーを感じる。

アリバイの問題がドラマでは重要になってきそうだ。

そして今回はこれまでのミヤビに対する色々と謎な部分が全て
明らかにされた。グランギニュール氏病なんて本当にあるのかな。

そして今回はみんなが集うきっかけとなったことが描かれた。
特に寛治さんはなんで一緒にいるのか謎だったからなぁ。

芸者事情は今はあまり無い事かも知れないけど、昔はこういうのが
本当に有ったことなのかな。

ミヤビへの告白として愛とはいわず味というところがまた微妙。
その微妙さがこのドラマを最後まで微妙なところに追い込んだ要因でも
あるな。


朝永蘭丸 …… 向井理 (京都大学薬学部在学中の大学院生)
甕棺墓光 …… 木村文乃 (カメンボ、古物商)
宮沢寛治 …… 佐藤二朗 (蘭丸と光の旅に同行する男)
朝永平助 …… 火野正平 (伝説の三助)
藪勘造 …… 赤星昇一郎 (医者)
朝永竜助 …… 宅麻伸 (父)
幼少期の蘭丸 …… 櫻井優輝

雅(平良カマドメガ) …… 広末涼子 (ダルマ芸者じゃないよ)

高木雄三 …… 岩尾万太郎 (東京で会社経営、倒産、ミヤビの元婚約者)
キチ(里中静流) …… 久世星佳 (芸者)
貞奴(鷹園亜子) …… 猫背椿 (芸者)
豆羽(宇野佐和子) …… 肘井美佳 (芸者)
小太郎(小林美香) …… 信川清順 (芸者)
小野寺華子 …… 烏丸せつこ (ホテルの女将)
小野寺建造 …… 不破万作 (ホテルの支配人)
田島梅之丞 …… 六平直政 (ベテラン刑事)
若葉悟 …… 矢野聖人 (若い刑事)
小野寺駿 …… 中澤準 (少年)

出口哲也、関口晃弘
サマーズ・ローズ、センニ



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